「プログラミング教育 X クリエイティブ教育」小学生クリエイター育成するプログラム「Kids Creator’s Studio」成果報告会を3月27日に開催 #アドビ教育

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小学生クリエイター育成プログラム「Kids Creator’s Studio」

アドビが昨年10月から株式会社CA Tech Kidsと共同で開講する、プログラミングとクリエイティビティを学びながら「アイデアを実現する力」を育む小学生向けのクリエイター育成プログラム「Kids Creator’s Studio」は、いよいよ大詰めをむかえ、本コースを受講する小学生5名の成果報告会を3月27日(火)にプレゼン形式で行います。

「Kids Creator’s Studio」はアドビと、サイバーエージェントの子会社で2013年から小学生向けのプログラミングスクール「Tech Kids School」などを運営するCA Tech Kidsがそれぞれのノウハウを活かして実施する本格的なクリエイター教育プログラムです。昨年8月に第1期生の募集を開始し、小学3~5年生を対象に5名の受講生が選ばれました。生徒らは半年間におよぶSwiftを用いたプログラミング学習や、Photoshop、Illustrator、Adobe XDやPremiere ProなどAdobe Creative Cloudのクリエイティブツールを学び、プロのデザイナーからデザイン思考を学ぶクリエイティブ講義をへて、自分の身近な課題の解決に取り組むオリジナルiPhoneアプリを開発してきました。

https://blog.adobe.com/media_abfa0f3eed622849586577a786dfcb9cfe0742e5.gifアドビとCA Tech Kidsが小学生向けのクリエイター育成に取り組む背景に、日本の教育現場での創造性を育むための授業が充実しているとは言えない状況があります。アドビが12歳から18歳までを対象に行った調査「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ 世代:未来を作る)」によると、自らを「創造的(Creative)である」ととらえている若者の割合は、グローバル平均(アメリカ・イギリス・オーストラリア・ドイツにおける平均値)で44%にのぼる一方、日本ではわずか8%に留まっており、若者のクリエイティビティを養う教育が日本では特に不十分である現状が浮き彫りになりました。また、アドビが1月に発表した調査で、「創造的問題解決能力」の育成を妨げる主な要因のひとつに、「教員のソフトウェアに関する研修の機会が不足している」と答えた割合が、他国では約5割程度にとどまるのに対し、日本では約7割以上という結果がでており、アドビは子供たちが直接クリエイティブツールを学ぶ機会が必要と考えました。

https://blog.adobe.com/media_82a9d23fc3482aff4f746ff5931a08208d4507c1.gif受講生のプロフィールやこれまでの講座の様子は、「Kids Creator’s Studio」の公式ウェブサイトをご覧ください。

■「Kids Creator’s Studio」成果報告会
日 時:2018年3月27日(火) 13:30~15:30 (13:00 開場)
会 場:ゲートシティ大崎 ホールB
東京都品川区⼤崎1-11-1
交通アクセス http://www.gatecity.jp/access/
内 容:・5人の受講生による自作iPhoneアプリのプレゼンテーション
・教育関係者を交えたトークセッション
参加料:無料(事前登録制)
参加お申込み https://techkidsschool.jp/event/kcstudio/presentation/

ご参考:
クリエイティビティを育むスタディプログラム「Kids Creator’s Studio」
「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ 世代:未来を作る)」
「学校現場における『創造的問題解決能⼒』 育成に関する調査」