@yhassyの週刊UX : 海外で話題になったUX最新情報 その4 | アドビUX道場 #UXDojo
@yhassyの週刊UX
毎週、海外で話題になっている UX関連の情報をピックアップ。今すぐに役立つ情報から、将来の動向を予感させる学びのある記事までダイジェストで紹介します。今週の気になるトピックはこちら4つ。
デザインカンプからコード生成される日も近い?
Adobe Senseiをはじめ、人工知能がデザインの仕事の一部になり始めています。手間がかかっていた作業が減り、「ユーザーニーズに応えるための設計」という本来の仕事ができる時間を増やしてくれるもしれない人工知能。研究段階のものでも、将来はこういう働き方ができるかもしれないと感じさせる技術がでてきています。
Emil Wallnerさんはディープラーニングを活用して、画像としてて書き出されたワイヤーフレームからコードを生成するプログラムを開発しました。ワイヤーフレームと生成されたコードを繰り返し学習させることで精度を上げているそうです。記事は技術的な解説がしっかりされているので、ディープラーニングに興味がある人は記事の熟読とGitHubレポジトリをチェックしてみてはいかがでしょうか。
フリーランスデザイナーの仕事の取り方
デザイナーであれば、ポートフォリオを作るのが当たり前と思いがち。しかし、それだけが仕事を得るための唯一の方法ではないということが分かる記事。デザイナーのRobert Williamsさんが、どのようにデザインで食べていけるようになったのか自身の体験を基に書いています。
デザインの話というよりマーケティング寄りのお話。コミュニケーション力を高めてデザイナーとして自分をどう売り込むかが書かれています。デザインを見ただけでは差別化が難しいからこそ磨いていきたいスキルです。以下がWilliamsさんが学んだデザインの売り込み方。
- 汎用性のある提案ではなく、ターゲットを絞った提案にする
- 「良いデザイン作れます」ではなく、ビジネスサイドに響く言葉を使う
- ソーシャルメディアで無闇に投稿するのは非効率なので、ビジネスチャンスがあるところに提案を送る
- 案件を見逃さないように、Webサービスを利用して自動化する
新しいユーザーインタラクションを覗いてみよう
出典: Physicality
アプリ、Webデザインと異なり、AR / VRはデザイナーにとって新境地。ベストプラクティスと呼べるものも少なく、多くのクリエイター達が試行錯誤をしながらつくり続けています。
今AR/ VRでどのような表現と操作が可能なのかを知りたければ、このギャラリーサイトは良いインスピレーションになります。専用機材を持っていなくても、見た目の分かるビデオが付いているのが嬉しい点です。
狭いスクリーンを上手に活用
MacBookみたいな小さなスクリーンだと、スペースを最大限に活かして仕事がしたいところ。ウィンドウを整理するためのアプリはたくさん存在しますが、最近試していて感触が良いのがVEEER。
類似アプリだと複雑なショートカットを覚える必要がありますが、VEEERであれば覚えておかければならないのは「CTRL + Command」だけ(設定でOptionに変えることもできます)。あとは移動したい方向キーを押すだけ。上下左右だけでなく、右上(1/4ウィンドウサイズ)もできます。設定画面も含めてUIの見た目が良いのもプラス。