@yhassyの週刊UX : 海外で話題になったUX最新情報 その6 | アドビUX道場 #UXDojo
@yhassyの週刊UX
毎週、海外で話題になっている UX 関連の情報をピックアップ。今すぐに役立つ情報から、将来の動向を予感させる学びのある記事までダイジェストで紹介します。今週の気になるトピックはこちら4つ。
忙しい日々だからこそ立ち止まろう
成果物を作らなければならないのに、なかなかアイデアが思い浮かばない。自分の中で納得できるものが作れない。そんな行き詰まりを感じることがあると思います。とにかく手を動かそうとしても、それすら出来ないこともあります。作れない状態が続くことが、ますますストレスになるケースもあるでしょう。
記事では行き詰まりになる 5 つの理由を紹介しながら、それぞれへの対処法について解説しています。
- そもそも考えすぎ
- 失敗を怖がりすぎ
- 適したルーチンになっていない
- 生活・環境の変化による悪影響
- 頑張りすぎ
誰にでも起こりうる行き詰まり。これもクリエイティブプロセスの一部と捉えてあれこれ試す。行き詰まったからといって閉じこもらないのが、抜け出すための第一歩です。
女性による素敵な書体
3月8日は国際女性デーでした。この日に合わせて女性デザイナーが作ったTypekitで使える書体を紹介しています。言語もスタイルもたくさんある中で日本からは西塚涼子さんのかづらき SP2Nが紹介されています。
Typekitに書体を公開しているデザイナー 400人のうち、何人が女性かは不明みたいですが、この記事で紹介されている数より多いのは間違いありません。記事の最後の方に女性書体デザイナーの動きをフォローできるリンクが用意されているので、興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
目指すべきものが見えてくる?
What Design Chiefs At Uber, IBM, And Microsoft Care About In 2018
有名企業でリーダーとして働くデザイナーは何を考えているのでしょうか。2018年の展望はどんなものなのでしょうか。世界を代表する企業のデザインリーダーが広い視野をもって仕事をしていることを気付かされる内容です。
UberのMichael Gough:「我々のデザインが人々の生活や経済に大きな影響を及ぼすからこそ、各国の基準・考え方に寄り添ったものにしていきたい」
HopelabのChris McCarthy: 「テクノロジーが生活にどんどん入り込む一方、それによる負の影響もある。その負の影響を最小限に抑えながら人々に良いプロダクトやサービスを提供していきたい」
IBMのPhil Gilbert: 「デザインやテクノロジーは傲慢な立場になりやすいので、より良いフィードバックの集め方を模索していきたい」
MicrosoftのTim Allen: 「ユーザーを巻き込んだインクルーシブデザインは今後ますます重要になる。すべての人を対象にしたひとつのものを作るのではなく、あらゆる状況でも使える手段を提供すべき」
あなたのデザイン、実は見えていないかも
macOSで使える色コントラストチェッカー。Photoshopをはじめ、アプリケーション内で使えるものはたくさんありますが、Contrastはメニューバーから気軽に使えるアプリです。
これは大丈夫と思える組み合わせも実はコントラスト比が足りないこともあります
素敵なデザインもコントラストがないばかりに読まれていない、気づかれていない場合があります。Contrastであれば背景色と文字色をスポイトツールで検出するだけ。WCAGという国際標準のガイドラインに準拠しているか調べてくれます。今までコントラストチェックをきちんとしていなかった人にオススメです。