無料スキャンアプリ「Adobe Scan」がアップデート。スキャンしたデータの追加、削除、並べ替えが可能に。トリミングや画像補正にも対応 #AdobeScan

連載

文字認識が可能な無料スキャンアプリ「Adobe Scan」特集

アドビは、無料スキャンアプリ「Adobe Scan」をアップデートしました。今回のアップデートにより、Adobe Acrobat DCやAdobe Photoshopなどのツールを使うことなく、スキャンしたデータの追加、削除、並べ替えができるようになりました。また、Adobe Document Cloudで保存したPDFデータにおいて、トリミングや画像補正などの作業を「Adobe Scan」のアプリ内でできるようになりました。以下、新しい機能について、詳しくご紹介します。

新たに追加された「スキャンを変更」で、複数ページにわたるPDFデータの修正や整理が可能に

Adobe Scanを開き、編集したいドキュメントの右下にある「・・・」をタップ

新たに追加された「スキャンを変更」。データの修正や整理は、ここから行えます

PDFページの追加方法

上記の「スキャンを変更」をタップした後、左下にある赤枠のアイコンをタップ

新たに写真を撮影してファイルを追加するか、既存の写真から追加するかを選択(ここでは「別の写真を撮影」を選択)

撮影画面に遷移。追加したい資料をスキャン

スキャン後の画面。右上の「保存」をタップして、ページ追加を完了

PDFページの並び替え方法

赤枠のアイコンをタップ

並び替えしたいページを長押し

長押ししたまま、移動したいページにドロップ。右上の✔をタップし完了

PDFページの削除方法

削除したいページを選択し、右下のアイコンをタップ

右の「はい」をタップすれば、選択したページの削除を完了

アプリ内で、PDFデータのトリミングや画像補正の作業にも対応

トリミングしたいページを表示し、赤枠のアイコンをタップ

PDFデータのトリミング調整ができます

向きを変えたいページを表示し、赤枠のアイコンをタップ

調整ができたら、右上の「保存」をタップして完了

これ以外にも、アドビのAI/機械学習プラットフォームであるAdobe Senseiにより、様々な撮影場面での光度に合わせたスキャンができるようになり、トリミング、画像補正の精度が向上しました。また、暗い場所でスキャンを行う場合、自動的にライトが点灯する機能も追加されています。

こちらの動画では、スキャン、ファイルの整理、文字検索、文字のコピー、ファイル共有の機能(Android)をご紹介しています。是非ご覧下さい。

OCR(テキスト認識機能)や文書検索といった強力なスキャン機能を搭載した無料スキャンアプリ「Adobe Scan」は、昨年6月にリリース以降、グローバルで730万回以上ダウンロードされており、月間アクティブユーザー数は230万人を記録しています。

Adobe Acrobat DCやAdobe Signと一緒に利用することで、Adobe Scanの活躍の場はさらに広がります。Adobe Scanで取り込んだドキュメントの編集や、取り込んだ文書に電子サインを付与して送信することもできるようになります。アドビは今後も、個人利用からオフィスの文書業務まで、様々なシーンで役立つ新しい機能をAdobe Scanで提供してきます。

スキャンアプリ「Adobe Scan」は無料です

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Adobe Scanは単なるスキャンアプリではありません。PDF作成ツールです。スマートフォンやタブレットを使って画像をスキャンし、汎用性の高いPDFに変換して作業時間を短縮させましょう。

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