顧客分析ソリューション分野に関する「The Forrester Wave」で、アドビがリーダーに選ばれる

客先や業界イベントで「顧客に関する貴重なデータは入手できているが、もっとうまく活用する必要がある」というコメントをよく聞きます。企業はデータには価値があることを認識しているのです。今日、どんな職務であれ、データから得た実用的なインサイトを活用して自社のブランドを向上させることが求められいます。

アドビの分析ソリューションは業界トップクラスです。それは、この業界を発展に導く強力なレガシーと、優れたブランド企業とともに築いてきた歴史によって実証されています。それでもやはり、独立系調査会社であるForresterによってAdobe Analyticsが顧客分析ソリューション分野のリーダーとして選ばれたのは誇らしいことです。

https://blog.adobe.com/media_473db9cf4bf5b3cc2560fec777bc4722e52a7056.gifThe Forrester Wave: 顧客分析ソリューション(Customer Analytics Solutions)、2018年第2四半期」では、アドビを含む9つのソリューションが、「現行の提供製品」、「戦略」、「市場でのプレゼンス」の3つのメインカテゴリー内の39項目にわたり評価されました。アドビは、顧客が最も重視するインサイト、アクション、ユーザビリティの点で最高得点を獲得しました。

顧客分析ソリューション分野でアドビがリーダーに選ばれたということは、私が客先で何度も耳にしてきた以下のことを裏付けていると言えます。

アクションに繋がり、ユーザーフレンドリーなUI

Adobe Analyticsがあれば、データを実用的なインサイトに変換するためのデータサイエンティストは不要です。アドビのお客様からは、導入のしやすさと、顧客やマーケティング活動を一元管理できる点において、好評いただいております。

Adobe Analyticsは、広告のエコシステムにデータを提供するだけではなく、マーケティングの最適化および自動化を支援します。お客様のデータは、オーディエンスのセグメンテーション、コンテンツの最適化、体験のパーソナライゼーション、予測インテリジェンス、キャンペーンの自動化、テスト、ターゲティングなどの複数のマーケティングワークフローに組み込まれます。これは、Adobe Analyticsが、アドビの顧客エンゲージメントソリューションおよび信頼できるパートナーの広範に及ぶネットワークネイティブにデータをフィードできるためです。

分析を加速させる素早いインタラクション

Analysis Workspaceでフリーフォームをドラッグ&ドロップ、ピボットおよび展開することでリアルタイムに可視化し、分析プロセスを大幅に加速させることができます。アドビは、レポートの制作時間を削減し、貴重な時間をよりインサイト分析に費やしたいというお客様の要望に応えるため、この機能を競合他社に先駆けて導入しました。

Analysis Workspaceのフリーフォームのツールを使用すると、これまでよりも短い時間でステークホルダーごとに個別のレポートを作成できます。急なリクエストの度に、カスタムレポートを実行する必要はなく詳細にデータを調べることができます。わずか数秒でデータ変更とピボットが可能です。これにより、レポーティングに必要なリソースを削減し、インサイトの収集に充てることができます。

詳細は、Analysis Workspaceの概要をご覧ください。

優れたカスタマーエクスペリエンスを実現

顧客分析には信頼性が高く、アクセス可能な顧客データが必須であるということを、手間のかかる体験を通して多くの方が気づいていることでしょう。分析を行う上で直面する課題の上位2つは、複数のソースからのデータへのアクセスとその品質の確保です。Adobe Analyticsを使用すれば、そうした心配は無用です。

Forresterは次のように述べています。「アドビは、高度な分析機能に重点を置いた、マーケターに配慮したソリューションを開発することで、『Make Experience Your Business(エクスペリエンスをビジネスの中心に)』という信念を持っています。『推奨したいと思う』という項目で10点満点を獲得した2社のベンダーのうちの1社がアドビです。このように答えた回答者の中には、『アドビは、特定のマーケティング活動のサイロ化に実用的なインサイトをもたらすだけではなく、体験を最適化してこそ完結するということを認識しているように思う』というコメントがありました。」

違いをもたらすAI

アドビは、Adobe Senseiによる人工知能(AI)と機械学習でAdobe Analyticsを強化し、Virtual Analyst(英語)で隠れた機会やリスクとなる「未知であることに気付いていない未知」の発見しやすくします。データ異常値の検出やコンバージョンに寄与するタッチポイントの分析などが可能になるため、瞬時にアクションを起こすことができます。

Forresterは次のように述べています。「アドビは、この分野における他のベンダーと同様に、人工知能というトレンドをつかんできましたが、、Adobe AnalyticsにおけるAdobe Senseiの機能のほとんどは、AIとしてリブランド化されるずっと前から存在していました。インサイトの発見を自動化するためにAIを活用するというアドビのビジョンは、データを重視するマーケターの共感を呼び続けるでしょう。」

詳細は、「The Forrester Wave™: The Forrester Wave: 顧客分析ソリューション(Customer Analytics Solutions)、2018年第2四半期」をご覧ください。

※本記事は、2018年6月11日にアドビシステムズAdobe Analytics担当プロダクトマーケティング シニアディレクターのジェフ アレン(Jeff Allen)が投稿したブログの抄訳版です。