Adobe XDをもっと使いこなすヒント! 第5回 固定要素の重なり順
Adobe XDをもっと使いこなすヒント!
この連載では、Adobe XDを便利に使うための様々なテクニックを、Adobe XDチームのツイートからピックアップしてご紹介します。今回は、固定要素と他の要素との重なり順に関連する機能をテーマに、3つのツイートを取り上げます。
Tip 1. 要素の位置を固定する
#adobexd #protip Select any object in the viewport (in Design mode) and select “Fixed Position” in the property inspector to make it stay in place while scrolling. @adobexd pic.twitter.com/PtGvTyhg6q
— Elaine Chao (@elainecchao) July 2, 2018
まず、デザインモードで、ビューポート上の固定したい要素を選択します。その状態で、プロパティインスペクタの「要素を固定」をチェックします。これで、プレビュー時にスクロール操作をしても、その要素はビューポート内の同じ位置に留まるようになります。
Tip 2. 固定した要素の重なり順
#adobexd #protip Your fixed position object can live anywhere in the Z-order. Play around with layer order for some unique interactions. @adobexd pic.twitter.com/erDibAT1MY
— Elaine Chao (@elainecchao) July 3, 2018
要素を固定しても、他の要素との重なり順は変わりません。つまり、スクロールすると、もともと固定要素よりも上にあった要素は、そのまま固定要素の上を通過します。
上のビデオで動作を確認できます。
Tip 3. オーバーレイとの重なり
#adobexd #protip The overlay always displays on top of all elements on the artboard, including fixed elements at the top of your Z-order. @adobexd pic.twitter.com/Szztb3cxrF
— Elaine Chao (@elainecchao) July 4, 2018
オーバーレイは、アートボード上のすべての要素のその上に表示されます。したがって、固定要素をオーバーレイの上に表示することはできません。
いかがでしたか?
これは便利そうだ!という使い方はあったでしょうか?
次回をお楽しみに!