フォトレタッチの極意25:消し跡が目立たない消去法

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連載

Photoshop フォトレタッチの極意

風景写真を撮る時には、通行人や電線、ゴミなどの障害物はできれば排除したいものです。が、どうしてもこれらの写り込みを防げない場合には、撮影後にPhotoshopで消去していくことになります。そこで今回は、邪魔なものを消すテクニックを紹介します。解説は、レタッチャー/ライターの桐生彩希さん。Shuffle by COMMERCIAL PHOTO」に掲載した内容から抜粋してお届けします。

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After(※クリックで拡大)

1、写り込んだ障害物を消去する

(1)「背景」レイヤーを複製する

(2)「スポット修復ブラシツール」を設定する

(3)消したい部分をドラッグする

(4)「パッチツール」を設定する

(5)消したい部分を選択する

(6)「コピースタンプツール」を設定する

(7)不自然な部分を修整する

2、「トーンカーブ」で明暗を補正する

(1)「トーンカーブ」を選択する

(2)コントラストを調整する

夕日に輝く波の眩しさを印象的に見せたいので、ハイライトの輝きを強調するように補正する。具体的には、「トーンカーブ」に作成した右上と左下のポイント2つのうち、右上のポイントを上に移動すればOK。この操作で明るい領域が重点的に明るくなり、ハイライトが強調されるようにコントラストが強くなる。

(3)露出を調整する

ハイライトを明るくした結果、全体の露出がイメージよりも明るい状態になっている。そこで、引き続き「トーンカーブ」で露出を補正する。線グラフの中央をクリックして3つ目のポイントを作ったら、イメージする露出になるようにポイントを下に移動。これで、ハイライトの明るさを保ったまま、全体の露出を暗くすることができる。

3、「トーンカーブ」で色を補正する

(1)「トーンカーブ」を選択する

(2)「ブルー系」を調整する

目指すは、はちみつ色の色彩。そのためには、イエローの成分を調整すると効果的。そこで、「トーンカーブ」のチャンネルを「ブルー」に変更し、線グラフの中央にポイントを作って下に移動。これで全体の色調をイエローに偏らせることができる。

(3)グリーンの偏りを軽減する

(2)の状態だと少しグリーンの偏りが気になるので、(2)で使用した「トーンカーブ」で補正を続ける。チャンネルを「グリーン」に変更したら、線グラフの中央にポイントを作り下に移動。これでグリーンの成分が減少し、相対的に補色のマゼンタが強くなる。全体の色調を確認し、問題なければ完成。

さらに詳しい解説は、Shuffle by COMMERCIAL PHOTO で連載中の風景&ネイチャー レタッチの教科書(解説・写真:桐生彩希)に掲載されています。サンプルファイルもダウンロードできますので、ぜひ挑戦してみてください!

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