Characterizerと、Character Animator CCに追加される画期的なイノベーションのご紹介 #CharacterAnimator #IBC2018

Adobe Character Animator CC の開発にあたり、私たちは高品質のコンテンツを、ライブでも使用できるほど高速にアニメーション化するまったく新しい手法を生み出すことを目指しました。そして本日、このAdobe Sensei の AI に基づくアニメーションツールの新機能を発表します。新たに搭載されたCharacterizer によりクリエイティブの可能性が広がり、リプレイ、マグネットをはじめ、アニメーション制作を高速化する数々の新機能を追加しました。

Characterizer

Characterizer は、昨年の Adobe MAX のスニークピークで Project Puppetron の名前で初披露された技術で、まもなく Character Animator CC に搭載されます。オリジナルのアートワークを Character Animator に取り込み、一定の音声を録音し、顔の表情を撮影するだけで、Character Animator がユニークなキャラクターを生成します。スライダーを使ってスタイルの適用レベルを調整したり、顔の部位や表情を微調整することで思い通りのキャラクターを作り出すことができます。

アニメーション制作の経験レベルにかかわらず、非常に短い時間で作品やパフォーマンス内に登場させられるオリジナルなパペットが作成できます。Character Animator の他のパペットと同様、ウェブカメラなどのネット接続されたカメラでパフォーマンスを撮影し、ご自身で作成した画像からアニメーション化したアートワークを作り出すことができます。

アニメーションというアートを発展させる数々の新機能

リプレイ: 爆笑の瞬間や完璧なタイミングのグータッチなど、撮影した最高のテイクを、ライブまたは録画されたパフォーマンスとして再活用できるよう、リプレイ機能を搭載しました。顔の表情や印象的なハイタッチなどを呼び出すことができるため、時間をかけて再制作する必要がなくなります。タイムライン上でリプレイをトリミング、延長、再配置およびブレンドし、最終的な結果を微調整しましょう。

マグネット: マグネットは、アニメーションをいっそう生き生きとさせるための新機能です。野球のボールを放り上げたり、コーヒーカップをつかむなど、パペットが物を投げたり、落としたり、拾ったりする動作を追加できます。

物理的動作におけるSquashiness パラメーター: 物理的動作の Squashiness パラメーターを調整し、パペットやシーンをさらに生き生きとさせることができます。シーン内のキャラクターやオブジェクトを伝統的なスタイルのアニメーションのように動作させることが可能です。

歩く動作の向上: ショルダースウェイとヒップスウェイのタグを新たに追加したことにより、歩いているところを斜め前から見たアニメーションが作成できます。歩行サイクルの新たなバリエーションです。

ヒストリーブックマーク: プロジェクトのヒストリーから過去のバージョンにアクセスできます。最初のバージョンや作業中のアートワークを失う心配なく、新しいアイディアやバージョンを自由に試すことができます。

フォーラムへの参加

新機能や機能の更新について質問がある場合は、Character Animatorフォーラムに情報をお寄せください。機能のリクエストやバグの報告はこちらからお知らせください。

参考リンク

この記事は、2018/9/12にポストされたIntroducing Characterizer and More Game-changing Innovation in Character Animator CCを翻訳したものです。