Adobe MAXで #スパイダーバース に飛び込もう #AdobeMAX #スパイダーマン

連載

Adobe MAX 2018

アドビとSony Pictures Animationは、最新アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の制作チームと協力し、スパイディファンのクリエイティブパワーを解放

蜘蛛の糸使いのスーパーヒーローのファンは、スパイダーマンになってきた人物の名前を覚えているでしょう。そして今回、そのマスクをかぶる男の名はマイルス モラレス。清潔感のある、犯罪を許さない若きヒーローが、そのスーパーヒーローの遺産を受け継ぐ運命を担います。アドビにとって、スパイダーマンはひとりの男または女に限られる話だとは思っていません。たくさんの人がスパイダーマンのマスクをかぶっている世界にお連れします。ようこそ、スパイダーバースへ。

Adobe MAXの基調講演で、アドビのチーフプロダクトオフィサーのスコット ベルスキーは、スパイディ(愛称)の無限宇宙への旅をスタートさせます。スコットは、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』に携わったオールスターの制作チームが、印刷されたコミックスの2Dグラフィックのスタイルと3Dアニメーションを融合させた美しく魅惑的なビジュアルをいかにして開発したかを紹介します。そして、記憶に値するパネルディスカッションで、同作品のアートディレクターやデザイナーと、マイルスが初めて体験するスパイダーマンとしての旅路を映画館の巨大スクリーンに投影するにあたって、いまだかつてなかったスタイルのアニメーションをどのように制作したかが明らかになります。

本作品のアニメーターは、2Dアニメーション、3Dアニメーション、昔ながらのコミックスの要素(ハーフトーンのパターン、色収差、くっきりした影、等)を組み合わせて、これまでのロードショー向けの長さを持つアニメーション映画には見られなかった、独特のコラージュを作成しました。これに用いられたのはPhotoshop CCで、スタッフはその高い柔軟性を信頼し、レイヤー、エフェクトとスタイルを駆使して、求めるビジュアルを作り上げました。チームはいくつかのカスタムブラシも作成し、複数のアーティストが異なるシーンを担当する場合でもビジュアルの一貫性を保ちました。Photoshop CCをはじめとするCreative Cloudアプリの助けを借りて、彼らがいかにしてコミックスのページを生き生きとしたアニメーションに作り替えたか、その裏話をぜひご確認ください。

Adobe MAXの参加者は、アドビのWall-Crawlerイベントに参加して、ニューヨークの摩天楼の間を糸を使って飛びまわり、悪党の攻撃をうまくかわす体験ができます。悪を懲らしめるモードに入ったあなたのソーシャル映えする写真も撮影できます。今回の壁はマイラー樹脂を使って目の錯覚を応用して作成していますので、高いところが怖くてもスーパーヒーローになれます。

もしMAXに参加されなくとも、スパイダーマンの世界を体験することができます。MAXを皮切りに、12月のロードショーが始まるまで、アドビは一連のイマーシブなイベントやソーシャルメディアキャンペーンを行う予定です。多くの皆さんの網が飛び出してくる手が紡ぎ出すクリエイティブパワーに期待しています。

アドビでは、クリエイティビティが私たちの行動の根幹にあります。私たちは常に、クリエイティビティを表現する新しい手法はないか、クリエイティビティを刺激する方法はないか、ユーザーの皆さんの作品を世界に紹介する方法はないかと探し求め続けています。さあ、いっしょにスパイダーバースに飛び込みましょう。『スパイダーマン:スパイダーバース』は2018年12月14日、全米で公開されます(本邦公開は2019年予定)。

この記事は、2018/10/15(米国時間)にポストされたEnter the Spider-Verse at Adobe MAXを抄訳したものです。