アドビ、ジェンダー平等の取り組みとしてグローバルで男女同一賃金を達成 #AdobeLife #AdobeforAll
本日、アドビは、本年度の企業目標として掲げていた従業員の男女同一賃金を、世界40か国のグローバルオフィスで達成したことを発表しました。このマイルストーンの達成とともに、すべての従業員を公平に労い、貢献を評価するアドビの企業文化への継続的投資を誇りに思っています。
本取り組みは2年前にはじまりましたが、最終目標であるグローバルでの同一賃金にいたる過程で、米国とインドでの同一賃金達成においては、相当の時間とリソースを費やしました。そこで判明したのは、既存の従業員行動と給与体系が頑強であったため、過大な修正を要しないということでした。賃金の上方修正が必要なアドビ従業員は、男女合わせて全体の5%未満で、それは全世界の人件費への0.2%未満の追加投資に相当するものでした。
アドビのように急速な成長をしている企業にとって、同一賃金は継続的な取り組みが必要になります。私たちは同一賃金の維持に長期的にコミットし、採用、吸収合併、給与体系といった領域を緊密に監査していきます。
すでに多くの企業が賃金の適正化を推進していますが、今後さらに多くの企業がこの課題に積極的に取り組むことをアドビは期待しています。同一賃金に向けて時間と資金の投資をすることは、ジェンダーや属性を問わず、社員が人として敬意と評価をされていることを実感するだけではなく、従業員全体の高い参加意識に繋がります。
アドビは、Fortune、Forbes、Glassdoor、Working Mother、People Magazine、LinkedInをはじめとするさまざまな分野のリーダーから、イノベーティブであること、リーダーシップ、テクノロジー、グローバルブランドであること、そして複数のカテゴリーにおいて働きがいのある会社であることで世界的に評価されています。アドビの創業者が35年以上前に掲げた、従業員がアドビの一番の資産であるという考えが、今もなお浸透しており実を結んだと言えます。
Genuine(真摯な)、Exceptional(卓越した)、Innovative(革新的な)、Involved(自ら積極的にかかわっていく)—
これがアドビのコアバリューです。その基盤の上に、従業員すべての貢献が公平に評価され、敬意を払われ、祝福されるという文化を確立しました。そこには、組織に内在する個性が成功の秘訣であるという基本理念(英語)があり、私たちはそれを「Adobe For All(従業員すべてのためのアドビ)」と呼んでいます。
アドビの全世界男女同一賃金達成への取り組みについての詳細は、こちらのブログ記事(英語)をご覧ください。
この記事は、2018/10/22(米国時間)にポストされたWe’ve Achieved Global Gender Pay Parity — a Milestone Worth Celebrating!を抄訳したものです。