Adobe After Effects CCとPhotoshop CCがアカデミー科学技術賞を受賞 #AfterEffects #Photoshop

映画制作に多大な貢献をしたテクノロジーとしてアカデミー賞を受賞

アカデミーは、映画産業の発展への多大な貢献を顕彰し、Adobe After Effects CCとAdobe Photoshop CCにアカデミー科学技術賞を授与することを発表(英語)しました。

アドビは、ハリウッドから生み出される無限のイマジネーションを再現する、業界最先端のクリエイティブツールを提供していることに誇りを感じています。そして本日、映画芸術科学アカデミーより、映画制作におけるサイエンスの新しい領域を切り開くアドビの取り組みを認めていただいたことを嬉しく思います。

After Effectsは、その効率性とアーティスト本位のデザインにより、モーションデザイナーがタイトルデザイン、スクリーングラフィックス、架空のユーザーインターフェイス等の複雑なアニメーション素材を作成することを可能にし、映画制作における卓越したモーショングラフィックスツールとしての地位を確立しています。科学技術賞が授与されるのは、After Effectsの設計と開発を担当したアドビのデイブ シモンズ(Dave Simons)、ダニエル ウィルク(Daniel Wilk)、ジェームズ アクアヴェッラ(James Acquavella)、マイケル ナトキン(Michael Natkin)、デビッド コッター(David Cotter)です。

Photoshopの効率的で拡張可能なアーキテクチャー、革新的な仮想メモリ機構、パワフルなレイヤーシステムは、まったく新しく高度な操作感を初めてユーザーに提供し、デジタルペインティングと画像加工に最もよく使われるアーティスティックツールとして定着しました。Photoshopの発明者であるジョン ノール(John Knoll)、トーマス ノール(Thomas Knoll)の両氏はオリジナルアーキテクチャ、設計、開発への貢献が、マーク ハンバーグ(Mark Hamburg)はツールの継続的な開発とエンジニアリングへの貢献が顕彰されました。

クリエイティブツールはクリエイターのビジョンを忠実に現実化できて初めて意味あるものといえます。1993年の「ジュラシック・パーク」を皮切りに、「アバター」、「ボーン・アイデンティティ」、「リメンバー・ミー」、「ブレードランナー2049」、さらにその他無数の作品で、PhotoshopとAfter Effectsは素晴らしい新たな世界、胸おどる冒険、夢の世界から抜け出てきたようなキャラクターに命を吹き込む役目を果たしてきました。

頭の中のストーリーを映画というかたちに完成させるためのツールとしてアドビ製品に信頼を寄せていただいている、映画制作に携わるクリエイターの一人ひとりに感謝いたします。また、After EffectsとPhotoshopの初期からこれまで製品開発に関わられたすべての方にも深い感謝の念を示します。そしてアカデミーのみなさん、ありがとうございました!

2月9日(米国時間)の科学技術賞授賞式での乾杯🥂を楽しみにしています。

この記事は2018/12/13にポストされた、デジタルメディア事業部門担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー ブライアン ラムキンによるAdobe After Effects CC & Photoshop CC Receive Sci-Tech Academy Awardを抄訳したものです。