正規品のアドビ体験を、今後もお客様に提供するために

2015年、アドビは非正規品あるいは偽造品のソフトウェアを利用しているお客様に、再インストール時または製品の使用中にその旨の通知を行う、アドビ ソフトウェアプロテクションサービスの提供を開始しました。このサービスでは、そのような問題を解決するために必要な追加カスタマーサポートおよびオンラインリソースの提供とともに、多くの詐欺事件の被害者に対する製品の大幅なディスカウント価格での提供も行っています。

アドビ ソフトウェアプロテクションサービスは米国で2015年にスタートしましたが、今日では対象が個人、企業、教育機関をカバーし、米国、日本、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、メキシコを含む地域に拡大しました。実施国は今後数ヶ月のうちに、欧州の一部と、アジア太平洋地域、中南米地域の諸国へとさらに拡大する予定です。

アドビ ソフトウェアプロテクションサービスの提供対象の拡大とともに、顧客エクスペリエンスの改善も継続的に行っています。これは主に、直接的、間接的に寄せられたご要望と顧客調査によって得られたフィードバックに耳を傾け、サポート内容に組み入れることによって実現しています。非正規ソフトウェア問題の解決のためにお客様に提供する猶予期間の延長、お客様が都合のよいタイミングで非正規ソフトウェア問題に対処できるようにする追加サポートオプションの提供、といった改善点はその一例です。一方、通知に対して適切なご対応をいただけないお客様には、非正規ソフトウェアの利用を停止させていただく場合があることを、ご承知おきいただきますよう、お願いいたします。

アドビ ソフトウェアプロテクションサービスは、アドビの他の施策とともに、購入から利用にいたるソフトウェア製品のライフサイクルのすべてのステージにおいて、お客様に非正規品の利用について十分な情報を提供し、それから保護するものです。これには、ソフトウェア詐欺をその発生段階から阻止することと、詐欺被害にあったお客様の正規アドビ製品への移行支援も含まれます。

非正規品または偽造ソフトウェアを知らずに購入してしまうケースは後を絶ちません。アドビはいかなる種類のソフトウェア詐欺であれ、その防止に手段を講じていますが、悪意あるサプライヤーは、善意の顧客を非正規品または偽造ソフトウェアの購入へと導く手法を次々と繰り出しています。非正規ソフトウェアは、多くの場合オンラインマーケットプレースに出店する非正規のオンラインリセラーによって販売されますが、ハードウェアにプリインストールまたはバンドルされていることもあります。

非正規ソフトウェアには幾度も改変が加えられているため、データの破壊または漏洩に繋がる可能性のあるウィルスまたはスパイウェアへの感染や、ソフトウェア自体が正しく動作しない、あるいはまったく動かないといった高いリスクがあります。加えて、非正規品または偽造ソフトウェアはアドビのエンドユーザー使用許諾に則って合法的にライセンスされたものではありません。

最新のアップデートや機能へのアクセスは正規のアドビソフトウェアだけに保証されており、お客様はパフォーマンスの問題が発生する可能性は低く、高い生産性を維持できます。また、アドビが保証およびサポートするのはアドビ正規ソフトウェアだけです。正規のアドビソフトウェアを購入することで、信頼できるソフトウェアを利用しているという安心感を得ることができます。

海賊版ソフトウェアにアドビがどのように対処しているかについて詳しくは https://www.adobe.com/jp/genuine.html をご覧ください。

この記事は、2019/1/14(米国時間)にポストされた Continuing to Give our Customers a Genuine Adobe Experienceを抄訳したものです。