Project Geminiの提供開始にむけて #ProjectGemini

世界中のプロフェッショナルが、アドビの次世代ドロー&ペイントアプリに寄せる期待

アドビが毎年実施するクリエイティビティカンファレンスAdobe MAXが、昨年ロサンゼルスと横浜で開催されました。世界中のクリエイティブプロフェッショナルが最新のプロダクトと新機能を知るために集まり、その活用方法を学びました。ロサンゼルスのMAXでは、アドビの次世代ドロー&ペイントアプリ「Project Gemini」がCreative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)であるスコット ベルスキーによって初披露されました。

2019年に提供開始予定のProject Geminiは、アドビが提供するまったく新しいアプリです。ベクターとラスター両形式のブラシを併用でき、Photoshopで使い慣れたブラシも利用できるProject Geminiは、アーティストのために開発され、彼らのニーズを満たすことに特化しています。また、Senseiを活用したライブブラシは、現実の画材をこれまでになく精巧にシミュレーションできるProject Geminiだけの機能です。Geminiでは、美しい水彩ブラシの表現とクリームのような油彩の筆致を実際の画材を扱うように混ぜることもできます。

デジタルドローイングは、ハードウェアの技術革新とともに進化してきました。Project Geminiはタッチペンやタッチデバイス利用に特化して開発されており、デジタルでありながらも、最も自然な筆使いのエクスペリエンスを提供します。私たちはボビー チュウ氏、ジェイク パーカー氏、目黒ケイ氏の3人に、普段どのようにドローイングをしていて、Project Geminiの感想を聞いてみました。彼らの思いを以下の動画からご覧ください。

日本で開催されたAdobe MAXには、AppleのiPadマーケティング担当バイスプレジデントのマイケル チャオ氏に登壇いただきました。

チャオ氏は、Appleの新しいiPad Proは、クリエイティブプロフェッショナルを念頭において開発されたと話しました。そこで私たちは人気アーティスト和遥キナ氏に、プロの手にかかるとどのようなことができるか実演してもらいました。キナ氏は、新しいiPad Pro上でProject Geminiのライブ水彩ブラシを使い、たった25分で美麗なイラストレーションを作成しました。そのタイムラプス動画をぜひご覧ください。

Project Geminiの基本方針の一つは、コミュニティフィードバックを採り入れながら開発していくことです。Project Geminiの機能やツール群は、数百名にものぼるイラストレーター達との会話から生まれました。Project Geminiをいちはやく使ってみたいと思いませんか?アドビのチームは、提供開始の日までにフィードバックを反映できるよう、徐々にプロフェッショナルアーティストをプレリリースプログラムにお招きしています。参加応募はこちら(英語)から。

Project Geminiは、2019年にまずiPad版で提供をします。最新情報についてはAdobe Drawing のInstagram(英語)、Twitter(英語)、Facebook(英語)をフォローしてください。

この記事は、2018/12/20(米国時間)にポストされた On the Road to Launch with Project Geminiを抄訳したものです。