「World Interaction Design Day 2019」開催決定!今年のテーマは、デザインにおける信頼と責任 #IxDD #AdobeForAll
昨年初めて開催されたWorld Interaction Design Day(IxDD)では、37の国および地域にあるデザインコミュニティが、90を超えるイベントを実施しました。イベント当日の9月25日、朝目覚めるとSNSのタイムラインにはイベントの投稿が既に流れ始めており、眠りにつく時間になってもまだ色々なところでイベントが行われていました。感動の一言です。
イベントには数千もの人が参加し、トークセッションに耳を傾けたり、ワークショップに参加したり、オンラインでライブ視聴をし、私たちを取りまく環境を長期的かつポジティブに改善する方法について話し合いました。
このイベントは、多くの方々の支えなしでは実現できませんでした。アドビのリーダーシップチームからの人的および経済的支援だけではなく、Creative Mornings、AIGA、Ladies That UX、SoDAをはじめとするパートナー団体などのサポートがありました。なかでも強調したいのは、IxDAの代表であるブレンダ サンダーソン氏のたゆまぬ尽力と、各地域でイベントを計画し実施運営したIxDAのローカルリーダーたちの貢献です。そして、この素晴らしいイベントを今年も開催できることを嬉しく思います。
アドビは再びインタラクションデザイン協会IxDA(Interaction Design Association)とタッグを組み、今年は9月24日にWorld Interaction Design Dayを開催します。テーマは「デザインにおける信頼と責任」です。
今年のイベントにも、業界団体からの支援をいただけることを嬉しく思っています。また、サポートおよび専門知識の共有をし続けてくださっている世界中のデザインリーダーたちとも、連携を取っています。
信頼と責任
昨年は、デザイナー、開発者、学者、研究者、企業経営者、パートナーならびにプロダクトやサービスを創出するすべての人々に呼びかけをし、ローカルコミュニティーにてデザインにおけるダイバーシティとインクルージョンに関する課題を話し合いました。今年は「信頼と責任」という、またもデザインにおいて重要かつ難しいテーマを取り上げます。
デザインは、人間性とテクノロジーが交わるところに生れます。そして現代社会で適切に機能するためには、人間性がデザイナーの仕事には欠かせません。デザインの重要性が高まり、倫理的な配慮が一層求められるようになった現在、ユーザーのニーズを第一に考えるのは、デザイナーの責任であると言えます。
また、AR、VR、音声認識、AIといった新しいテクノロジーの登場により、コミュニケーションや人間関係の根本的な課題に直面し、信頼のおけるデザインとは何かという問いはさらに複雑化しています。
今年のテーマは、インタラクションデザインコミュニティに対して、自身の仕事において、働く環境において、コミュニティーにおいて、最終的にはそれらの枠も超えて信頼と責任とは何かを考えてもらいます。
参加方法
イベントの主催や参加に興味がある方は、Webサイト(英語)にご登録ください。電子メールで最新情報や、主催イベントの登録方法、イベント告知に便利なIxDDのプロモーション施策へのアクセス方法などをお知らせします。
9月24日に、皆さんと一緒に世界にポジティブな影響を与えられることを楽しみにしています。
この記事は、2019/2/11(米国時間)にポストされたAnnouncing World Interaction Design Day 2019: Trust and Responsibilityを抄訳したものです。