『ターミネーター:ニュー・フェイト』のオリジナル予告編を作って応募できるキャンペーン「#CreateYourFate」を始動
人類のための戦いを描く『ターミネーター:ニュー・フェイト』は2019年11月8日に日本公開
Adobe Premiere ProまたはPremiere Rushを使用して制作した『ターミネーター:ニュー・フェイト』オリジナル予告編を募集するコンテスト「Trailer Remix Challenge(トレーラーリミックスチャレンジ)」を含むキャンペーン「#CreateYourFate」が9月16日(米国時間)より始動します。
提供される『ターミネーター:ニュー・フェイト』の実際の予告編映像データや、Adobe Stockの素材も活用した作品づくりにぜひ挑戦してください。参加手順は本記事の最後に記載しています。
1984年、ひとりの若い映画監督がカメラを持ち、オリジナルのSFアクション映画を創り上げました。それはタイムトラベルと、殺人サイボーグと、未来の世界で機械に対抗する救世主の母となるひとりの女性についての物語でした。その映画『ターミネーター』は、大衆にも批評家にも愛される大ヒット作品となり、ここからジェームズ キャメロン(James Cameron)氏の映画監督としてのキャリアがスタートし、映画からテレビ、コミック、ゲーム、テーマパークアトラクションまで幅広くカバーする、数十億ドル規模の一キャラクターが誕生しました。
第1作の『ターミネーター』が公開されてから35年を経てなお、このシリーズは人気を保っています。今回の『ターミネーター:ニュー・フェイト(原題:Terminator: Dark Fate)』は『ターミネーター2(原題:Terminator 2: Judgement Day)』の続編にあたり、リンダ ハミルトン(Linda Hamilton)氏とアーノルド シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏がともにおなじみの役を再演します。ジェームズ キャメロン氏は監督の座を『デッドプール』のティム ミラー(Tim Miller)氏に譲り、プロデューサー兼脚本家としてこのシリーズに復帰しています。また、スカイダンス・メディアのデヴィッド エリソン(David Ellison)氏もプロデューサーとして名を連ねています。
ミラー氏の初監督作はAdobe Premiere Proで編集されましたが、それは当時『ゴーン・ガール(原題:Gone Girl)』を監督したデヴィッド フィンチャー(David Fincher)氏の強い勧めがあったからでした。そして今回、ミラー氏を含めた編集チームにとって、『ターミネーター:ニュー・フェイト』制作で求められる苛烈な編集作業とVFXワークフローに耐えうる唯一の選択肢はPremiere ProとCreative Cloudだったのです。
ハリウッド監督になった無名アーティスト
ミラー氏がPremiere Proにこだわる理由のひとつに、数十年にもわたるアドビとの長い関わりがあります。ハリウッド大作の監督に起用されるまで、ミラー氏は無名のアニメーター兼視覚効果アーティストでした。つまり、多くの時間をアドビのクリエイティブソリューションとともに過ごしてきたわけです。
ミラー氏は当時から、アドビのプロダクトチームと対話する機会があればそれを逃しませんでした。ベータテストに応募したり、作業の効率化あるいは新しいものを創り出すのに役立つ機能やツールのアイデアを寄せてくれていたのです。
「私が大作映画の監督だからアドビが聞く耳を持つんだと思う人がいるかもしれませんが、この関係性は、私がコンピューターを抱えた若造だった頃から変わっていません。アドビのゴールはアーティストのためにベストなツールを作ることで、私のゴールはいま存在するなかでベストなツールを手にすること。だから、積極的にフィードバックを求めるアドビのような企業と一緒に働けることが嬉しくてたまらない。そして、そのフィードバックは、みんなにとってプラスになることなんです。」とミラー氏は語ります。
かつてないほどの性能
開発チームとのパートナーシップのおかげで、Adobe Premiere Proの編集ワークフローは『デッドプール』制作当時からさらに強化されています。共有プロジェクト機能は堅牢なコラボレーション環境を実現し、複数の編集者による共同作業を容易にします。
ミラー氏はこう続けます。「映画制作に携わったことのある誰もが、編集助手たちがいつも、クリップを適切なビン(フォルダ)に仕分けするような、整理整頓のタスクにとても多くの時間を取られていることを知っています。Adobe Premiere Proは、そういったタスクを自動化して工数を削減できるので、結果として編集助手たちが実際の映像編集という作業にもっと多くの時間を割けるようにしてくれるんです。」
映像編集と視覚効果のシームレスな連携
今作においてPremiere Proが最良の選択だったもうひとつの理由は、Adobe After Effectsとのシームレスな連携です。夜のシーンを作成するためのライティング調整、あるいはシーン背景の置き換えなど、あらゆる映画で視覚効果が使われていますが、『ターミネーター:ニュー・フェイト』のようなSFアクション映画の場合、視覚効果の数は指数関数的に跳ね上がります。そこでミラー氏とそのチームは今回、一時的な(粗い)視覚効果をAfter Effectsを使ってインハウスで作成し、そのショットの意図を確定させてから、予算のかかる視覚効果スタジオに発注するという「ポストビズ」ワークフローを採用しました。
ミラー氏は続けます。「Adobe After Effectsで作業しているスタッフの仕事を自然なかたちで映像編集に組み込めますし、そのために必要以上に時間がかかることもありません。だから編集がとても迅速に、簡単にできるんです。」
コンテスト開催『ターミネーター:ニュー・フェイト』 x アドビの合同キャンペーン:#CreateYourFate
「ターミネーター」シリーズ最新作を記念し、アドビはすべてのターミネーターファンとクリエイターを対象に、Premiere ProまたはPremiere Rushを活用して自分だけの新しい視点を採り入れたユニークな『ターミネーター:ニュー・フェイト』予告編を制作するコンテンストを開催します。この「Trailer Remix Challenge(予告編リミックスコンテスト)」を皮切りに、「#CreateYourFate 」キャンペーンは9月16日(米国時間)に始動します。
ちょっとしたクリエイティビティと想像力で、誰にも真似できないビジョンを具現化し、『ターミネーター:ニュー・フェイト』をリメイクしてみませんか?
本コンテストのルールや豪華賞品についての詳細は #CreateYourFate サイトをご覧ください。
特設サイトは英語版ですが、コンテスト概要を記載した日本語の資料がサイトよりダウンロードできます。
<コンテストの参加手順>
- アセットキット(ASSET KIT)をダウンロード
- 予告編を自由にリミックス
- 作品を特設サイトにアップロード
※応募は18歳以上の方に限ります
<コンテストの応募方法>
- 特設サイトの応募ページ(PARTICIPATE)にアクセス
- 公式ルール(Terms and conditions)を読んでチェックボックスをクリック
- アセットキット(ASSET KIT)をダウンロード
– 日本語のコンテスト説明資料(PDF)が、ASSET KIT 1の「クリエイティブブリーフ(Creative Brief)」に含まれています。
– ASSET KIT 1: 「ターミネーター:ニュー・フェイト」の映像素材やクリエイティブブリーフ、Adobe Stockオーディオ素材
– ASSET KIT 2: Adobe Stockの動画やモーショングラフィック素材
- 作品が完成したら、同じページ上のフォームに必要事項を記入の上、データをアップロード
※1名1メールアドレスにつき、応募は1件に限ります
※受賞者は、11月上旬に同サイトで発表します
心躍るアクションと驚異的なVFXが満載の『ターミネーター:ニュー・フェイト』は2019年11月8日に日本公開予定(全米公開は2019年11月1日)です。