ビデオ編集を合理化し、より良いストーリーを迅速に配信できる最新バージョンのPremiere Pro #PremierePro #AdobeMAX
Premiere Proの新機能
映像エディターや現代のコンテンツクリエイターは、クリエイティブなプロセスを合理化しより良いストーリーを迅速に配信できるツールを求めています。最新版のAdobe Premiere Pro(バージョン14.0)はワークフローの強化とパフォーマンスの向上に加え、新機能オートリフレームの搭載によってこの要求を満たしています。
オートリフレームでSNSへの配信をより迅速に
ビデオはさまざまなプラットフォームとデバイスで視聴されるようになりました。そのため異なるソーシャルプラットフォームそれぞれにコンテンツを最適化する必要があり、多くの場合同じプロジェクトから複数のバージョンを作成しなければなりません。 Adobe SenseiのAI(人工知能)テクノロジーを活用したオートリフレーム機能は、Premiere Proでビデオを正方形、縦型、映画やテレビで使われる16:9、またはカスタムアスペクト比向けに再フォーマットする煩雑なプロセスを自動化します。 Adobe Senseiが実現したこの機能は、AIと機械学習テクノロジーを活用して制作ワークフローを加速し、これまで手作業で行っていたタスクをクリエイティブコントロールを損なうことなく自動化します。
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オートリフレームは個々のクリップまたはシーケンス全体に対するエフェクトとして適用されます。 この機能はビデオ内のアクションを解析して重要な被写体を自動検出し、ターゲット指定したフレーム仕様の枠内に確実に保持します。オートリフレーム適用の際は、フッテージ内のモーション量に応じてアルゴリズムの感度を加減できます。オートリフレームの魔法をかけた後、必要であればキーフレームを手動で調整し、納得のいくまで精度を上げることもできます。オートリフレームを使えばプロジェクトをより早く仕上げることができます。
数々の機能強化が充実したストーリーづくりを支援
Premiere Proは、カラー、オーディオ、グラフィックス編集のための強力なツールを含む、クリエイティブな編集に必要な幅広い機能セットを提供します。エッセンシャルグラフィックスパネルは、バージョンを追うごとにますます強力になっています。例えばタイトルやグラフィックスをデザインしながら同時にレイヤーに名前をつけたり重ね順を変更したりできるなど、シェイプの使い勝手が大幅に向上しました。下線付きテキストもサポートされています。モーショングラフィックステンプレートの改善には、ドロップダウンメニュー、After EffectsからPremiere Proにグラフィックスを持ち込むワークフローのさらなる強化が含まれます。オーディオゲインのレンジは+15dBに拡張され、Premiere Proにおけるオーディオ操作の自由度がAuditionと同等のレベルまで上がりました。タイムリマップでは20,000%までの速度変更が可能になり、クリエイティブの選択肢が広がりました。
メディアの取り扱いがより効率的に
Premiere Proの14.0リリースには、H265、HEVC、Apple ProRes形式の改善など、多くの内部的な改良が含まれています。ProRes HDRは最大10倍高速になりました。プロジェクトパネルのサムネイル表示のキャッシングにより、アセットを探したり並べ替えたりするときのスクロールがより高速になっています。マルチチャンネルオーディオのワークフローも大幅に合理化されています。新フォーマットのサポートには、Canon EOS C500 Mark II、Canon XF-HEVC、Sony Venice V4のハイフレームレート撮影が含まれ、さらにmacOS版とWindows版の両方でMXFをApple ProRes書き出しできます。
HDR対応ディスプレイで最適な画質を得るために、HDR10をメタデータとともに書き出します。
制作スキルセットを拡大する
Premiere Proの最も優れた点の1つは、他のAdobeアプリケーション(および数百のサードパーティツール)との統合です。Photoshopなどの業界標準ツールに加えて、Creative Cloudにはビデオおよびオーディオ制作ツールのフルセットが含まれています。 After Effectsの最新リリースでは、パフォーマンスが大幅に向上しています。 Character Animatorには、シーンカメラやオーディオトリガーなど、より豊かなストーリーテリングのための新しいツールが導入されています。よりシステマチックなエンジニアリングにより、Adobe Auditionではさらに合理化されたオーディオワークフローが提供されます。 クリエイティブツールだけでなく、Adobe Stockのようなストック素材サービスも重要です。プロがデザインしたモーショングラフィックスとキュレーションされたオリジナルの映像を素材として活用することで、ストーリーテリングを強化したり、フィラーに使ったり、ビジョンに合ったプロジェクトの作成に役立てることができます。
Premiere Rushの併用で編集プラットフォームを拡張
Premiere Rushは、Android、iOS、macOS、Windowsで動画をキャプチャ、編集、公開するためのオールインワンアプリです。Rushの使い方は簡単ですが、ビデオの速度調整、モーショングラフィックス、オーディオの自動ダッキングなどの高度なAdobeテクノロジーが含まれています。初心者クリエイターにとってRushはビデオのカンタン編集とワンクリックソーシャル共有(TikTokへの投稿を含む)ができるツールであり、経験豊富なユーザーにとってRushは編集プラットフォームを拡張し、どこでも編集が行えるようにするツールです。今すぐPremiere Rushをダウンロードして、視聴者とつながるストーリーを共有してください。
詳細情報
最新リリースの詳細については、Premiere Pro、After Effects、Audition、Character Animatorの新機能ページをご覧ください。
アップデートの入手方法
Adobeアプリケーションは、新しいCreative Cloudデスクトップアプリケーションを介して、またはPremiere Pro、After Effects、Audition、Character Animatorの製品ページから直接更新できます。
システムに変更を加える前に、必ず作業内容をバックアップしてください。すべてのプロフェッショナルツールと同様に、ソフトウェアを更新する前に現在のプロジェクトを完了しておくことを強くお勧めします。
この記事は2019年11月4日に公開されたStreamline Video Editing and Deliver Better Stories Fasterの抄訳です。