Premiere RushからTikTokへの直接投稿が可能に #PremiereRush #AdobeMAX

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Adobe MAX 2019

ウィル スミス(Will Smith)、リース ウィザースプーン(Reese Witherspoon)といった海外セレブのほか、日本中でもみんな夢中なTikTok、皆さんはいかがですか? アドビもTikTokを常に注目しています。TikTokに投稿される、思わずシェアしたくなるようなショートビデオの数々から今年は1年中、目が離せませんでした。とりわけ、アーティストLizzoのPV「Truth Hurts」にインスパイアされて生まれた「DNA test challenge(DNAテスト、やってみたら結果は…)」や、より最近の「Respect the drip, Karen(私のスタイルをバカにしないでよ)」が印象的でした。日本でもたくさんの映像が注目されました。みなさんもこの流れに乗りたいですよね?そこで、私たちのクロスデバイス対応でオールインワンビデオ編集アプリ「Premiere Rush」の今回のアップデートに、直接TikTokに投稿できるという素晴らしい機能を追加しました。TikTok、それは世界中から、一日を幸せにしてくれるような良質のモバイルビデオが集まるところです。

そもそもPremiere Rushとは?

改めてRushをご紹介します。私たちはこのクロスデバイス対応オールインワンビデオ編集ツールを昨年の10月に提供開始しました。オンラインビデオコンテンツの作成と投稿が、これまでになく簡単にできるアプリです。モバイル版とデスクトップ版があり、作成したプロジェクトと、そこに加えた編集すべてがクラウドに保存され、自動的に同期するため、どこにいても、どんなデバイスからでも思いのままにビデオが作成できます。

撮影して編集したら、そのまま投稿するだけ

本日提供を開始した最新バージョンのRushの発表に合わせ、アドビはTikTokとのパートナーシップを発表しました。TikTok以外のアプリから直接TikTokにビデオを投稿できるのは、これが初めてのことです。Rushには、ソーシャルビデオでよく使われる自動ダッキング(セリフの部分だけBGMの音量を下げる)、トランジション、カラーフィルター、スピード調整(タイムラプスやスロー)といった高度なビデオ編集機能がすべてそろっています。そして、アプリ内から直接、TikTokをはじめとしたあらゆるソーシャルメディアにビデオを投稿できます。

出かけた先で思うままにビデオを撮影したら、その場でiOS版かAndroid版のPremiere Rushを起動、編集してそのまま投稿することができます。Rushの優れた点は、ビデオは自動的にクラウドに保存され、同期されるため、デスクトップ版のRushからも同じビデオが見られる、つまり後日さらに編集を加えることができるということです。

ソーシャルメディアに合わせてサイズ変更

Rushを使えば、どんな風にビデオを撮影したとしても、横型、縦型、正方形と、あらゆるソーシャルメディアのフォーマットにあわせてサイズを後から簡単に変更できます。縦型のビデオを撮り忘れていても、サイズの違うビデオを編集しなければいけなくなっても、問題ありません。9対16の比率にしたければ、Rushはボタンひとつで自動的にその比率にあわせてビデオを書き出します。ちなみにTikTokで一番人気の縦横比はこの9対16です。

今日から始めてみませんか?

Premiere Rushの開発で常に意識していたのは、このアプリを実際に使うクリエイターの皆さんのことです。世界各地のビデオクリエイターと対話を重ねるなかで私たちが最も頻繁に耳にした要望は、スピード、使いやすさ、そして投稿のしやすさでした。そこで、従来のFacebook、YouTube、Instagram、Behanceに加えて、人気のプラットフォームTikTokを今回サポートしました。簡単に言うと、最小限の操作で最高のビデオが作れるということです。

ビデオ作成の準備は整ったと思います。手持ちのビデオ素材をRushに読み込むところから始めましょう。スマートフォンに撮りためたビデオクリップやオーディオから自分だけのストーリーが作れます。数百種類のモーショングラフィックステンプレートから好きなものを選び、カラーフィルターやトランジションを適用すれば、あとはTikTokに、そして他のソーシャルメデイアに投稿するだけです。

この記事は2019年11月4日に公開されたPremiere Rush & TikTok — Are You Here For It?の抄訳です。