Adobe InDesign 2020をリリース:SVGサポート、バリアブルフォント対応、起動の高速化#InDesign#AdobeMAX

InDesignの2019年11月リリースには、ご要望が多く寄せられた重要なアップデート(英語)が含まれます。

InDesignがSVGファイル形式 (英語)をサポートしました。自由にカスタマイズが可能なフォント、バリアブルフォント(英語)も使えるようになっています。文字列の間に境界線(罫線)を引く自動的かつ手間のかからない手段を提供します。

このリリースでは、InDesignのコアパフォーマンスの強化も含まれており、起動速度が最大50%*向上しています。さらに、コミュニティからの50を超える要望(英語)に対応しました。

InDesign20周年を記念した動画

SVGファイル

InDesignでSVGグラフィックを配置できるようになりました。このファイル形式は、デジタルおよび印刷デザインのワークフロー広く使われています。

バリアブルフォント

このリリースからバリアブルフォントを使用できるようになりました。バリアブルフォントは、かつてないレベルの書体のパーソナライズが可能なOpenTypeフォント形式です。デザイナーは例えばウェイト、幅、傾き、オプティカルサイズなどの書体のさまざまなプロパティを調整できます。

カラム罫線

線または「罫線」で区切られた複数段組みのデザインを行う場合に手動で線を引く必要がなくなり、プロセスが自動化されました。

類似画像の検索

ドキュメントで使われている配置済みの画像については、Adobe Stockから代替画像を簡単に検索して、レイアウトデザインを最終的なものとすることができます。

東南アジア言語のサポート

このリリースでは、東南アジア言語のサポートが拡張されています。タイ語、ビルマ語、シンハラ語、クメール語、およびラオス語の文字をInDesignで使えるようになりました。

*パフォーマンスはコンピューターの性能によって異なります。

この記事は2019年11月4日に公開されたAdobe InDesign 2020の抄訳です。