ビジュアルコンテンツ作成ツールAdobe Sparkの日本語版が登場。ソーシャルユーザー、学生向け機能が充実 #AdobeSpark

Adobe Sparkは、誰でも簡単に利用できるビジュアルコンテンツ作成ツールです。2016年の誕生以来、世界中のさまざまな業界でウェブサイトのランディングページ制作や、SNS用の画像、ショートビデオの作成などに使用されてきましたが、残念なことに日本語版が提供されていませんでした。

日本のみなさんには大変お待たせいたしましたが、この度、Sparkの日本語版の提供を開始しました。Adobe SparkはWeb版であるAdobe Sparkと、モバイルアプリで画像やポスターなどを作成できるAdobe Spark Post、一枚もののWebページの作成に適したAdobe Spark Page、画像と音声を組み合わせて動画を作成できるAdobe Spark Videoがあり、すべてが日本語に対応しました。

Adobe Sparkを使えばどなたでも簡単にグラフィックスやテキストを配置して見栄えの良いコンテンツを作成できますが、よりすばやく簡単にコンテンツを制作するためのテンプレートも併せて提供しています。現在のテンプレートは英語版ですが、今後順次、日本語化したものや日本オリジナルのテンプレートを追加していく予定です。

SNSマーケター、SNSユーザーに最適なアプリ

SNS投稿では、お好みのデザインテンプレートを選び、自分の写真とテキストを追加すればプロ品質の画像が簡単に作成できます。あとはSNSに合わせてサイズ選択するだけです。Web用ストーリーを作成するためのテンプレートもあります。既にコマ割りされており、そこに画像や動画、テキストを追加していくことで簡単に旅行記や本の紹介動画などを作成できます。

教育分野での活用

Adobe Sparkはその直感的な使い勝手と、できあがる作品の高いクオリティから、世界的に初等教育から高等教育まで、教育の現場で活用されています。日本においても教育関係者から高い関心を寄せられていましたが、活用の壁となっていた言語の問題が今回解決されたため、日本においても導入が進むことを期待しています。

既にデジタルハリウッド大学では2020年度の<サマー・トライアウト※1>AO入試で、プレゼンテーションのツールとしてAdobe Spark Postを採用しています。PC操作等のデジタルスキルがなくてもクオリティの高いプレゼン資料が作れるという点が評価されました。

また、デザイン経験がなくとも簡単に使えるAdobe Sparkの特長を活かして、ソフトバンクグループのSB C&S株式会社では、園児(年長)から小学6年生を対象にSTEM教育を提供するSTELABO汐留校でAdobe Spark Postを使ったカリキュラムを開始する予定です。小学3年生以上を対象にSTEAM 2days集中講座「目指せ!クリエイターコース」と題し、受講生がデザインや色使いの基本を学びながら、Adobe Spark Postを使ってめいめいが考える理想のレストランのメニュー、ポスター、看板をデザインします。

Adobe Sparkは、Web版ならびにモバイルアプリ版を無償でご利用いただけます。有償版のSparkは、月額980円(アドビ価格、税別)で提供され、Adobe Sparkロゴのウォーターマーク削除やプレミアムテンプレートの活用などが可能になります。また、企業やグループで導入する場合のグループ版は月額1,980円(アドビ価格、税別)で提供され、複数ユーザーをひとつのアカウントで管理したり、ライセンスの割り当てを自由に変更できるアドミン機能を提供します。

詳細は https://www.adobe.com/jp/products/spark.html/ をご覧ください。

※1 <サマー・トライアウト>AO入学試験とは、「面接」「夏期講習」「課題」を通して選抜を行い、合格後も入学までの準備期間を利用して継続的に課題に取り組むデジタルハリウッド大学独自の入試方式です。