Adobe Audience Manager はデータの取り込みやデータの配信先として実に多くのパートナーと連携しています。Adobe Experience Cloud の各製品との連携はもちろんのこと、こちらのAdobe Exchange に掲載されている各企業のサービスとシームレスなデータ連携がなされています。その連携を支えている一つが Adobe Audience Manager API です。多彩な機能を API で提供することで、様々なシステムと連携することが可能となっており、Audience Manager の更なる活用につながっています。
それでは、実際に API の利用方法について見ていきましょう。
事前準備
Adobe Audience Manager (以降では AAM と表記します) API を利用するには、事前にご準備いただくことがいくつかあります。
AAM のユーザーアカウント(必須) AAM API を利用するには、AAM へアクセスできるユーザーアカウントが必要となります。利用できる API の権限は、この AAM のユーザーアカウントに付与されているアクセス権と同じ権限となりますので、事前に AAM ユーザーアカウントに必要な権限を付与(または削除)してください。ユーザーアカウント権限の設定につきましてはこちらの製品ヘルプをご参照ください。
AAM API を利用するための、クライアント ID(カスタマー ID とも呼ばれます)および API シークレット(必須)**** 上記の AAM ユーザーアカウントに加えて、API を利用するためのクライアント ID (Client ID) と API シークレット (API secret) が必要となります。AAM カスタマーケアチームへご連絡いただき、アカウント情報を入手してください。
API リクエストを実行、確認するためのソフトウェア(任意) 本投稿では、Postman というツールを使って API の実行例を紹介しています。もし本投稿と同じく Postman を使って試してみたいという方は、こちらより入手していただけます。もちろん、cURL やその他皆さまが普段お使いのツールをご利用いただくことも可能ですので、Postman での実行例を参考に適宜読み替えていただきお試しください。
以上で事前準備は完了です。それでは、AAM API を実行してみましょう!
Access Token を取得する
Traits API やSegments API などAAM API を実行するには、いずれも Access Token が必要となりますので、まず最初にこの Access Token を取得します。 (執筆時点の 2020年 2月現在、Adobe Audience Manager API は Adobe Audience Manager の製品機能として提供しており、Adobe I/O API としての提供とは異なっております。そのため Token の取得方法などが異っていますのでご注意ください。)
この Access Token を取得する際に設定するパラメーターの中に、クライアント ID と API シークレットをセミコロン (:) で連結した文字列を Base64 でエンコードした値が必要となります。(Base64 でのエンコードは、オンラインでエンコードする方法などもあります。例 「base64 encode」で検索した場合)
例えば、クライアント ID がmycompany、API シークレットがabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 の場合、
クライアント ID と API シークレットをセミコロンで連結する (<client ID>:<API secret>) 例: mycompany:abcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789
次に、こちらも利用シーンの多い「作成済みの Segment ついて Segment 名や Description の情報を取得する」場合に使用する Segments API をご紹介します。Segments API について詳しくは、こちらもAudience Manager REST API > Segments API (英語) をご参照ください。