いますぐVlogはじめよう! アドビ × あさぎーにょ 【Premiere Rushを使ってVlog制作に挑戦】ワークショップレポート #PremiereRush
スマホが普及し、誰でも動画が撮れるようになった今、SNS上には毎日たくさんの動画やVlogがアップロードされています。
先日開催された【Premiere Rushを使ってVlog制作に挑戦!】では、ほぼ毎日動画を撮影・編集されているあさぎーにょさんが講師を務め、「知らない人が気になっちゃう動画を作る」ことを目標にワークショップが行われました。
あさぎーにょさんは映像制作だけでなく、楽曲制作やモデル・タレント活動など幅広く活動するクリエイターさんです。「へんてこポップ」と呼ばれるその世界観から、手がけるジャンルは旅・ファッション・ライフスタイルなど多岐にわたります。
自分を知らない人にも動画を見てもらうために!
動画は素材が無いと始まらない!ということでまずはVlog撮影のコツについて。
あさぎーにょさんがVlogを作るときに大事にしているのは「いかに自分に興味のない人に見てもらうか」。見てくれる人の気持ちになって、ストーリーを考えて撮影します。
足元やドアを開ける手元を撮ってどこかに向かっている雰囲気を出したり、どんなとこにいるか説明するために外を撮ったり。
テンポを考えることも大切です。あさぎーにょさんの言葉をお借りすると「ぱぱぱっと素早い映像の中に急にゆったりした映像が流れてきたらおっ!てなる」からです。
「Adobe Premiere Rush」はこれまでの編集アプリとは違い、撮影も行うことができます。
アプリ内のカメラ機能で、露出やシャッタースピードやホワイトバランス、フォーカスなどを細かく調整すると、さらに「おっ!」となる映像を撮ることができちゃうんです。
コツがわかったところで実際にVlogを撮影していきます。
壁に書かれたイベントハッシュタグを撮影したり
あさぎーにょさんを撮影したり。皆さんそれぞれ楽しんで撮影をされていました
それにしてもRushのイベントは参加者の方もイベント会場もケータリングも毎回おしゃれ!
直感的な操作で自分を表現!
撮影が終わると、次はPremiere Rushの使い方を勉強します。
まずは簡単な操作をアドビ 田中 玲子さんに教えていただきます。
Premiere Rushは簡単な操作で色々なことができます。
例えば、撮影した動画のいらない部分をカットするときには、画面の端にあるハサミのアイコンをタップするか、短くしたい素材の端をタップして短くしたいところまで引っ張ってスライドさせればOK
映像の色も「カラー」機能からプリセットを選べば一瞬で変えることができます。
また、「速度」機能ではスローモーションや早送りが一瞬でできてしまうんです。かなり直感的に使えちゃいます。
工夫次第で興味を引く映像に!
説明を聞きながら操作をしてPremiere Rushの簡単な使い方がわかったところで、あさぎーにょさんによる応用編。あさぎーにょさん曰く「編集は図工!」
色紙とハサミで作る作品と同じように、工夫次第で「おっ!」と思わせるポイントをたくさん作れます。
最初にあさぎーにょさんが紹介してくれたのは「ボイスオーバー」機能。
これは動画を見ながら音声を録音する機能で、ナレーションなどを後からつけるときに使います。最近はイヤホンについているマイクもかなり高性能になっているので、簡単なVlog作成であれば、イヤホンマイクで十分なナレーションを録る事が出来るそうです。
他にも「カラー」機能で「おっ!」を作るための方法として、全体の色味を統一しておいて時々白黒プリセットを使う方法や、Premiere Rush内のオリジナルサウンドトラックからBGMを入れてリズムに合わせてカットを切り替える方法、「タイトル」機能を使って、テロップの文字に縁をつけたり、字間を調節したりして個性的に見せる方法などたくさんのTipsを教えていただきました。
集中して編集作業…
Premiere Rushの使い方や応用の仕方がわかったところで編集タイム。あさぎーにょさんが手持ち無沙汰になってしまうくらい参加者の皆さんは集中して編集作業をしていました。
スマホ版もiPadやPCと同じ事ができるので、お出かけ先でちょっといじるのであればスマホで十分作業ができます。
こだわりすぎないで恥かいて成長
大体の参加者がある程度の編集が終わったところで編集作業は終了。あさぎーにょさんの質疑応答の時間に移ります。
クリエイターとして情熱を持って活動されているあさぎーにょさんは、その言葉一つ一つにも熱い情熱が込められていました。時間いっぱいまでたくさんの質疑応答があったのですが、その中で特に印象に残った質問と回答を2つご紹介します。
Q:旅のVlogを作る上で考えていることはある?
A:最初にその旅の目的をしっかりファンのみんなと共有すること!「今日は〇〇しようと思いますが達成できるでしょうか?」とか視聴者さんと一緒に楽しんでもらえるコンテンツ作りを心がけています。
Q:動画をアップする上で大切にしていることは?
A:縛りを作ること。例えば今回のイベントだったら今日中に編集しきる。きっとうまくできないこととかダサいなって思うところとかあるかもしれないけれど、それでもアップする。上手く出来なかったっていう悔しさをバネに動画を作って成長していけるから、恥ずかしい思いをすることも大切。最初はこだわりすぎちゃダメ。
動画編集にはパソコンもカメラもいらない。
最後にあさぎーにょさんからこのイベントの宿題が出されました。それは「今日中に動画をアップすること。」
「どんな作品でも完成させることが一番大事だから、途中でも納得いかなくても今日中に動画をアップしてほしい。」とあさぎーにょさん。今回のイベントを通して若い人や動画を始めたいけど機材がないと悩んでいる人たちにもVlogを始めてほしいと思っているそうです。
「Rushは撮影も編集もできるからもう『パソコンもカメラもいらない』って言える。このイベントをきっかけにバズる人が出てきたら嬉しいです。」と笑顔で締めくくりました。
Vlogを作ってみたいけど、、、動画クリエイターになりたいけれど第一歩が出ないでいるのなら、Premiere Rushでとりあえず動画を作ってみてください。
もしかしたらあなたのこれからが変わるかもしれません。