アドビ、法人向け/教育機関向け「一般利用条件」の更新を発表

本日アドビは「一般利用条件」の更新を発表しました。この更新には、Adobe Creative CloudおよびAdobe Document Cloudの「グループ版」、「エンタープライズ版」、および「教育機関向け」の各プランに含まれるストレージに関するいくつかの重要な変更が含まれます。

これは、各プランの個人のユーザー様と契約主体である企業または組織(事業者様)の双方のために、Creative CloudおよびDocument Cloudを利用したプロジェクト・コンテンツの保存と管理、ならびに共同作業をチームで安全に実施するための機能を改善することを目的としています。

その一環として、Creative CloudおよびDocument Cloudの「グループ版」、「エンタープライズ版」、および「教育機関向け」の各プランに付属のクラウドストレージに保存されたコンテンツが、事業者様によってアクセスされたり、管理される可能性があることを「一般利用条件」に明記します。

Creative CloudおよびDocument Cloudの「グループ版」、「エンタープライズ版」および「教育機関向け」いずれかのプランに付属のストレージに保存された個人のコンテンツを移動する場合は、それらを個人のローカルストレージデバイス、個人のアドビアカウント、または個人で利用している他のクラウドストレージサービスに保存することができます。手順についてはこちらでご案内しています。

「個人のコンテンツ」には、Behanceプロファイル、Adobe Portfolioで作成したサイト、Adobe Sparkで作成したコンテンツ、Adobe Photoshop Lightroomの写真、Adobe Stockアセット、Creative CloudならびにDocument Cloudのファイル、Creative Cloudライブラリなどが該当します。

Creative CloudおよびDocument Cloudを利用して作成されながらも、アドビのオンライストレージ以外(例:ローカルのハードディスク、ネットワークストレージ、他のクラウドストレージサービスなど)に保存されたコンテンツに対しては、この「一般利用条件」の更新は該当しません。

「一般利用条件」の更新は、2020年4月16日を予定しており、同日より適用されます。個人のコンテンツの移動は、本更新に関わらずいつでも可能です。更新された「一般利用条件」の全文はこちらでご確認いただけます。

アドビは常に、個人のユーザー様、および事業者様がより良い創造と共同作業を行いクリエイティビティ推進できるよう取り組んできました。今回の更新は、これをさらに前進させるものです。また今回の変更についてのご質問がございましたら、よくある質問をご覧ください。さらに不明な点がございましたら、アドビカスタマーケアにご連絡ください。

この記事は2020年3月15日に公開されたAdobe Updates Terms of Use for Creative Cloud, Document Cloud and Educationの抄訳です。