リモートワークするデザインチームが、CCライブラリとPowerPointの連携でワークフローを効率化

by Adobe Comms

Posted on 04-27-2020

マーク ヒープス(Mark Heaps)氏は、Adobe PhotoshopとIllustratorのパワーユーザーであり、PowerPointプレゼンテーションファイルのデザインも数多く手掛けるデザイナーです。彼の会社はリモートワーカーのみで構成されていますが、この1年で彼は業務プロセスに重要な変更をひとつだけ加え、ワークフローのさらなる合理化を実現しました。

こんな状況を思い浮かべてみてください。あなたが大きなプレゼンテーションを行うその日、時間がその時しか取れなかったため、重要なステークホルダーがPowerPointのデザインアセットをその場でレビューし、プロジェクトが全世界に向けて公表される前の土壇場で変更を求めています。このプロジェクトをリモートでサポートしているチームは全員スタンバイしていますが、まずあなたは新しいアセットのそれぞれを特定し、変更内容について、既にものすごく長くなっているメールに記載して全員に送信しなければなりません。その後ようやく要求された修正にチームのコラボレーションで取りかかれるというわけです。これには時間がかかりそうです。

これは誰もが身に覚えのある状況ではないでしょうか。実際、今まで多くのデザイナーにとってはこうした光景は当たり前のことでした。

このように時間に制約のある状況で、とりわけリモートで作業を行う際にぶつかるボトルネックを、ヒープス氏はCreative CloudライブラリとMicrosoft PowerPointの連携を活用して解消しました。この記事では、彼がそれをどのように実現したかについて解説します。

マーク ヒープス氏

プロのクリエイターの仕事は決して終わらない

PowerPointは、彼の主要な納品物であり、仕事を行なう上において重要な役割を果たしてきました。それは現在も変わりません。ヒープス氏は、長年にわたりハイテク、マーケティング、コミュニケーション業界で働き、さまざまなクリエイティブ専門職を歴任してきました。企業のプレゼンテーションを専門とするデザインエージェンシーのディレクターとして、やりがいのある仕事をしていましたが、やがて彼の妻が経営する制作サービス会社に、クリエイティブ エグゼクティブ ディレクターとして参加することとなりました。

会社は現在、夫妻によって経営され、遠隔地にいる在宅ワーカーの少人数チームにおける文化を尊重しています。「制作チームのメンバーの採用を始めたとき、私たちが探したのは、デザインおよび制作の業界経験がありながら、育児とのバランスに悩んでいる在宅ワーカーでした。彼らは素晴らしい人々で、私たちは彼らの働きぶりにとても満足しています。ありのままの自分を一部でも諦めることなく、素晴らしい仕事をする。それが私たちのスタジオのモットーです」と、ヒープス氏は語ります。

ヒープス氏の長年に渡る試行錯誤から導き出したリモートでの仕事のやり方は、多くのチームが自宅からリモートで仕事をする現在の「ニューリアリティ」において、新たに関心を集めています。

彼は常に、クライアントがメッセージを発信するための最適な方法を探しています。それは、クライアントのターゲットオーディエンスを理解し、彼らにどういう動きをさせるかがベースとなっています。彼が担当したプロジェクトには、以下のようなものがあります。

仕事をする中で、彼が使う他のツールとPowerPointの連携にはかなり改善の余地があると、ヒープス氏は常々感じており、視覚的なアセットを用いて作業する場合は特にそれを強く感じていました。

これまでのアセット共有における「摩擦」

ヒープス氏はアドビ製品に精通していると言っても過言ではありません。20年以上もアドビ製品を使い続けています。PowerPointに加えて、PhotoshopやIllustratorなどの製品は、彼が仕事をする上で、無くてはならないものです。

「視覚的アセットをアドビのツールからPowerPointに持っていく方法に壁があることに、すぐに気が付きました。特にIllustratorは難しかったですね」と、彼は言います。アドビとMicrosoft両社の開発チームの協力によって連携機能が強化されたのは、まさに彼のようなデザイナーの意見を製品に反映するためです。具体的な機能についてはこちらの記事(英語)をご覧ください。

「最初にAdobe Stockが、私たちが使っているツールすべてに統合されました。PhotoshopとIllustratorはもちろんのこと、PowerPointのアドインまで提供されたのです。これはアドビとMicrosoft 2つのサイドを連携させるうえで本当に役立つものでした。さらに、今ではCCライブラリ用のPowerPointアドインも使えるようになりました」と、ヒープス氏は語り、このアドインの登場で、アセット管理とワークフローの可能性が一挙に拡大したと指摘します。

「今やストック画像や編集した画像、Illustratorで作成したベクターなどを、アドビのアプリから直接PowerPointに転送できるようになりました。連携はさらに進んでいます。例えば、手描きで文字をレタリングしてスマートフォンで撮影すれば、Adobe Captureでベクター化してCCライブラリに保存、Illustratorで仕上げをしてPowerPointに転送することができます。これらがすべて、CCライブラリを介して可能になったのです。私たちのようなクリエイターにとっては、本当に素晴らしい展開です」と、彼は述べます。

時間に勝る宝なし

どのようなデザインプロジェクトであっても、可能な限り効率的かつスムーズに作業を進めることは、ビジネス上の最優先項目のひとつです。Creative CloudライブラリとPowerPointの連携によって、これが実に簡単に達成できるようになったのです。

ヒープス氏もこれに同意します。

「私たちが直面している最大の課題は時間だと私は思っています。時間内に全てを完了させることも難しいですが、クライアントからのより速く質の高い仕事への期待が常にのしかかっています。どこかにボトルネックが生じると、プロジェクト全体の足を引っ張り停滞させます。ところが、私たちが使うツールとAdobe Stockの連携でもわかるように、CCライブラリは、アセットの検索、共有、比較検討、他のチームメンバーとのコラボレーションなど、各プロセスにおけるステップをいくつも省いてくれました。Microsoftとアドビがさらに緊密に連携し、今後もさらに便利になっていくのを期待しています」と、彼は語りました。

この記事は4月7日に公開されたHow Remote Design Teams Are Streamlining their Workflow with the CC Libraries + PowerPoint Integrationの抄訳です。

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