Adobe Creative Cloudビデオ&オーディオ製品 2020年6月アップデートのご紹介ーPremiere ProにAdobe Stock オーディオ追加

本日、Adobe Creative Cloud全体に渡る大きなアップデートが発表されました。ビデオ製品では、Adobe Premiere ProがAdobe Stock オーディオとの連携を搭載しました。同時に、Adobe After Effectsの「ロトブラシ2.0」、Premiere Proの「シーン編集検出」機能、Premiere Rushの「エフェクト」パネル(オートリフレームと「パン&ズーム」を搭載)など、製品に近日搭載予定の新機能も、プレビュー公開でベータプログラムを通じて提供開始しています。本日リリースしたバージョンには、Premiere Proのファイル読み込み速度向上をはじめとするパフォーマンスの強化、Auditionにおけるオフラインファイルへのリンクサポートの改善、Apple Afterburnerのサポート、新しいカメラフォーマットのサポートなど、他にも多くの強化を実施しています。

Adobe Premiere ProにAdobe Stock オーディオを追加

音楽は、ビデオコンテンツにエネルギーと生命を吹き込み、ストーリーを補強する役割を果たします。Premiere Proの最新リリースにはAdobe Stock オーディオが組み込まれ、この新しい統合によってビデオに最適なサウンドトラックを簡単かつ効率的に探せるようになりました。Adobe Stock オーディオは、Epidemic SoundやJamendoなど、最高峰の業務用音楽ライブラリプロバイダーから数千もの音楽クリップを集めており、音源探しの手間を省くことができます。この統合により、Premiere Proはオーディオトラックの検索とプレビューからライセンス取得までのすべてを編集ワークフローを離れずにできる、市場で唯一の製品となります。

このように、Adobe Stockを統合することで、編集ワークフローを離れずにアセットを利用できるようになるため、ビデオコンテンツの制作者はより効率的により良い作品を作ることができます。Adobe Stockには現在、オリジナルのHD/4Kビデオ、プロがデザインしたモーショングラフィックステンプレート、音楽などが含まれています。

Adobe Sensei搭載の新機能プレビュー

人工知能(AI)とマシンラーニング(機械学習)のプラットフォームであるAdobe Sensei(英語)によって、時間のかかる制作作業を高速化し、エディターやアーティストがクリエイティブなプロセスに集中できるようにします。今回のリリースと並行して、私たちはPremiere Pro、After Effects、Premiere Rushに追加予定の、Adobe Senseiを搭載した新機能をいくつかプレビュー公開します。

また、Premiere Rushでは将来的にオートリフレーム、トランジション、「パン&ズーム」を含む新しい「エフェクト」パネルが提供されます。パン&ズームは、静止画を横断してパンしたり、ズームインまたはズームアウトするモーションを生成する、ビジュアルストーリーテリングのための新しいオプションです。

ここでご紹介したようなプレビュー公開中の新機能のテストにご興味のあるユーザーは、Creative Cloudデスクトップアプリの「ベータ版アプリケーション」セクションからアドビのビデオ&オーディオ製品のベータビルドをダウンロードすることができます。

以下の新機能ページもあわせてご覧ください:

この記事は6月16日に公開されたAccelerate Workflows and Craft Better Stories With Adobe Creative Cloud Video and Audio Applicationsの抄訳です。