Photoshop iPad版とIllustrator iPad版にライブストリーミング機能を初搭載、Adobe Frescoでは拡大提供 #Photoshop #Illustrator #AdobeFresco #AdobeMAX
クリエイターはみな、互いに学び合い、インスピレーションを得るのが大好きです。私たちの多くが在宅で仕事をするようになった今、残念ながらそれは以前よりも難しくなりましたが、アーティストの仕事を肩越しに覗くのがクリエイティブスキルを向上させる最良の方法のひとつであることは誰もが知るところです。そこで私たちは、クリエイティブコミュニティのメンバーが制作プロセスを公開し、リアルタイムでつながりを持てるような、代わりの仕組みを提供することにしました。
本日、Photoshop iPad版と、登場したばかりのIllustrator iPad版に、ライブストリーミング機能を搭載したことを発表します。これにより、より多くの人に開かれ、創造への情熱を世界中のクリエイターと共有できるプラットフォームが誕生したことになります。そして、Frescoではこれまで一部地域のユーザーのみに限定提供していたこの機能を、本日よりフリーメンバーシップを含む全てのユーザーへと開放します。言葉や地域の垣根を越え、誰もがドローイングやペインティングのプロセスをライブ配信可能になりました。
ライブ配信を全ての人へ
ライブストリーミングは、学ぶ側と教える側の両方にとってパワフルなツールです。自分の制作プロセスや独自のワークフローを、まるで隣に座っている生徒にお手本を見せるように、リアルタイムで友人やフォロワーと共有できます。見る側からすれば、アートワークが完成するまでの一部始終を、ときに「ハッピーアクシデント」でクリエイティビティが加速される様子まで含め、目の当たりにできます。
この機能はアプリに組み込まれているため、配信はほんの数タップで始められます。ライブへのリンクを伝えれば誰にでも見てもらえ、コメントで反応してもらえます。逆に、Photoshop iPad版、Illustrator iPad版、Frescoのホーム画面の「見つける」タブやBehanceの「ライブ」セクションを開けば、そうした数々のライブ配信を視聴できます。
プロセスを分かりやすく見せる「ツールタイムライン」
配信されるライブには「ツールタイムライン」もあわせて表示されます。これは、個々のブラシストロークや変形などの編集操作をすべて自動的にキャプチャして表示するもので、画面に映らない操作を理解したり、同じことを自分で再現したり、アーティストがどんなツールやテクニックを使っているのかを知るのに役立ちます。
私たちはこの機能をデスクトップ版アプリにも拡大する予定で、現在ベータとして提供中です。ベータ版にご興味がある方は、こちら(英語)からお申し込みください。
リアルタイムのインスピレーション
今年の初め、私たちはBehanceとYouTubeで展開しているAdobe Liveのコンテンツを2倍以上に増やしました。また、Behanceに集う数千万人のクリエイターからなるグローバルコミュニティに向け、Adobe Frescoから直接ライブ配信する機能を段階的に提供しています。それ以来、1,500万分(25万時間)以上のユーザーストリームが視聴され、150万人以上の視聴者が、Adobe LiveとBehanceで公開されたライブおよび録画から学び、インスピレーションを得ています。
仲間から刺激を受け、他のクリエイターとつながり、自分のコミュニティを築き、クリエイティビティをレベルアップするスキルを身につけるために、ライブストリーミング機能をぜひご活用ください。
BehanceサイトのAdobe Liveセクションでは、世界中のトップクリエイターによる最新のライブストリームを視聴できるほか、FrescoとPhotoshopの専用ストリーミングギャラリーを設け、さまざまなクリエイターがホストするコンテンツをお届けしています。
この記事は10月20日(米国時間)に公開されたLivestreaming launches in Photoshop on iPad, Illustrator on the iPad, and Adobe Frescoの抄訳です。