応募総数283作品!MAX CHALLENGE 2020グランプリ決定#AdobeMAX
今年はオンラインで開催した Adobe MAX Japan のロゴデザインコンテスト「MAX CHALLENGE (マックス チャレンジ)2020」。今年は「グラフィック部門」「モーション部門」「フェリシモ部門」の3つの部門で作品を募集し、総勢283作品が集まりました。ご応募いただいたクリエイターのみなさま、ありがとうございました!
各部門のグランプリと特別審査員による講評を紹介させていただきます。
【グラフィック部門】
計166作品が集まりました。気になる方は#AdobeMAX #コンテストでBehanceとTwitterを検索!
グランプリ
https://www.behance.net/gallery/105507523/MAX-CHALLENGE-2020-
Rika K / MAX CHALLENGE 2020 つくるってたのしい
ストレートな「Limitless Creativity For All」の表現。Adobe製品を使ってクリエイティブを楽しんでいるというのが伝わってきます。3Dの表現と2Dの表現が混じっているのもいいです。グラフィック部門となるとクールな表現が多い中、かわいい路線というのは目立ちました。
準グランプリ
https://www.behance.net/gallery/105518115/adobemaxxx
kentaro tomozawa / adobemaxxx
講評
グラフィック部門の作品にはイラストレーションと組み合わされた作品も何点かありましたが、この作品はその中でもイラストレーションの比重が強いものでした。一見すると人的なものが描かれているとは気付かない人もいるかもしれません。色合い、線、省略の仕方、ロゴの壊し方、どれも良いバランス感覚で目をひきました。
特別審査員
JUN OSON
鎌倉市在住のイラストレーター・アーティスト。広告やアニメを中心に装丁や挿絵、グッズデザインなどジャンルを問わず幅広く活動中。最近では北京で個展を行うなど、オリジナルアートワークの制作にも力を入れている。
【モーション部門】
計38作品が集まりました。気になる方は#AdobeMAX #コンテストでBehanceとTwitterを検索!
グランプリ
https://www.behance.net/gallery/105270323/MAX-CHALLENGE-2020-CATEGORY-MOTION
Yutaka Fukuda / Limitless Creativity For All
講評
世界観の構築が傑出していました。エジプト神話やピラミッドなど、馴染みのあるモチーフを見せ方の工夫で新鮮に見せています。正対でロゴを見せる演出とテーマ選びがマッチしていたのも良かったです。
決まりのフレームで強い画面が作れている点が、短い尺でも他の作品に差をつけられた要因だと思います。他にもロゴに目を誘導するハイライトの入れ方、カラーグレーディング、など巧みな技術が光りました。
準グランプリ
https://www.behance.net/gallery/105433199/Adobe-MAX-CHALLENGE-Limitless-Creativity-For-All
RYOKOBAYASHI / 明鏡止水
講評
見たことがあるようで無い空間の作り方が非常に巧いと思いました。空中に浮く透明な帯、赤い植物、オブジェクトを曇らせて反射する水面など、不思議なモチーフで埋め尽くされているにもかかわらずそれが宇宙のどこかの惑星に実在する風景のような存在感をもって表現されています。あえてロゴを立たせすぎない配色も素晴らしいです。
特別審査員
田向 潤
1980年生まれ。多摩美術大学を卒業後、デザイナー経験を経て、CAVIARへ加入。その後2011年よりフリーランス。2018年よりCONNECTIONへ参加。主な仕事に、きゃりーぱみゅぱみゅ、くるり、SMAPのMV。モンスターストライク、ヤフオク!、Newニンテンドー3DSのCMなどがある。
【フェリシモ部門】
計79作品が集まりました。気になる方は#AdobeMAX #コンテストでBehanceとTwitterを検索!
グランプリ
https://www.behance.net/gallery/105510901/MAX-CHALLENGE-AdobeMAX-
masami akiyama
講評
たくさんの作品を応募いただきありがとうございました。受賞、おめでとうございます。大輪のお花をあしらったデザインがとても印象的で斬新で素敵なノートが出来上がると感じました。どこか懐かしいタッチが楽しい思い出や、未来を明るく照らすアイデアをいっぱい描いてほしいです。
特別審査員