クラスの作品の共有に最適 Adobe SparkとGoogleの新連携機能を公開 #アドビ教育
これまで何年もの間、世界中の何百万人もの小中高校の先生と子どもたちはアドビとGoogleのユニークなソリューションを使って、お互いにインスピレーションを与え合ったり、教えたり、教材をまとめたり、コミュニケーションをしたりしてきました。Adobe Sparkを活用すると、子どもたちはユニークなビジュアルレポートや優れたグラフィック、ビデオを作りながらデジタルリテラシーを身につけることができ、先生は授業計画や教室でのコミュニケーションを手軽にレベルアップさせることができます。一方、Google ClassroomとGoogle Driveがあれば、先生と子どもたちはファイルを共有したり、同時に共同作業をしたり、いつも整理された状態を保ったりできるので、無駄や手間を減らすことができます。新型コロナウィルス感染症によって多くの学校が遠隔授業への移行を経験した今、これらのツールはオンライン上での共同作業にこれまで以上に必要不可欠なものとなっています。
Adobe SparkとGoogleの新連携機能でさらに時短を
遠隔授業の必要性が続くことを念頭に、アドビはこのたび、Google for EducationとSparkツールを合わせて活用する先生と子どもたちが、少ない手間でファイルを整理し、同期を保つ新しい方法を発表しました。Spark for Educationに追加された新連携機能をご紹介します。
Adobe SparkプロジェクトをG Suite for Educationアカウントでシェア
Adobe SparkとGoogle Classroomの両方を使用している先生と児童生徒は、G Suite for EducationのアカウントでSparkプロジェクトを共有できるようになりました。これまでは、先生や児童生徒がSparkプロジェクトを公開するには、学校の管理者の承認が必要でした。今回の連携機能の拡張により、子どもたちはファイルをダウンロードしてまたアップロードする作業をスキップして、シームレスにプロジェクトをGoogle Classroomに送信できるようになりました。例えば、ある生徒がAdobe Sparkを使ってスペイン語の授業でポスターを作成した後、共有メニューからGoogle Classroomを選択し、Sparkファイルを直接Google Classroomの課題に添付して先生に提出できます。また、プロジェクトのパブリックリンクを作成する必要もありません。
Adobe SparkからGoogleドライブに直接プロジェクトを送る
また、Adobe SparkとGoogle ドライブも新たに連携しました。先生と児童生徒はAdobe SparkからGoogleドライブにプロジェクトを直接送信することができるようになり、あらゆるデバイスからアクセスできるようになりました。例えば、先生がAdobe Sparkで動画のレッスンプランを作ったら、[Share/共有]メニューから[Googleドライブに送信/Send to Google Drive]で送ることができます。
先生がGoogleドライブにログインすると、Sparkから共有したすべてのプロジェクトが入ったAdobe Sparkというフォルダが表示されます。プロジェクトをダブルクリックすると、Adobe Sparkエディターが開き、プロジェクトを表示したり変更したりすることができます。
忙しい先生と児童生徒のすべての手間を毎日スムーズに
アドビのCreative Cloudビジネス、マーケティング&コミュニティ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのマーラ・シャーマは、「小中高校の先生や児童生徒は、Adobe Spark、Google Classroom、Google ドライブなどのツールを使用して、授業のプロジェクトを作成したり、授業計画を設計したり、ファイルを整理したりといったオンラインでの作業に多くの時間を費やしています。アドビとGoogleは、アプリケーションを連携することで、手順を減らし、先生と児童生徒が学習や制作作業に集中できるように支援したいと考えました。」と述べています。
さらに詳しく
AdobeとGoogleは長年にわたる強力なパートナーシップを通して、シングルサインオン(SSO)機能や一部のAdobeアプリをChromebook対応などを行ってきました。今回のAdobe SparkとGoogleの新連携機能はAdobe Educationチームの最新の発表のひとつに過ぎません。他にもCanvas学習管理システム、Flipgrid、Microsoft OneNote、Teamsとの機能連携を発表し、先生と児童生徒や学生の教室での学習フローおよび遠隔授業のワークフローの効率化への貢献を続けています。