使ってみよう! #DesignJimoto 未来ビジョンワークシート with SDGs オープンソース化!
[連載]
[#DesignJimoto event series]
秋晴れの空と紅葉が目にも清々しい季節ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?Creative Cloud Community Manager の武井史織です。
過去5年程実施してきた、課題解決・問題提起型のソーシャルデザインプログラム Design Jimotoでは、プログラムの実施を通じて「デザイン」を軸に社会的課題を「自分ごと」として捉え向き合う場作りを提供し、全国の他分野コミュニティー同士が長期的に連携するきっかけの創出を目的としてきました。(Design Jimotoの今までの活動はこちらから!)
ここ数年「Design Jimotoプログラムを自分たちの地元でも活用してみたい」という多くの声をいただき、どうしたら手軽に本プログラムを活用してもらえるか模索し続けてきました。そこで、活動を通して学んだ「クリエイティブのプロセスで問題解決に繋げる方法」をわかり易く体系化し、使いやすさ・手軽さを重要視したワークシート『Design Jimoto 未来ビジョンワークシート with SDGs 』をコミュニティーメンバーと開発しました。ニューノーマルな時代に合わせて、対話の場をつくるために誰でもこのワークシートを使うことができます。
※**「Design Jimoto 未来ビジョン with SDGs」ワークシートの活用を希望の方は、こちらのフォーム**に必要事項を記入の上、登録後に返信メールで送られてくるリンクより各種データをダウンロードください。
Design Jimotoで考える課題解決のプロセス
Design Jimoto で考える課題解決のプロセスは下記の流れで行います。今回開発した「Design Jimoto 未来ビジョンワークシート with SDGs」を活用することで、①〜⑤のプロセスをカバーすることが出来ます。まずは等身大で素直に感じていることを話せる「フラットな対話の場を作り」を基軸にすることを大切にしています。その上で課題の洗い出しを行い、自分たちの未来ビジョンを立て、アイディア出しを行い、アイディアを実現するのに必要な人材やリソースの洗い出しを行うことが、未来に繋がる健やかなコミュニティーの基盤になると考えています。
『Design Jimoto 未来ビジョンワークシート with SDGs』のあり方
これは、私たちの「地元・時代・未来」を身近に捉えて深掘るための「未来ビジョン」ワークシートです。自分たちのこれからの目標を明確化するため、SDGsを共通言語として活用できるように開発してあります。(持続可能な開発目標 SDGsとは?)
初めて社会課題に取り組む人にとっては、解決すべきモノ・コトに気づくきっかけの創出となり、既に社会課題に取り組んできた人にとっては、今までの取り組みを見直したり、新しいアイディアを生む機会創出として活用することができます。ぜひワークシート実施を通して、自分たちの気づきを周りの人たちと共有しましょう!
プログラム活用例
プログラムの活用方法は下記の通り、地域活性のアイディア出しから始まり、学生の地域活動、行政や団体内でのファシリテーター育成など、様々です。また、ワークシートを気持ちよく効果的に使うために、思いやりをもったコミュニケーションを心がけ、多様性を大切に実施しましょう。実施時間1時間という目安の中で行うため、悩む部分も出てくるかもしれませんが、とにかくまずは制限時間内でトライして楽しみながら走り切りましょう!
用途別フォーマット
ワークシートのフォーマットは活用者の用途(オンラインで活用するのか、リアルなワークショップなどのオフラインで活用するのか、等)に合わせてご利用いただけます。
- オンラインでの会議やイベントで活用 → Adobe XD (*Adobe XDの体験版をダウンロードして利用可)
- リアルで集まる話し合いや、対面ワークショップなどで活用 → PDF (A4サイズ印刷可能)
オンラインワークショップでの活用の様子
※**「Design Jimoto 未来ビジョン with SDGs」ワークシートの活用を希望の方は、こちらのフォーム**に必要事項を記入の上、登録後に返信メールで送られてくるリンクより各種データをダウンロードください。
※今までのDesign Jimotoの活動は公式ブログよりご覧ください。また、ワークシートの感想やお問合せは、Twitterで #DesignJimoto をつけて投稿してください!
それでは、みなさんの活用アップデートを楽しみにしています。自分たちの地元を、時代を、未来を、自分たちでデザインしましょう!