アドビ、ブラウザー上でPDFを操作できるツールを提供開始 #AdobeAcrobat
アドビは、この度、複数のPDFの操作をブラウザー上で行うことを可能にする「Acrobat web」を提供開始しました。
世界中でさまざまなことが起こっている昨今、オンラインやビデオを活用した作業が増え、業務の改善が急務となっています。今回のAcrobat webにより、デジタルドキュメントを扱う上での利便性が大幅に向上します。
Acrobat webでは、ブラウザー上で多くのPDFタスクを簡単に処理することができます。ファイルのPDF変換、圧縮、電子サインの依頼などの操作は、だれでも簡単に無料で試すことができます。またPDFのパスワード保護やページの分割、複数のPDFの結合といった重要なタスクをオンラインで迅速かつ簡単に処理することができます。デスクトップソフトウェアもアプリケーションのダウンロードもいらず、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで完了します。
アドビは昨年、Googleと連携し、Adobe Acrobat用のショートカット「.new」の提供を発表しました。試行版はすぐに好評となり、わずか数ヵ月で1,000万回以上のクリックを記録しました。日々WordからPDFへ変換する方法やPDF文書への署名方法をブラウザーで検索している方は使いやすく、安全なAcrobat webを無料でご利用いただけます。
シンプルな検索やコマンドで利用できる信頼性の高いソリューションを生み出すため、アドビはツールの追加や新しいショートカットの開発に力を注いできました。利用方法は実に簡単です。無料のAdobe IDでサインインした後、PDFを変換、コメント記入、編集、共有、署名をするだけです。テキストや画像の編集、墨消し、またはOCR化といったより高度なPDFツールが必要であれば、サブスクリプション版のAcrobat DCにアップグレードでき、Web、モバイル、デスクトップ上でより便利にPDF関連の作業を行うことができます。
文書に記入する機会の少ない個人の方や、生産性を最大限に高めたい中小企業の経営者の方でも、Acrobatがあれば作業場所を問わずご利用いただけ、リモートワークにおける文書作業やチーム間のコラボレーションやコミュニケーションをより効率的に行うことができます。
Acrobat webのことをより知るために、ぜひこちらのサイトからPDFのツールを試してみてください。
さらにプロの裏技として、下記のショートカットをブラウザーに入力すると、すぐに該当のページに飛ぶことができます。
PDF.new(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、または画像ファイルをPDFに変換)
Sign.new (入力と署名)
CompressPDF.new (PDFを圧縮)
ConvertPDF.new /WordtoPDF.new (Microsoft Word文書をPDFに変換)
※本記事は、2021年2月2日に公開されたブログの抄訳版です。