アドビに新しい風を。若きコンサルタントがもたらすもの

連載

社員インタビュー

アドビに新しい風を。若きコンサルタントがもたらすもの

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1992年の日本での創業以来、さまざまな業界のお客様をクラウドサービスでサポートしてきたアドビ。世界的にイノベーティブな企業として評価され、実績を積み重ねてきました。

今後は古き良き部分は残しつつ、最先端のものも取り入れていきたい。そう考えた当社は、エンゲージメントマーケティングを展開する「マルケト」と経営統合するなど、これまでの実績に新たな技術・新しい人材をかけ合わせ、新生アドビになるべくまい進している最中です。

2019年、当社はさらなるアクションとしてFuture Stars Programをスタートさせました。クラウドサービスのみならず、スマートフォンなどデジタルデバイスに特化したサービスを拡充する必要性が高まっています。これからの時代に向けて、デジタルネイティブ世代と言われる20代社員の比率を増やし、新しいアドビを世の中に見せていきたいと考えています。

採用において大切にした人物像は、「卓越したスキルや経験を持っていること」「新しい技術に対して知的好奇心が旺盛であること」のふたつ。多くの希望者と面接し、2019年にFuture Starsとして味村春菜と友野直喜を含む5名を採用しました。コンサルタントとして、これからのアドビに新しい風を吹かせてくれる有望なメンバーです。

ふたりはジョブローテーションで各部署の業務を経験後、アドビカスタマーソリューションズ統括本部に配属。メンターの指導のもとさまざまなお客様を担当しています。

ふたりはなぜ当社への入社を希望したのか、前職の経験も踏まえてご紹介します。

刺激ある毎日が忘れられずに応募。子どものころの自分に自慢したいほど嬉しい

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大学では英語で授業を受け、夜間は別の大学でメディア関係の勉強をしていた味村は、当社で3カ月間のインターンを経験しました。その後、英語力を生かすために、新卒でフランスに本社を置く保険会社に入社。プロジェクトマネージャー(PM)を務めます。

味村 「アドビでのインターン経験を通して、新しいチャレンジを続ける会社で働きたいと思っていました。前職の、デジタルトランスフォーメーションに力を入れている部分に興味を持って、社内のデジタルトランスフォーメーションのサポートをする PMになりたいと思ったんです」

入社後、味村は社内の管理会計システムの導入プロジェクトなどに携わります。金融系に興味を持っていた味村ですが、働く中でデジタルマーケティングに特化して専門性を身につけたいという気持ちに気づきます。

今後を考えたときに思い浮かんだのは、変化の早い環境で、優秀な社員たちからたくさんの刺激を受けて働いたアドビでのインターン経験でした。

味村 「『保険 × PM』という軸はある意味ニッチなので、スキルを極めれば唯一無二の人材になれると思います。一方、その経験をほかのジャンルで応用できないのではないか、という不安もあって……。

このまま働き続けることに違和感を覚え、 Future Starsにチャレンジすることにしたんです。入社してまだ 1年での転職活動でしたが、やはりアドビの製品や人にほれ込んでいたので、迷いはありませんでした」

無事に採用となり、研修後は「Adobe Analytics」「Adobe Audience Manager」「Adobe Target」などデジタルマーケティング製品の導入支援コンサルタントとして働いています。

味村 「パソコンで遊ぶのが小学生のころからとても好きで、写真を編集したり、ホームページを制作したり、ブログを書いたりしていました。それこそ、 Photoshopのことも小学生のころから知っていましたね。グローバルに活躍することにもずっと興味がありましたし、今は『アドビに就職したよ!』って、子どものころの自分に自慢したいくらい嬉しいです(笑)」

まずはやってみよう。当社のチャレンジに飛び込み、グローバル人材を目指す

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ベルギーや韓国で生活した経験を持つ友野は海外に関心があり、大学では国際経済を学んでいました。味村と同じく、小さいころからパソコンに触れる機会が多く、可能性に満ちた分野だと考えていたIT業界への就職を希望します。

専門性が高くグローバルに活躍できることを判断基準に、新卒では大手ITベンダーに入社。3年間、社内システムの部署で新規プロジェクトの推進・構築/運用保守に携わります。

本格的に力を入れていきたいプロジェクトがあったものの、より自分のやりたいことに早くチャレンジできる方向に進みたい、という気持ちが少しずつ芽生えてきました。

友野 「そんなとき、 IT関連の情報収集をする中でアドビのチャレンジをいろいろと知ったんです。これほどクリエイティブな環境に関われたらおもしろそうだなと。若手の採用を行っていると知って、『これはチャンスだ』と思い応募しました。

昔から人と違う経験をすることがあって、新しい環境に行くことをおもしろがれる人間でした。ですから『若手を採用する』という、会社の新しい取り組みに関わってみたい気持ちもありました」

入社後は、顧客体験管理システム「Adobe Experience Manager」のテクニカルコンサルタントとして働いています。

当社は教えることが好きな社員が多いため、働きやすい印象を抱いたようです。仕事上お客様の課題を聞いて、頼られて、要望に応えていく。「コンサルタントは話すことも、頼られることも好きなんだよね」と考える上司のもと、求めればどんどん与えてくれる環境を楽しんでいます。

友野 「自分の方向性を考えたときにアドビが合っていると思ったので転職しましたが、挑戦して良かったです。海外生活の経験があり、人と話すことも海外も非常に好きなので、海外でのチャレンジなどグローバルな仕事に携わっていきたいです」

みんながメンター。社内の追い風を受け若い感性をサービスに反映

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Future Stars受け入れにより、社内にも少しずつ変化が生まれています。仕事においてチームワークが要となる当社では、社員たちの団結力を高めることも、この取り組みを始めた理由のひとつでした。

「入社した社員の教育は、配属された部署が担当すればいいこと」として捉えず、一緒に新しいメンバーを育てようという、“みんながメンター”の意識を持つようになりました。自分ごととして考え、仲間を迎える一体感がいっそう高まりつつあります。

期待に応えるように、ふたりもそれぞれが掲げる目標に向かって進んでいます。

味村 「私のメンターは、今までの経験をすべて私に受け継ごうと、真剣に向き合ってくれます。なので、私もいつかそのメンターのようなコンサルタントになりたいです。そのためにも、まずは技術や知識を吸収するという基礎の部分を大切にして取り組んでいきたいです」

友野 「アドビが持つテクノロジーや提唱している概念を、多くのお客様に正しく知っていただくために力を注いでいきたいです。アドビの製品の目的や使い方の可能性を知るだけでも、変化が生まれると思うんですね。使い方をお伝えするだけでとても感謝されることもあるので、いつでも準備万端の状態にして、いろんな方から頼られる存在になりたいですね」

若い世代の活躍が、新たなアドビをつくっていく──。先輩社員の支援を受けながら、再びつかんだチャンスを胸に、味村と友野はこれから新たな当社をお客様に見せていってくれるはずです。