GIGAスクール環境で活躍するクリエイティブツールAdobe Sparkの魅力を全国へ発信

1人1台だからこそ実現できるGIGAスクール端末の活用方法について、平井聡一郎氏講演とともに、教育機関向け無料 Adobe Spark活用事例などをご紹介したセミナーの様子をお届けします。

By Adobe Education Japan

Posted on 03-06-2021

GIGAスクール構想に基づいた1人1台のPC環境が、いよいよ活用元年を迎えます。アドビではGIGAスクール環境のもとで育むこれからの子どもたちに欠かせない力を「創造的問題解決能力」と考え、あらゆる教科での表現・制作活動に最適のビジュアルプレゼンテーションツールAdobe Sparkを教育機関向けに無料で提供しています。2021年2月8日(火)には、全国の教育委員会指導主事を対象に「Adobe Spark×GIGAスクール端末活用セミナー」を開催しました。

時代が求めるクリエイティブな学びを支える

前半は、文部科学省ICT活用教育アドバイザーで情報通信総合研究所特別研究員の平井聡一郎氏による講演「Creativeな学びが授業を変える-Adobe Sparkが創る新たな学び-」が行われました。

平井氏は、世の中の変化とともに社会が求める力が変化し、これからの時代はルーティンワークやマニュアル化された仕事はロボットやAIにとって変わられると見通します。今後社会で必要とされるスキルを「コミュニケーション、クリエイティビティ、スペシャリティ」と定義し、それらの力をつけるには、知識伝達型のインプットの学びだけでなく、探求を通して思考し、インプットした情報を再構成・再構築してアウトプットする学びが重要だと示しました。

スーツを着た男性と文字の加工写真
中程度の精度で自動的に生成された説明

平井聡一郎氏

アウトプットの形はポスター、Web、ビデオなど様々に想定できますが、GIGAスクールの環境下にはクリエイティブ系のツールが少ないのが現状。Sparkならばすべてに対応していて「クリエイティブな学びを支える最適のツール」と評価します。

スーツを着た男性と文字の加工写真
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クリエイティブな学びを支えるAdobe Spark

平井氏は、これまでの学校現場にはクリエイティブな学びの経験が少ないことをふまえ、「先生自身も子ども達と一緒になってチャレンジしましょう」と呼びかけました。

Sparkの特徴と活用シーン

つづいてアドビの営業戦略本部エデュケーションエバンジェリストの井上莉沙がSparkのデモンストレーションを行います。Sparkは直感的な操作方法の誰にとっても使いやすいクリエイティブツールで、グラフィック作成の「Spark Post」、動画作成の「Spark Video」、Webページ作成の「Spark Page」の3つで構成されています。ウェブブラウザから使うウェブサービスとして提供されていて、PCにインストールせずに使用します。(※iPadはアプリをインストールして使用)

グラフィカル ユーザー インターフェイス
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Sparkの3つの要素

<Spark Post>

発表用のポスターなどさまざまなサイズのグラフィックを作成できます。レイアウトと配色を選んだら、区分けされたエリアに写真や文字を配置していくだけで、見栄えの良いデザインに仕上がるのがポイント。もちろん好みの要素を加えたり途中でレイアウトや配色を変えたりすることも可能です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス
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レイアウトやパーツの選択肢が厳選されていてまとまりよく仕上がる

「私もやってみましたが、勝手にきれいにできちゃうんですよね。そのおかげで、何を伝えたいかという内容に集中できるところがいいですね」と平井氏。

<Spark Video>

スライドを作成する感覚の簡単操作で写真や動画素材を自由に組み合わせてビデオを作成します。自動的に場面転換の効果が入りまとまり良く仕上がります。BGM素材が用意されているのはもちろん、作成画面でビデオを再生しながらナレーションを録音することもできます。

コンピューターのスクリーンショット
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素材を並べ替えて文字やアイコンを追加するだけで手軽に動画が完成する

<Spark Page>

専門知識がなくても、写真や文字を並べるだけで簡単にWebページを作ることができます。あらかじめ設定されたデザインフォーマットのおかげで、洗練された見た目と演出のWebページが仕上がります。Spark Postで作ったグラフィックやSpark Videoで作ったビデオを掲載することもできます。

コンピューターのスクリーンショット
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HTML等の専門知識なしで画面操作だけでウェブページを作成できる

「グループ学習などの際に、個人で分担して調べたものをここで持ち寄ってまとめられますね。個別の学びが協働の学びにすぐにつながるという効果があります」と平井氏。

Sparkはリアルタイムの共同編集はできませんが、グループで1つのプロジェクトを共有して、個々のPCから順番に編集するという使い方ができます。また、個別に作成した作品をクラスで共有する方法として、1つのGoogle Slideをクラスで共有し、全員が自分の作品を貼ったページを追加するという使い方も便利です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション
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Google SlideでSpark Videoを共有。Slideのコメント機能で感想を残すことができる

学校からの発信も積極的に

すでに教育機関向けAdobe Spark無料ライセンスを導入している奈良県では、小学生がSparkを活用して夢中で制作に取り組んでいる姿もあります。井上は、Sparkのウェブページは簡単に公開できて、PCでもスマートフォンでも無理なく表示できることを紹介し、保護者向けの発信にも便利だと説明します。

コンピューターのスクリーンショット
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奈良県内の小学校での活動の様子。この報告画面も先生がSpark Pageで作成

平井氏は、「北欧の学校を視察したとき、子ども達の作品がウェブ上で公開されていたんですよね。教室には子どもの顔写真と一緒にQRコードが貼られていて、そこからウェブ上で作品を見られるようになっていました。そんなことが簡単にできるようになりますね」とコメント。GIGAスクールの環境下では、学校が学びの姿を積極的に発信することが重要で、それが公教育への信頼につながると指摘しました。

なお、アドビのアカウントは、GIGAスクールの環境構築で導入されることの多いGoogleやMicrosoftのアカウントと連携させてシングルサインオンで利用できるため、先生や子ども達がいくつものアカウントを使いわけて混乱するという心配はありません。

セミナー参加者からはチャットを通して具体的な質問が積極的に寄せられ、関心の高さが感じられました。Sparkが子ども達のクリエイティブな活動の敷居を下げ、「創造的問題解決能力」を育むことが楽しみです。

(文/狩野さやか)

(関連リンク)

GIGAスクールモデルに最適|教育機関向け無料 Adobe Spark

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