Adobe Illustratorと Adobe InDesignがAppleシリコンにネイティブ対応。これまでにない高速化と効率化を実現

Adobe Illustratorと Adobe InDesignがAppleシリコン搭載デバイスにネイティブ対応しました。 M1 Mac上で動作するIllustratorの全体的なパフォーマンスは、インテルプロセッサー対応ビルドと比較して平均65%高速化し、InDesignの場合も同様に、全体的なパフォーマンスが平均59%高速化しています。

By Takashi Iwamoto
Posted on 07-15-2021

Adobe Illustratorと Adobe InDesignは、Web、モバイル、印刷など、さまざまな分野でイラスト、グラフィック、出版物、エディトリアルを作成するための現代のスタンダードともいえるソフトウェアです。世界中の数多くのデザイナーにとって日々の創作や表現活動に無くてはならない Adobe Illustratorと Adobe InDesignだからこそ、スピードとパフォーマンスの向上は重要であるとアドビは考えています。そのため私たちは、Appleシリコン(M1チップ)を搭載した新しいMacとMacbookの発売が開始された時点で、 Adobe Illustratorと Adobe InDesignを含むすべてのAdobe Creative Cloudアプリケーションをこの新しい環境でシームレスに動作するよう、最適化することを最優先の課題とし取り組んでまいりました。

そして本日、 Adobe IllustratorAdobe InDesignがAppleシリコン搭載デバイスにネイティブ対応したことを喜びとともにご報告いたします。これまでも、両アプリともにM1 Mac上で動作していましたが、本日のネイティブ対応完了の発表は、スピードとパフォーマンスが一段と向上したことを意味します。M1 Mac上で動作するAdobe Illustratorの全体的なパフォーマンスは、インテルプロセッサー対応ビルドと比較して平均65%高速化し、Adobe InDesignの場合も同様に、全体的なパフォーマンスが平均59%高速化しています。

このブログ記事では、本日の発表とあわせ、 Adobe Illustratorに追加された新機能「回転ビュー」についてご説明します。

Apple M1チップにネイティブ対応したAdobe InDesign

印刷する出版物であろうと、電子書籍、PDF、雑誌などのデジタルコンテンツであろうと、InDesignでの作業で最も重要なのは、デザインをいかに素早く作成し、反復できるかです。今回、M1チップ搭載のMacでInDesignをお使いの場合、ファイルを開いて作業する際の動作が非常に速くなっています。ワークフローで重要な以下の処理において、InDesignユーザーは大幅なパフォーマンス向上を期待できます。

これらの強化により、これまでにないスピードで皆さんが仕事に着手し、必要な作業を終わらせられると考えています。クリエイティブのクオリティを向上させるために行われる反復作業や、納得の行くまでレイアウトを試行錯誤する余裕が生まれるのです。

Apple M1チップへのネイティブ対応によるAdobe Illustratorのパフォーマンスの向上

M1チップ搭載のMacでは、本日リリースされたIllustratorの起動およびファイルの読み込み処理の大幅な高速化によって、ワークフローを快適に進めることができます。実際、フランスのコンサルティング企業Pfeiffer Reportによる第三者検証でも、M1チップ搭載のMacBook ProおよびMacBook Airでは、以前のビルドと比べて4倍の速さで起動し、ドキュメントを作成できることが示されています。ワークフローで重要な以下の処理において、Illustratorユーザーは大幅なパフォーマンス向上を期待できます。

これらのパフォーマンス強化により、ツールの起動や操作がより効率的になり、Illustratorを使った真にクリエイティブな作業に、これまでにないスピードで取りかかれるようになると考えています。

Adobe Illustratorがさらに使いやすくなる「回転ビュー」機能

Illustratorデスクトップ版でスタイラスを使っているユーザーは、今回のIllustratorのリリースで、カンバス上での新しいパワーとコントロールを手に入れることになります。Illustrator iPad版に搭載済みの「カンバスを回転」機能と同様に、カンバスを描画に最適な角度に回転することができるようになるのです。

グラフィックの向きを修正したり、カンバス全体に特定の角度で複数のパスを作成したりする場合や、ダイラインに沿って直角に回転させてデザインすることが多いパッケージデザイナーにとって、特に便利な機能です。

最新の環境に対応することで、ますます製品の使いやすさが向上しています。

対応マシンをお持ちの方は、これらのパフォーマンスの向上を実感いただけると思います。

また、「回転ビュー」機能は多くのユーザよりリクエストをいただいていた機能です。汎用性の高い機能なのでぜひお仕事などで活用ください。

Topics: クリエイティブ, デザイン, ハイテク, メディア&エンターテインメント,

Products: Creative Cloud, Illustrator, InDesign,