グランプリ発表 ラクロス×アドビ Movie Challenge 2021

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2021年の大学シーズン開幕を記念して開催した、「ラクロス×アドビ Movie Challenge 2021」。意気込みとクリエイティビティが詰まった素晴らしい作品が多数応募されました。

JLAおよびアドビの厳正な審査を経て入選された作品を、各チームのコメントとともに紹介させていただきます。

■グランプリ

グランプリ 慶應女子

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作品に込めた想い:

動画だけでは物足りない、もっとラクロスを見たいと思ってもらえるように「試合前、ドロー、シュート、そして勝利が1つのメモリーとして積み重なっていく」という流れを考えました。

制作での工夫や苦労:

1分半と言う短い時間の中でラクロスのスピード感とダイナミックさが伝わるように、BGMや効果音を1フレーム単位で調整したり、違和感のないトランジションになるようにエフェクトを工夫しました。

準グランプ TLC

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作品に込めた想い:

日本最古のラクロスチームだからこそ作れる動画というコンセプトの下、OBの思い、現役選手の思い、今も昔も変わらないチームのレガシーを動画を通して感じて欲しいです。新しいことにチャレンジする時に側にいて背中を押してくれるファミリーのようなチームがTLCです。ラクロスはプレー1つをとっても決まりきった答えはなく、自分の中の答えを探していつでも新しいことにチャレンジできるのが魅力で、そんな部分もMovieから感じてもらえれば嬉しいです。

制作での工夫や苦労:

制作においては、logで撮影した素材とlogで撮影していない素材があり、色合いを揃えるのに苦労しましたが、lutを使用した後に細かい調整をすることで対応しました。

■入選作品

入賞① 聖心女子大学

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作品に込めた想い:

縦横(先輩・同期)の強い繋がり と 元気!真剣!笑顔! 泥臭さではどこにも負けない、地道に花を咲かせます!目指せ!全員咲!というチームのコンセプトをメッセージとしてMovieに込めました。ラクロスは大学から始めても間に合う!”カレッジスポーツ”の代名詞!なので、軽やかなパス回しに強烈なシュートといったどこまでも魅力が詰まったのこのスポーツをたくさんの人に知ってもらいたいです。

制作での工夫や苦労:

早朝練習の雰囲気を出すためにあえて逆光の映像を、また躍動感を出すために近距離でカメラは固定ではなく動かしながらの映像を多く用いました。4年生全員が徐々に集まって前へ進むシーンでは、楽しみながらも団結して目標に向かって前進するチームの風土を表現しました。かっこいいシーン、見せたいシーンが多くある中、チーム全員が入るように、映像の取捨選択に多くの時間がかかった。

入賞② 早稲田男子

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作品に込めた想い:

早稲田大学男子ラクロス部は、日本一を取れる実力のあるチームであり、実際に数多くのタイトルを獲得しています。そこには多くの方々の努力や想い、応援があるということを動画を見ていただき感じていただければと思います。まだまだマイナー競技という域を出ないラクロスですが、こういう活動によってラクロスの競技人口を増やそう、色々な方々に知ってもらおうと前を向いているところがこの競技の魅力でもあり、何よりラクロス部に所属している全大学の部員がラクロスのことを好きだと思います。

制作での工夫や苦労:

動画中盤、音楽に合わせない動画の切り替わりが、日本一を目指す不安や緊張と同時に、挑戦することに対するワクワク感を表現しています。苦労したのは、「わかりやすく伝える」という点です。知らない人が見るとラクロスってちょっとよくわからないな、という現役ラクロッサーにしかわからないようなプレー映像ではなく、チームの雰囲気や分かりやすい得点シーンを使うように心がけました。

入賞③ NeO

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作品に込めた想い:

沢山のエールが選手・スタッフの背中を押す、全国各地のラクロスが、応援している人を笑顔にしている、というメッセージを込めました。ラクロス界はその繋がりの強さが魅力だと考えているので、離れていても、お互いがお互いの力になるということも映像を通して伝わると嬉しいです。

制作での工夫や苦労:

いいねボタンを押すと、選手の背中が押されるシーンで、上記のメッセージを表現しました。

入賞④ 慶應男子

建物の前に立つ男性たち
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作品に込めた想い:

この度は上位入選作品に選んで頂きありがとうございます。我々のチームは個の能力が高くクリエイティブなチームなので、編集を通して繊細でダイナミックなプレーを上手く表現できたのではないかと思っています。ラクロスは派手でかっこいいプレーが多いので、こういったMovieをきっかけに多くの方に試合を見てもらい、このスポーツの魅力を知ってもらえたら幸いです。

制作での工夫や苦労:

このMovieで注目して欲しい点はAfterEffectsを使ったところ全てです。特にアイビームをつけることによってノールックパスを表現したところに注目して頂きたいです。AfterEffectsを本格的に扱うのは初めてだったので一コマ作るのにも非常に時間がかかりとても大変でした。

入賞⑤ 福岡大男子

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作品に込めた想い:

Movieは、“山笠ラクロス”をテーマに、福岡大学の選手たちの情熱が伝わるように意識して作成しました。私はチームスタッフとして、選手と共に活動をしています。目標に向かって努力しているひと、頑張っている人って、本当にかっこいいんです!

ラクロスって、本当にかっこいいんです!

いつも1番近くで見れて、私はラッキーだなって思います。

ラクロスはスピード感と力強さが融合した、最高に面白いスポーツです。

映像を通して、福岡大学の魅力、そしてラクロスの魅力を感じて頂けると嬉しい限りです。

制作での工夫や苦労:

チームカラーの赤色が映えるように、グラウンドなど、背景をモノトーンにしました。臨場感があるシーンなので注目ポイントです。音楽に合わせて、映像を切り替える点に苦戦しましたが、テンポよく繋がるように試行錯誤しました。

■総評

日本ラクロス協会 マーケティング委員 岡本

アドビ株式会社(以下、アドビ)と日本ラクロス協会(以下、JLA)が締結した「ビジュアル・エクスペリエンス・パートナーシップ」の下、初めての取組みとして開催されたのが今回のMovie Challenge 2021でした。

日本のラクロス界においては、各チームによる「シーズン開幕に向けたPump Up Movie」が既に独自文化として定着しつつあります。アドビのクリエイティブ・ツールという強力な武器を活かすことで、「更にカッコ良く!更に心震えるMovieを作る!」そんな意気込みを持った32チームから計36作品の応募がありました。素晴らしいたくさんのMovieの中から、今回は、特にインパクトを持ってラクロスの魅力を表現してくれた7チームを入選作品として選出しました。入選チームの皆さま、おめでとうございます!今回、残念ながら入選には至らなかったチームの皆さまも、アドビのツールを活用して、ラクロスの腕に加えクリエイティブのスキルも磨いていって下さい。

アドビとは、これからも新たなプロジェクトを展開していきますので、クリエイティブを使ってラクロスの魅力を表現したい人は是非、後続のプロジェクトにも注目して下さい。

アドビ株式会社 教育市場部 マーケティングマネージャー原

ご応募、誠にありがとうございました。

入選した作品も、惜しくも入選を逃した作品も、すべてが素晴らしいものばかりでした。なによりも優れていると感じたのは、各参加者が「ラクロスをどのように捉え、どう表現したいか」について工夫を重ねた後が見えたことでした。これにより、同じような作品は一つもなく、各チームの個性が活きた動画に仕上がっていたと思います。編集スキルは後からいくらでも身に着けることが出来ますが、何かを表現するために向き合い、考えた時間は何にも替えがたい貴重な経験となるはずです。練習や試合はもちろん、「自分の好きなことに楽しくまっすぐ向き合う」という気持ちを忘れず、今後も励んでいていただけたら嬉しく思います。