アドビは文学作品の世界を映画ポスターとして表現するコンテスト、「勝手に映画化プロジェクト」を、2021年11月3日~12月3日に実施しました。250点を超えるクリエイターさんのイマジネーションが表現された、ハイレベルな作品が250点以上揃いました。その中から、厳選なる審査の上、受賞者が確定しましたので、結果を発表します。
応募頂いた作品から、ポスターの規定と投稿の要件を満たしている作品を選定し、以下の3点を考慮して審査いたしました。
- - 作品についている固定観念を取っ払い、自分だけの世界を表現できているか。
- – 元の作品の要素が含まれており、作品から逸脱しすぎていないか。
- - ポスターとしてのクラフト力
今回、特別審査員として世界で活躍するクリエイター「田島光二」さんに審査頂きました。
シニアコンセプトアーティスト。1990年生まれ、東京都出身。
2011年に日本電子専門学校コンピューターグラフィックス科を卒業し、2012年4月にダブル・ネガティブ(Double Negative)支社へ入社。
2018年9月にルーカスフィルムのVFX部門であるILMへシニアコンセプトアーティストとして移籍。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』『ヴェノム』『ゴジラ: キングオブモンスターズ』『ブレードランナー2049』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
以下の34名が受賞者となります。受賞者には、アドビクリエイティブクラウド@creativecloudjpのTwitterより、ダイレクトメッセージでご連絡いたします。
「まず純粋に「この映画見てみたい!」と感じました。ぱっと目を引く全体の構成バランスが素晴らしいです。実写素材を使いながらも絵画のような雰囲気を持たせているのも面白い。色数も抑えられていながら鮮やか、かつギラギラしていない。
物語のキーポイントを表現しながらも語りすぎない考えさせるデザインにもセンスを感じます。ずっと見ていて楽しいです。
本当にかっこいい。完璧だと思います。」
「壮大なSF作品を感じさせる画作りが素晴らしいです。王子さまの背中からいろいろな思いが感じ取れます。寂しげだけど温かみのある色味も美しい。基礎的な画力がとても高いのはもちろんですが、そこに写真素材を有効的に使い作品として仕上げる技術力凄いです!」
「なんですかこれは。かっこよすぎるんですが!予想外過ぎるルック、その超越した発想力に脱帽です。凄すぎて笑ってしまいます。
あのキャラがこれかなと考えながら見るだけで本当に楽しいですし、隅々まで見ていたくなるような構図が綺麗に構成されてます。
レトロなサイバーパンク風に仕上げている技術の高さも素晴らしいです。僕もこういうポスター作ってみたくなりました。」
「めちゃくちゃシックでかっこいいですね。あえて落ち着いた雰囲気に仕上げているのが面白いです。
葉巻を吸っている男性の顔が花で見えない様になっいて、その周りに飛んでいる蝶が花びらのようにも見えて、ギャツビーのミステリアスさと壮絶な人生を感じさせます。
そして色使いがとにかく素晴らしい。使っている黒と白がとてもセクシーです。」
以上が全受賞者です。受賞された皆様、おめでとうございました。
今回ご応募された全作品はハッシュタグ「#アドビ」、「#AdobeStock」、「#勝手に映画化プロジェクト」でTwitter上で検索できます。ぜひ素晴らしい作品をご覧ください。
改めまして、今回の企画にご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。