Adobe Creative Cloudの提供内容と価格改定につきまして
アドビのミッションは、すべての人に「つくる力」を提供することであり、Adobe Creative Cloudはその中核をなすものです。アドビは、お客様がクリエイティブな可能性を最大限に発揮できるよう、常に新しいイノベーションをリリースし、提供サービスを拡充し続けて参りました。
過去数年間にわたるAdobe Creative Cloudにおける、継続的な価値の提供-6つの新規アプリケーション、主力アプリの動作環境のマルチデバイス化(web、モバイル、iPadへの拡大)、コラボレーション機能の強化、Adobe Stockアセットや数千のフォントの無料追加提供-を反映し、本日、Adobe Creative Cloud個人版コンプリートプランと法人向けプランの価格改定を発表します。このたびの価格改定では一部の国・地域で実施されます。
今回の変更の対象外となるプラン
- Adobe Creative Cloud個人版単体プラン Adobe Photoshop 、 Adobe Lightroom 、 Adobe Illustrator、Adobe InDesign、Adobe InCopy、 Adobe Acrobat Pro、Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Adobe Audition、Adobe Creative Cloud Express、Adobe Animate、Adobe XDの単体プラン。
- Adobe Creative Cloud フォトプラン
- Adobe Creative Cloud 個人版コンプリートプラン 年間プラン(一括払い)
- Adobe Creative Cloud 学生教職員版、Adobe Creative Cloud 教育機関向けプラン
- モバイル専用プラン Adobe Creative Cloud Express、Adobe Photoshop Express、Adobe Lightroomモバイル版、Adobe Photoshop iPad版、Adobe illustrator iPad版、Adobe Premiere Rush、Adobe Aero、Adobe Fresco。
- Adobe Stockプラン Adobe Stock個人版、グループ版、エンタープライズ版
今回の変更の対象となるプラン
アドビから直接購入されたお客様
- Adobe Creative Cloud個人版コンプリートプラン 年間プラン(月々払い)の場合、月額232円(月々プランは月額402円)値上げされます。年間プラン(一括払い)をご利用のユーザーの皆様は、価格変更の影響を受けません。
- Adobe Creative Cloudグループ版は、ライセンスとプランに応じて、月額222円〜502円の値上げとなります。
販売店より購入されたお客様
- Adobe Creative Cloudグループ版・エンタープライズ版は、プランの種類とご契約内容によって異なる価格が適用されます。
Adobe Creative Cloudのイノベーションの数々
6つの新規アプリ:Adobe Creative Cloudコンプリートプランでは、Adobe Photoshop iPad版、Adobe illustrator iPad版、Adobe Aero、Adobe Fresco、Adobe Premiere Rush、Adobe Creative Cloud Expressといった6つの新しいアプリが提供されました。
アプリ動作環境のマルチデバイスへの拡大:主力アプリの動作環境をマルチデバイスに拡大して参りました。Adobe Photoshop iPad版、Adobe illustrator iPad版の提供に加え、昨年のAdobe MAX 2021でリリースしたAdobe Photoshop web版(ベータ版)によって、Adobe Photoshopをデスクトップ、モバイル、webのすべてを横断する真のエコシステムへと進化させました。
新たなコラボレーション機能: Adobe Illustrator、Adobe InDesign、Adobe Photoshop、Adobe Premiere Pro、Adobe After Effectsでは、チームでの共同作業を容易にするために、コラボレーションへの取り組みを積極的に進めています。デバイスや場所に関係なく、簡単にチームとつながり、制作できるようになりました。
充実したアセットライブラリ、フォント、新しいクリエイティブサービス:Adobe Creative Cloudのメンバーであれば、20,000以上のフォントと Adobe Stockの多様な 高解像度のアセットをご利用いただけます。「ストックとマーケットプレイス」という一元化されたハブを通じ、Adobe Stockが提供する数百万の写真、イラスト、テンプレート、オーディオトラック、ビデオ、3Dモデルなどをご利用いただけます。さらに、この膨大なリソースをすべてのAdobe Creative Cloudメンバーがサブスクリプションの一環としてご活用いただけるよう、これらの素材のすべてのライセンス契約をアドビが担当しております。
AIを活用したイノベーション:先進のAIフレームワークであるAdobe Senseiは、アプリケーション全体に新しい機能を継続的に追加することでユーザーの皆様が面倒な繰り返しの単純作業に取られる時間を減らし、その分ユーザーの皆様が素晴らしいコンテンツの制作により多くの時間を使って集中できるようになりました。Adobe Photoshopの「ニューラルフィルター」、Adobe LightroomとAdobe Lightroom Classicの「スーパー解像度」、Adobe Premiere Proの「音声のテキスト化」、Adobe After Effectsの「コンテンツに応じた塗りつぶし」などAdobe Creative Cloud全体にわたり、すでに数百のAI搭載機能が追加されています。
クリエイターの皆様の学習、インスピレーション、収益化について:Behanceでは新たにクリエイターが有料サブスクリプションサービスを始められるようになり、クリエイティブなキャリアを促進し、作品を収益化できるような機会を提供しています。さらに、数百にもおよぶライブおよびオンデマンドのビデオチュートリアルの提供やBehance内のライブストリーミング機能により、他のクリエイターからインスピレーションを得たり学習したりすることを可能にし、ユーザーの皆様の新しいスキルの習得を支援しています。
価格改定について
アドビから直接購入されたお客様の場合、ご契約のプランに応じて変更がございます。
Adobe Creative Cloud個人版コンプリートプラン
年間プラン(月々払い契約)
(価格改定前:6,248円/月、改定後:6,480円/月)
月々プラン(月々払い契約)
(価格改定前:9,878円/月、改定後:10,280円/月)
Adobe Creative Cloud個人版コンプリートプランの年間プラン(一括払い)をご利用のユーザーの皆様は、価格変更はございません。
Adobe Creative Cloudグループ版(アドビから直接購入されたお客様)
Adobe Creative Cloudグループ版単体プランは、月額222円の増額
(価格改定前:1ライセンスあたり4,158円/月、改定後:1ライセンスあたり4,380円/月)
Adobe Creative Cloudグループ版コンプリートプランは、月額502円の増額
(価格改定前:1ライセンスあたり8,778円/月、改定後:1ライセンスあたり9,280円/月)
Adobe Creative Cloudグループ版・エンタープライズ版を販売店から購入したプラン
Adobe Creative Cloudグループ版・エンタープライズ版の変更点は、各メンバーシップの条件によって異なります。プランについてご不明な点がございましたら、アドビのアカウント担当者がお手伝いします。販売店でご購入されたグループ版およびエンタープライズ版のお客様は、ご購入された販売店に詳細をお問い合わせください。
新しい価格の日程について
2022年4月27日(米国太平洋時間)より、ご利用のプランに応じて新価格が適用されます。ご利用中のメンバーの皆様の場合は、2022年4月27日(米国太平洋時間)以降の次回更新日または請求日に、一部のプランでこの変更が反映されます。また、アドビバリューインセンティブプラン(VIP)のお客様については、2022 年 5 月 3 日から更新および追加ライセンスの価格が引き上げられます。このたびの価格改定が実施される国と地域には、米国、英国、ドイツ、日本、オーストラリアが含まれます。変更点の一覧、影響を受ける国、その他の詳細については、下記よりご確認をお願いいたします。
私たちは、Adobe Creative Cloudメンバーの皆さんから常にインスピレーションを受けており、最高のクリエイティブ製品とサービスを提供することで、引き続きユーザーの皆様が最高の作品を制作できるように努めて参ります。
この記事は2022年3月22日(米国時間)に公開された Creative Cloud offering and price update の抄訳です。