【第3回】プロの水彩画家・柴崎春通さん(75歳)「デジタルで水彩画に挑戦!初めての風景画/Adobe Fresco」動画が公開されました。
YouTubeのチャンネル登録者数は137万人を突破、大人気YouTuberであり、プロの水彩画家・柴崎春通さん。
ご自身の「水彩チャンネル」では、透明水彩の画材の特性を活かして絵を描くためのテクニックやコツをわかりやすく紹介されており、さらに“絵を描くことの楽しさ”を多くの視聴者へ発信しています。
「おじいちゃん先生、デジタルアートに初挑戦!Adobe Fresco」シリーズは、初めてデジタルツールを使ってのお絵描きにチャレンジし、プロの目から見たFrescoの描き心地はどうなのか。初めてデジタルに挑戦する人にとっての使い勝手はどうなのか‥。絵を描きながら楽しく、分かりやすく説明いただいています。
これらの動画は多くの視聴をいただき、国内外からたくさんのコメントが寄せられるなど大好評でした。
今回、第3回の動画が公開されましたので、そのご紹介です。
第3回では「水彩画のにじみや、ぼかしの表現を活かして風景画を描く」をテーマに、Frescoを使ったデジタルお絵描きにチャレンジいただきました。
柴崎さんはプロの水彩画家、いよいよ“水彩”の機能とテクニックを使っての水彩画お絵描き、どんな素敵な絵が仕上がるかその過程も必見です。
今回の動画では、水彩ブラシを使って “にじみ”や“ぼかし”の効果を活用しながら、柴崎さんの手からみるみる色鮮やかな水彩画が描かれていきます。その中で、Frescoは“透明水彩絵の具の、紙に描いたにじみの効果が瞬時に再現される”という点が素晴らしいと評価いただいています。
また、アナログよりデジタルが特に優れている点として、「紙が乾かないこと」だとおっしゃっています。
水彩画は“紙が乾かないうちに描くことが大切”、故に、紙の乾燥の早い冬の時期などは色を作るのに慌ててしまうこともあるそうです。
水彩の命はウエットインウエット。いつ描いても紙が濡れている状態で描けることは、水彩画を描く上でとても素晴らしい点だと評価されています。50年以上アナログで絵を描かれてきた柴崎さんの視点ならではの、デジタルお絵描きの便利なポイントです。
「水の無い水彩は、甘くないキャンディーを食べるようなモノ」そんな名言もくり出されています。
「このアプリのすごい所は、“紙が乾かない”って事なんだよね」
さらに私が驚いたのは、柴崎さんの「風景画にお花を描くときは、お花の説明はやらないんだよね、絵のテーマがお花じゃ無いんだからね」という言葉。なるほど‥!風景画の中のお花も一生懸命細かく描こうとしていた私にとっては、目からウロコです。
長年水彩画講師を務められてきた柴崎さん。デジタルの機能を使った絵の技術だけでなく、絵を描くときの考え方や、絵作りに大事なポイントを織りまぜながらお話しされており、それはまるで絵の授業を聞いているようで、非常に興味深く動画を見ることができます。
もちろん今回の水彩画も“レイヤー1枚だけ”で描かれています!“消しゴム”の使い方も必見ですよ。
是非動画をご覧ください。
【第3回】プロの水彩画家・柴崎春通さん(75歳)「デジタルで水彩画に挑戦!初めての風景画/Adobe Fresco」
柴崎さんのYouTube動画は連載
柴崎さんの動画は連載を予定しています。
これからFrescoを使ってみようかな?絵を描いてみようかな?デジタルはちょっと難しそう‥自分の年齢じゃ無理かも‥。そんな思いがあった方も、是非この動画をご覧いただき、柴崎さんと一緒にFrescoを使ってみてください。不安は一気に解消されることでしょう!
もちろんいまFrescoで絵を描いている方にとっても、柴崎さんの素晴らしいテクニックはきっと勉強になるはずです。
わたし岩本も、更新される動画が楽しみで仕方ありません。
AdobeFrescoは初めてでも簡単に、誰でも「無料」で使うことができます。是非この機会に使って見てください。
柴崎春通
1947年千葉県生まれ。1970年和光大学芸術学科卒。荻太郎、中根寛に師事。2001年文化庁派遣在外研究員としてアメリカに留学し、The Art Students League of New York等で水彩の研究を行う。チャーリー・リードと親交を結ぶ。日本美術家連盟会員。元Salmagundi Art Club会員(米国)。元講談社フェーマススクールズ絵画科講師。
YouTube|Watercolor by Shibasaki
Twitter|@shibasaki_art
Instagram|https://t.co/1r5EGgW4qh
柴崎さんによる「【第3回】プロの水彩画家・柴崎春通さん(75歳)「デジタルで水彩画に挑戦!初めての風景画/Adobe Fresco」動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=CGnC91vAh98
Adobe Frescoは誰でも簡単に「無料」で使えます
Adobe Frescoのインストールはとても簡単、誰でも無料で使うことができます。
ここからは、アプリの入手手順をわかりやすくご紹介したいと思います。
(1)Adobe Frescoアプリをインストール
まずはAdobe Fresco のアプリをお手持ちのデバイスにインストールします。Adobe Frescoは、iPad、iPhone、Windowsで利用できます。(詳しくはこちら)
以下のリンクよりインストールするデバイスを選んで、アプリのインストール画面にアクセスください。画面に表示される指示に従ってログインし、インストールします。
・iOSまたは iPad OSに Frescoをダウンロード
iPadのインストール画面。「adobe fresco」で検索
デバイス上に、Frescoのアイコンが追加される
インストールが完了すると、お使いのデバイスに、Frescoのアイコンが表示されています。
(2)Adobe Frescoを起動して、ログインします
Adobe Frescoのログイン画面
アプリを起動すると、ログイン画面になります。
既にAdobe IDやその他のアカウントをお持ちの方は、それぞれのボタンからログインしてください。どのアカウントも持っていない、もしくはAdobe IDをお持ち出ない方は、一番下のリンクより「新規登録」をしてください。
Adobe IDとはなんですか?という方もいるかと思います。Adobe IDとは、我々アドビが提供している各種サービスの購入や利用などを行う際に必要になる「アカウント」のことです。お持ちのメールアドレスを利用して、誰でも作成することが出来ます。
「新規登録」からAdobe IDを取得
Adobe ID新規登録の画面
ログイン画面一番下の、「アカウントがない場合新規登録」をクリックします。
メールアドレスや名前など、必要事項を入力し、ページ下部の「アカウントを作成」をクリックします。これでAdobe IDの取得は完了です!
(3)Adobe Frescoを起動して、イラストを描こう!
これでFrescoを使ってイラストを書く準備ができました。
Frescoのトップ画面の右上に、丸いアカウントアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、登録した名前が表示されています。
Adobe Frescoのトップ画面
Frescoは多くのアーティストの方にも使っていただいており、魅力的なイラストを描くことができます。Adobeのサイトでも多くの作品やテクニックを紹介していますので、是非参考にしてください。
・Frescoの使い方はこちらで詳しく解説していますので参照してください。
・Frescoについての詳細はこちらから。
Frescoには有料版へのアップグレードも可能です。
ブラシ機能が拡張され、1000以上のブラシが使えたり、100GBのクラウドストレージの利用や、Photoshop iPad版が使用可能、そのほかにもAdobe関連サービスが使用可能になるなど、さらに使いやすくなっています。無料版でFrescoに慣れてきたら、ぜひアップグレードをしてみてください。
自由自在な描画の世界が、手元に広がります。