Adobe Stock コントリビューターから学ぶ - ビデオポートフォリオの価値を高める方法

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クレジット:Adobe Stock/ Southworks

Adobe Stockコントリビューターとして成功するには、年間を通じて購入者のニーズを取り込めるよう、様々な作品で構成された強力なポートフォリオが必要です。Adobe Stockで活躍する映像クリエイターのSouthworksは、ポートフォリオの充実および強化の鍵は、綿密なコンテンツ計画の作成にあると考えています。この記事では、どんなコンテンツをいつ撮影するかを決める際に役立つベストプラクティスをご紹介します。

1. コンテンツカレンダーを作成する

Stock映像をできる限り多様化し売り上げ向上につなげる効果的な方法は、季節の行事や主要なライフイベントを撮影することです。多くの人が経験する永遠に色褪せない瞬間を作品にしましょう。お正月、入学/卒業式、プライドイベント、クリスマスなど、様々な題材が考えられるはずです。

コンテンツ制作専用カレンダーを好きなカレンダーソフトで作成しましょう。前述のイベントや、その他の祝祭日、ライフイベントを入力し、それを基に年間の撮影計画を作成します。

2. Adobe Stockサイトの「コンテンツ募集」要項を活用する

どのようなシナリオの映像をブランドやマーケティング担当者が求めているのかわからない場合は、Adobe Stock Artist Hubをブックマークしてください。ここには、季節コンテンツに関する最新の募集要項が常時掲載されており、購入者がその時点でどのような動画を求めているか有益な情報を入手できます。たとえば、過去の要項では、次のような映像リクエストが掲載されています。

3. 撮影リストを詳細に作成する

購入者の作品ニーズを理解できたら、撮影リストを作成し、必要な情報を入力していきます。Southworksではまず、Adobe Stockの直近のクリエイティブブリーフなどからリクエスト映像の詳細をまとめたデータベースを作成しています。これにより、シーン、ロケーション、モデルなどの項目ごとに分類がしやすくなります。例えば、SouthworksではNotionというソフトを使用していますが、Evernote、Milanote、Excelなどお好みのソリューションを使用してください(テレビ広告やウェブ検索でインスパイアされた画像をPinterestやAdobe Creative Cloudライブラリ、Dropboxフォルダなどに保存し、撮影計画の参考にするのも有効な方法です)。

以下はSouthworksで作成している撮影リストの一例です。撮影案件ごとに必要な詳細をデータベースに入力します。

[入力例]

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撮影リストを作成しておけば、優先度の高い順に撮影を開始できるほか、セットからセットへの移行も、順番が前後してバタバタすることなくスムーズに進めることができます。何より、撮影プランが整理されていることで余裕が生まれ、予期せぬ素晴らしい瞬間やアイデアを取り入れられる可能性が広がります。

4. 主要な行事をテーマにした作品は早めの撮影で最善を尽くす

タイミングが最も重要です。季節の行事や祭日に関連する作品は、数か月前にAdobe Stockへアップロードするのが理想なので、半年ほど前から撮影計画を開始します。そうすれば、余裕をもって撮影場所の選定からモデルの手配、撮影、編集、キーワードの作成、映像のアップロードまで作業を進められるはずです。

以上のように、注意深く丁寧にコンテンツ計画を作成すれば、毎年継続的にポートフォリオを強化し販売チャンスの拡大につなげることができます。

いかがだったでしょうか? Adobe Stockでは写真やイラストといった通常アセットに加え、HDビデオの素材も利用いただけるサブスクリプションプランも提供しています。現在、年間サブスクリプションが初月無料となるキャンペーンを実施中ですのでお試しください。

また、 Adobe Stockにアーティストとして参加されたい方は、こちらからコントリビューター登録をしてください。取り扱われる素材の種類については、各種ガイドラインをご覧ください。皆さんの作品をおまちしています。

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