#488 Illustratorの「テキストからベクター生成」で理想のイラストをつくろう! - 北沢直樹

グラフ が含まれている画像 自動的に生成された説明

北沢直樹さんをゲストに迎え、Illustratorの「テキストからベクター生成」を使い、多様なキャラクターやイラスト作成を実演、理想のイラストを効率的に作成する方法を解説します。

Adobe Illustrator「テキストからベクター生成」を思うように使いこなして理想のイラストを

パブリックベータ版としてどなたでも試せるIllustrator 28.7.3(ベータ)では、ベクターを生成する機能の使い勝手、品質が大幅に向上します。先ずはその違いを解説してくれました。

パネルからより視覚的にコントロールしやすくなったダイアログへ

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション 自動的に生成された説明

Creative Cloudデスクトップ アプリからIllustrator(ベータ)をインストール

プロンプトだけでなくディテールスライダーと効果プリセットを加えるだけでこんなにもバリエーションが

まずは「りんご」を生成します。プロンプトは「りんご」のみですが、5段階のディテールスライダー、そしてサムネで効果が視覚的に把握できる効果プリセットの指定でたくさんのバリエーションを生み出す実例です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション, チャットまたはテキスト メッセージ 自動的に生成された説明

コンテンツの種類「被写体」、プロンプト「りんご」

そしてキャラクター作り。りんごのモンスターをイメージして作成していくのですが、日々試行錯誤した北沢さんによると、「モンスター」と入力するよりも「クリーチャー」とした方が脳内イメージに近いものが出てくるとのこと。ここでは「リンゴのクリーチャー シンプルな ゆるキャラ 背景は白」とし、これもディテールと効果でバリエーションを生成しました。

グラフィカル ユーザー インターフェイス 自動的に生成された説明

コンテンツの種類「被写体」、プロンプト「リンゴのクリーチャー シンプルな ゆるキャラ 背景は白」

お気に入りのスタイルからどんどんバリエーションができる

後半は、りんご以外にも様々なものを擬人化したキャラクターをライブで色々と実演して頂きました。ユニークなのは、お気に入りの生成結果を用いて、異なるものをどんどん生成できることです。生成されたベクターオブジェクトには、そのプロンプト、スタイルが保持されているため、先ずは複製を作り、プロンプトを書き換えて生成できます。

ダイアグラム 自動的に生成された説明

複製してプロンプトを変更

番組チャットも盛り上がり、「すぐに試したい!」という方が多数いらっしゃいました。みなさんも是非見ながら試してみてください。

ゲスト:
北沢直樹/Character Designer
Website | naokikitazawa.com
Instagram | @naoki_kitazawa
X | @naoki_kitazawa

岩本崇/アドビ

目次:
・進化する「生成ベクター」機能(Illustratorベータ版)
・新旧バージョンの比較
・キャラクター作成のプロンプト
・キャラクター生成の新旧バージョンの比較
・CM(Illustrator1分解説!スタイルを参照してイラストを⾃動⽣成
・生成ベクター:カラーとトーン
・生成ベクター:バリエーション/類似を生成
・生成ベクター:スタイル参照 + カラーとトーン
・生成したキャラクター一覧より北沢さんのお気に入り
・気に入ったスタイルを使用してキャラクターを作る
・駐車場と車の例
・Illustratorベータ版の入手方法
・北沢直樹さんのWebサイトとSNS
・抽選会「擬人化してもらいたいXXXXX」結果発表
・エンディング(Creator's しりとりリレー:北沢直樹)