Zeplin for Adobe XD プラグインを使ってデザインを共有しよう!
新しくなった Zeplin plugin for Adobe XD では、デザインやコンポーネントを XD から Zeplin ワークスペースにパブリッシュする際のパフォーマンス改善と新機能の追加が行われています。
どんなデザインチームも、Adobe XD と Zeplin を使えば素晴らしい体験を形にできます。完成した XD のデザインを、構造化され整理された Zeplin のワークスペースにパブリッシュすれば、開発者、製品マネージャー、コピーライターなどチームの誰もが最終的なデザインにアクセスして、何を構築するのか明確に把握できます。Zeplin が提供する情報は、デザインの経験がない人でも簡単に理解できます。
XD チームと Zeplin チームはこれまで数年に渡って協業してきました。XD から Zeplin に書き出す機能を最初の統合として発表したのは 2018 年のことですが、今では毎月、数千のデザインチームが百万以上のデザインを XD から Zeplin にパブリッシュしています。そして今回、XD と Zeplin の統合のアップデートとして新しいZeplin for Adobe XD プラグインを公開することになりました。これまで以上に簡単にデザイナーと開発者、そしてチーム全体が協業できるようになります。
新しいプラグインでも、XD からデザインやコンポーネントを Zeplin のワークスペースに書き出す手順は変わりません。プラグインをインストールしてからオブジェクトを選択し、プラグインのコマンドを実行すると、Zeplin アプリを開くよう指示されます。
パブリッシュの手順は同じでも、今回のプラグインはAdobe XD Plugin API を使った全く新しいコードから構築されています。これによりパフォーマンス改善に加え、いくつかの新しい機能を XD と Zeplin のユーザーに提供します。
- クラウドドキュメントのサポート – XD のクラウドドキュメントからデザインを書き出せるようになりました。従来はローカル保存されたドキュメントだけが Zeplin 連携を利用可能でした。
- サイズの大きなファイルのサポート – XD Plugin API のおかげでサイズの大きなファイルを書き出せます。サイズ制限やタイムアウトの問題はもうありません。
- キーボードショートカットの更新 – XD から Zeplin への書き出しに新しいショートカットを使えます。macOS は Ctrl+Shift+E、Windows は Ctrl+Alt+Z です。
これらの機能が Zeplin for Adobe XD プラグイン に追加されたことで、デザインの公開がこれまで以上に容易にできるようになりました。利用後のデザインチームの声を聞くことを楽しみにしています。
まず手始めに、Zeplin for Adobe XD プラグインをインストールしてください。XD から Zeplin にデザインを書き出す方法についてより詳しく知りたい方は Zeplin サイトに公開されているこちらの記事(英語)をご覧ください。
この記事は Share designs and collaborate with the Zeplin for Adobe XD plugin(著者:Mike Schwartz)の抄訳です