アドビ、IDC MarketScapeの「Worldwide eSignature Software 2021」でリーダーに選出される~世界の電子署名ソフトウェアにおいて「ビジョン」と「経験」で高い評価~

デジタル化を推進するAdobe Signが評価され、アドビはIDC MarketScapeの「Worldwide eSignature Software 2021」のリーダーに選出されました。

IDC Market Scape

新型コロナウイルスの世界的な大流行により、私たちの働き方や、従業員や顧客とのかかわり方が劇的に変化しました。ハイブリッドワーク時代における「ニューノーマル」ではあらゆる規模の企業が、ビジネスを継続するための新しい方法を見つけ出し、成長、革新、繁栄の基盤として顧客体験および従業員体験の向上しながらビジネスを継続することが求められます。

デジタル化と自動化の推進役としての電子署名の重要性が認められ、アドビはIDC MarketScapeの「Worldwide eSignature Software 2021」のリーダーに選出されました。「統合型生産性向上ソフトウェアとデジタルワークフローがビジネスプロセスや、顧客体験および従業員体験にいかに変革をもたらすのか」が重要とされている中、IDC MarketScapeはアドビが持つビジョンと豊富な経験が重要な差別化要因であると評価しています。

英TSB銀行による顧客体験の変革

アドビの顧客体験の変革の成功事例として、英国のTSB銀行があります。消費者や企業に金融サービスを提供しているTSB銀行は、Adobe Signを使用することで紙による申請書や対面での接客をデジタル化することに成功しました。また、同銀行ではセルフサービスのオンライン申請システムを立ち上げ、個人や法人のお客様が、政府支援のビジネスローン制度などの商品やサービスをオンラインで申し込むことができるようにしました。これらはすべてAdobe Signの電子署名サービスによって実現されています。

成果

3ヶ月で14万件の申請書を処理し、デジタル化されたセルフサービスの利用率は84%から93%に上昇しました。これは、数千人ものお客様が重要な手続きを自分の都合に合わせてリモートで完了したということを意味します。

「紙の申請書をデジタル化することは、私たちにとって大きな変革でした。アドビは先進的かつ柔軟なデジタルインフラのメリットと優れたパートナーと協力することの価値を実証してくれました。アドビと共に仕事をすることで、コロナウイルスや急速に変化する状況に機敏に対応することができました。」

TSB銀行、COO(最高執行責任者)、Suresh Viswanathan氏

アドビは、電子署名サービスに加えて、契約書などあらゆる種類の文書に対応した世界共通のデジタルワークフローを実現します。Adobe Signの特長として、日常的に使用するトップアプリケーションに直接組み込んで提供できる点が挙げられます。Microsoft、Salesforce、Workday、ServiceNowなどの企業と緊密な連携を図ることで、政府機関、金融サービス、ヘルスケアおよびライフサイエンス、そしてあらゆる規模の企業の日常業務など、幅広いユースケースで業務効率を改善します。さらに、Adobe Experience Manager Forms, Adobe Experience Manager Sites, Adobe Commerce, Adobe Marketo Engageなどのアドビのカスタマーエクスペリエンスプラットフォームとの統合により、カスタマージャーニー(ラストワンマイル)全体でシームレスな体験を提供します。

アドビのデジタルメディア事業部門担当バイスプレジデントであるサイモン ロングボトム(Simon Longbottom)は、「アドビが電子署名のリーダーとして認められたことは、今日のハイブリッドな職場環境において、業務やコラボレーションの方法の変革をサポートする当社の取り組みが評価されたことを意味します。この変革は、より速く、より便利で、パーソナライズされたエクスペリエンスをもたらすだけでなく、収益向上、業務の効率化、コストおよびリスクの削減の実現やサステナビリティ目標達成を大きく前進させます」と述べています。

既存のアプリケーション内でエンドツーエンドのドキュメント作成や電子署名のワークフローを管理できることでビジネスプロセスを合理化できるだけでなく、オープンで柔軟なプラットフォーム、充実したAPIドキュメント、手厚いカスタマーサポート、透明性の高い価格設定がコスト効率の高いビジネス変革の実現に貢献しているという声をお客様からいただいています。

アドビは、お客様の条件に合わせたビジネス変革を実現すること、つまり、収益向上、アドビではなくお客様のブランドの促進、お客様独自のビジネスニーズに合わせたスムーズなデジタル化への移行に注力しています。

IDC MarketScapeは、今回調査した企業が一貫して、「アドビのソリューションは投資に見合った優れた価値を提供している」と述べたことを挙げ、お客様に成功をもたらすことがアドビの強みであると明言しています。

100万人以上のお客様とフォーチュン100に選出されている企業の多くから信頼を得ているアドビは、マイクロソフトが推奨する電子署名ソリューションにも選ばれています。お客様とのパートナーシップでデジタル業務のあり方を変革することで、働き方改革の強化、業務効率化、従業員体験および顧客体験の向上に特化したサービスで、デジタル文書における効果的なワークフローを提供します。

アドビが世界的な電子署名のリーダーに選出された理由は、こちらのIDC MarketScape Worldwide eSignature Software, 2021の抄録をダウンロードしてご確認ください。

このブログは、2021年10月7日、米国のアドビブログで公開された記事の抄訳です。