2022年 スキルアップのために身につけたいクリエイティブアプリ6選+α
2022年、いよいよ新しい年が始まりました。
みなさんの胸のうちには、“今年はどんな一年になるんだろう”というドキドキした気持ちや、“こんな一年にしたい!”“こんなふうに過ごせたらいいな”というワクワクする気持ち、いろいろな感情が駆けめぐっているのではないでしょうか。
年が改まったいまは、新しいことを始めるには絶好のタイミングです。
今年こそ写真・動画のスキルを身につけたい、デザインの副業を始めてみたい、作品を作ってSNSで発表したい、もっとうまくイラストを描けるようになりたい……思い描く目標は人それぞれですが、2022年はその胸に抱いたクリエイティブな目標、夢を実現する年にしてみませんか? ここではその夢を叶えるために、どのアプリケーションを使い、どのようなスキルを身につけたらいいのかを紹介します。
“スキルを身につけたい”と思っても、自分に合うスキルが何なのかがわからない、そうした迷いを抱えている人でも大丈夫。写真、イラスト、デザイン、動画、web、アニメーション……あらゆるクリエイティブをサポートするAdobe Creative Cloudなら、夢を叶える道が必ず見つかります。
バズる写真加工からアート制作、デザインまでできる万能アプリ…Photoshop
Adobe Photoshopは、世界中の写真家やデザイナーの定番ツールで、写真をきれいに仕上げるのはもちろんのこと、現実にはない空想の世界を作り出す、合成・加工によってアート作品を生み出す、イラストを描く、webデザインに向けたデザインをする、写真をもとに映像を作り出す……数えきれないほど、その用途は多彩です。
目指すクリエイティブスキルが何であろうとも、Photoshopは絶対に使いかたを身につけておきたいアプリと言えるでしょう。“プロが使うツールなら習得も難しいのでは?”という心配は無用です。アドビにはこうしたプロフェッショナルツールでも、少しずつ学びかたを習得できるチュートリアルが用意されています。また、すべてを一気に使いこなそうとせず、自分が興味のある分野、機能、目的から少しずつ学びはじめていけば、ひとつひとつの点がつながり線となり、飛躍的なスキルアップをすることができるはずです。
Photoshopに興味を持ったら、まずはチュートリアルを覗いてみましょう。自分では難しいと思っていた表現が、いともかんたんに実現されていく様子を見ることができます。
ロゴやイラストはお手のもの。デザインスキルを身につけるなら…Illustrator
Adobe Illustratorは、その名の通りイラストを描くことだけでなく、ロゴやアイコンのようなかたちのデザイン、そして名刺、フライヤー、ブックカバー、パッケージ等のデザインまでできる、代表的なデザインアプリです。
クリエイティブな仕事をするうえでも、IllustratorはPhotoshopと並んで需要が高く、このふたつのアプリのスキルを磨けば、デザインの副業を始める、デザイナーを目指すことも夢ではありません。
Illustratorでは、拡大・縮小しても品質が劣化することがないベクターデータを扱います。たとえば、ドラッグしながら曲線のパスを描いていくペンツールは、難しいと言われることが多いツールですが、こうした機能も、チュートリアルを見ながら経験を重ねていくことで確実に身につけることができます。
一線で活躍するデザイナーの定番ツール・Illustratorを使いこなし、写真や画像だけでは実現できない、美しいデザインを作り上げましょう。
チュートリアルで学び、自分でもデザインができるようになったら、腕試しに「Illustrator検定」を受けてみましょう。得意なジャンル、目指す分野ごとにIllustratorの習熟度がチェックできるようになっています。ここでいい点が取れたなら、デザインの世界でもかならず活躍できるはずです。
動画や配信にチャレンジするなら、プロから初心者まで選ばれる決定版アプリ…Premiere Pro
Adobe Premiere Proは、Proの名にふさわしく映像制作、映画制作にも使われている動画編集アプリです。プロ向けというと非常に複雑で難解な操作を想像してしまいますが、Photoshop等のアプリとの連携もかんたんで、思い通りの映像表現ができることから、最近ではYouTuberや趣味で動画編集を始める初心者まで幅広く利用されています。まずはスマホで撮影した動画をつなぎ合わせてみる、文字を入れてみる、音楽を入れてみるというように、身近な素材を使って試してみると、その使いやすさとできあがる動画のクオリティに驚いてしまうかもしれません。
自分の趣味、ペットの動画、旅行先の絶景、人には真似できないとっておきのワザ……そうした動画をスマホで撮影し、Premiere Proで編集してみましょう。TwitterやInstagramにアップしてバズを狙うだけでなく、YouTuberやTikTokクリエイターとして活動することもできるようになります。何が話題になるのかは誰にもわかりません。まずは動画を撮り、人の目を惹くようなキャッチーな動画を作ってみましょう。
動画編集は趣味だけではなく、仕事にも活かせるスキルです。
時代の変化によって、街のポスターは映像に変わり、SNSのプロモーションも静止画から動画へとメディアは変化し続けています。そのとき、動画編集のスキルがあれば、副業としての動画編集はもちろん、普段の仕事でも+αの価値を提供できるようになるでしょう。
動画の演出にこだわる、モーショングラフィックスを作るなら…After Effects
Adobe After Effectsは、Premiere Proと並ぶ代表的な動画編集アプリです。Premiere Proがシーンとシーンをつなぎ、音声を重ねていくような全体の動画編集に向いているのに対して、After Effectsは動画にさまざまな加工を加えることで、シーンを演出することに向いています。
レトロな映像のように仕上げるといった色合いの加工だけでなく、動画の構図にあわせて文字を入れる、グラフィックを入れるといった処理もかんたんです。人目を惹くインパクトのある動画を作りたいのなら、After Effectsのスキルを学ぶことは最適な選択肢になるでしょう。
近年、動画でよく使われているモーショングラフィックスも、その多くがAfter Effectsで作られています。グラフィックデザインのスキルを持っている人にとっても、使いかたを身につければ可能性が広がるアプリと言えるでしょう。
webスキルやオンラインワーク向けスキルを身につけるなら…Adobe XD
Adobe XDはもともとwebデザインのプロトタイピング、つまり実制作に入る前の試作をすばやく行なうことを目的として作られたツールです。画像やテキストをレイアウトできるだけでなく、どこをクリック・タップすればどういったページに遷移するかといった確認がかんたんに行なえるので、まるで実際のwebページを見ているかのようにプレビューすることができます。
しかし、近年ではその扱いやすさ、ほかのアドビツールとの連携のしやすさ、共有機能・コメント機能を使ったコミュニケーション性の高さから、非常に幅広い用途で使われています。共同でひとつのファイルを編集することもできるので、進めているプロジェクトの全容をチーム全員で共有し、作業を進めるといった使いかたも可能です。ページ遷移、トランジションの機能を活かし、プレゼンテーションに使われることもあります。Adobe XDはクリエイティブワークにおいてクラウド管理、コラボレーションワークがキーとなっているいま、身につけておきたいスキルと言えるでしょう。
Adobe XDを始めてみたいというときは、豊富なチュートリアルと学習キットが用意された「XD Trail」を活用しましょう。そして、Adobe XDを使えるようになったと思ったら、「Adobe XD検定」で自身のスキルを確かめてみましょう。
VTuberになる、動かせるキャラクターを作るなら…Character Animator
Adobe Character Animatorは、2Dで描かれたイラストレーションを動かすためのアプリです。動かせるのはその身体だけでなはく、表情までも自然ににアニメーション化することができます。カメラを通して自分自身の動きをトレースしてキャラクターを動かす、言葉にあわせて唇を動かすこともかんたんです。
動画配信をしてみたい、でも自分自身が出るのは抵抗がある。そうしたときは自身のアバターとなるキャラクターに登場をしてもらいましょう。Character Animatorを使えば、VTuberへの道のりにも確実に一歩、近づくことができるでしょう。
興味を持ったら、まずCharacter Animatorをダウンロードして、豊富なサンプルから好きなキャラクターを選んでみましょう。が自分の動きに連動して動く様子にきっとワクワクした気持ちになれるはずです。
自分のスキルを試すなら、アドビ認定資格にもチャレンジ!
クリエイティブスキルを磨くなかで、“自分はいまどのくらい、このアプリが使えているんだろう?”と不安に思うことがあるかもしれません。そうしたときは、自分のスキルレベルを確認するためにも、アドビの認定資格「アドビ認定プロフェッショナル」にチャレンジしてみましょう。
資格取得に向けて学ぶことでこれまでのスキルを見返し、あたらしい知識を身につけることにもなりますし、取得した資格はプロフェッショナルであることの証明にもなり、フリーランスとして働くうえでも、就職・転職の際にも有効活用することができます。「アドビ認定プロフェッショナル」の資格は、現在はPhotoshop、Illustrator、Premiere Proの3つのアプリで試験を受けることができます。
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まずは無料で触れてみよう!Adobe CCで始めるクリエイティブライフ
これまで紹介したアプリは、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)コンプリートプランで使うことができるアプリ・サービスのごく一部です。Adobe CCには数多くのフィールドと用途に向けたツールが用意されていて、そのひとつひとつが、各分野でプロフェッショナルになれる可能性を持っています。
写真、動画、デザイン、web、アニメーション。どれでも構いません。まずは自分が興味のあるものについて、プロフェッショナルツールに触れてみましょう。チュートリアルを見ながら少しずつスキルを磨いていけば、必ず自分にしかできない作品を作り上げることができるでしょう。
思ったほどのめり込めなかったり、ほかの分野に興味が出てきても大丈夫。クリエイティブのフィールドにいる限り、Adobe CCなら自分に合うツールが見つかるはずです。
2022年がスタートしたいま、Adobe CCでクリエイティブな世界に足を踏み入れてみましょう。