Adobe Illustrator デスクトップ版のアップデートv.26.4.1が公開。待望の「ヒストリーパネル」や「箇条書き機能」などが追加

Illustrator デスクトップ版のアップデートv.26.4.1が公開されました。

新機能追加と機能強化を行いましたのでご紹介します。

ヒストリーパネルの追加

今回のアップデートでは、待望の「ヒストリーパネル」が追加されました。既にPhotoshopやPremiere Proには搭載されているお馴染みの機能ですが、多くのユーザ様からのリクエストによりついにIllustratorにも搭載されました。

コンピューターのスクリーンショット
自動的に生成された説明

ヒストリーパネルを使用すると、現在の作業で作成したオブジェクトから、以前のオブジェクトに移動できます。オブジェクトに変更を加えるたびに、新規のヒストリー項目がパネルに追加されます。もう「command+Z」を連打する必要はありません、表示されたヒストリーから項目を選択するだけで、一気に戻って作業を続けることができるので、作業の効率化に是非活用してください。

ヒストリー数はデフォルトでは100となっていますが、メニューから数値設定を選ぶことができるので、ご自身の作業に応じてカスタマイズも可能です。

箇条書きリスト、自動番号リストの作成

書式メニューから、「箇条書き」「自動番号リスト」を自動生成するオプション機能が追加されました。ワンクリックでテキストをリスト化することが可能です。箇条書きと数字の種類を選べるプリセットも用意されており、箇条書きはキーボードを使用してカスタマイズすることもできます。

また、インデントの調整なども簡単に行えますので、ケースに応じて活用ください。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション
自動的に生成された説明

3Dオブジェクトをワイヤーフレームとして書き出しが可能

3D機能にも様々な強化がされています。作成した3Dオブジェクトをワイヤーフレームとして表示できるようになりました。

ワイヤーフレームを使用することで、3Dオブジェクトの基礎構造を表示してより精度を高めることができます。 後で参照できるように、ワイヤーフレームを線描画として書き出すこともできます。

ダイアグラム
自動的に生成された説明

カラーを使用した3Dオブジェクトの書き出し

カラーを使用した3Dオブジェクトを、カラーと共にOBJファイルとして書き出すことがでるようになりました。複数のオブジェクトを書き出すときは、各オブジェクトを変更可能な個別のオブジェクトとして表示することができます。

さらに、3Dオブジェクトに追加されたグラフィックは、マップアートワークとともに3Dオブジェクトをベクター形式でレンダリングできるようになりました。

ユーザのみなさまからリクエストの多かった機能を含め、新たに追加された機能、是非ご活用ください。

新機能と機能強化の詳細はこちらを参照ください。