【インタビュー】Web開発企業の資料の修正作業を効率化したAcrobat Pro

株式会社Riparia

新潟から日本を元気に。今回は経営者としての業務からバックオフィス業務までをこなす室田さんにお話を伺いました。

室田 雅貴

株式会社Riparia

代表取締役CEO

1995年、群馬県前橋市出身。群馬県立前橋高校、新潟大学工学部、同大学院卒業。 大学院在籍中の令和元年に株式会社Ripariaを創業した学生起業家。学生の頃からエンジニアとしてWeb、iOS、セキュリティ、ネットワークの領域に専念。地方と都会を往来しながらエンジニアとしての力を高める。

2020年ヤフー株式会社へエンジニアとして就職するも、リペリアの経営に専念するため退職し、新潟にR(ルーツ)ターン。 今は新潟をより盛り上げることに注力し、アルビレックス新潟のオフィシャルクラブパートナーにもなる。NPO法人ETIC.のMakers University4期生。

新潟から世界に飛び出す

Q. まずは、Ripariaという会社について教えてください。

室田さん「Ripariaは元々『好きな人と好きな場所で暮らせたら幸せだよね、どこでも暮らせる会社を作ろう』という思いから始まった会社です。

2019年9月に創業し、現在創業4期目になります。いちばん最初に『ともるい』という、地方の企業様と首都圏の方を副業で繫げるサービスを始めました。今は『ともるい』に加え、プロモーションパートナー事業として新潟県内の企業を中心に、販売促進や採用ブランディングなどのお手伝いもさせていただいています」

屋内, テーブル, 人, 座る が含まれている画像 自動的に生成された説明

Q. ありがとうございます。では、Ripariaのビジョンや今後の目標などを教えていただけますでしょうか。

室田さん「『ぼくらに迷う楽しさを』というビジョンを掲げています。例えば『ともるい』では、首都圏に住んでいる方々に対して、地方でも副業で働けるという選択肢を提供しています。

また、長期学生インターンシップの受け入れを行う企業と地方学生を繋ぐ、インターンシップ事業も行っています。地方の学生の多くは『地方には働く場所や魅力的な仕事がない』と思い込み、就職のために上京してしまうことがよくあります。県外へ出て色々な経験を積むのは良いことですが、新潟へ戻ってくる際の入り口を作りたいという想いがあります。

そこで情報発信を通じて『新潟ってこんなに面白い会社がある』『新潟で正社員として働く選択肢もある』ということを伝え続けることで、一人でも多くの方の選択肢を増やすお手伝いをしています。今後目指しているのは新潟発の世界で戦える会社です。僕らが雇用を増やし売上を伸ばせれば、新潟にもこんな面白い会社があると思ってもらえます。ただ、『新潟だけで事業を展開する』というこだわりは持っていません。まずは新潟で飛び抜けてから、他県展開も目指していきたいですね」

データ上で墨消しや修正が可能に

Q.室田さんの普段の業務は、やはり経営者としての業務が多いのでしょうか。

室田さん「もちろん予算策定や事業計画を考えたり、採用を担当したりと、経営者らしいこともしています。それに加えて、まだまだメンバーが少ないので、総務や経理、いわゆるバックオフィス業務も基本的に僕がやっています。そして、営業ですね。外部とのリレーション構築もまだまだ僕の日常業務の中心となっています。こうして振り返ってみると、経営者の業務だけではなく、かなり幅広い業務をやっていますね。ただ、これもスタートアップの醍醐味だと思って楽しんでいます」

Q.PDFデータは、普段の業務の中でどのように活用されていますか。

室田さん「契約書周りは、今でも紙でやることもあります。ただ、保管するとなると、紙だけでなくPCにデータを入れておきたいので、全部スキャンして、PDFデータとして保管しています。あとは企画書などを作るときも、PDFデータにしています」

Q. Adobe Acrobat Proの導入意向、よく使われる機能があれば教えてください。

室田さん「まずはPDFの編集ですね。元データは他のソフトを使って製作しているのですが、PDF化した後に細かいミスを見つけると、そのソフトで修正してもう一度PDF化しなければいけませんでした。それが、PDF上で直接修正できるようになったので助かっています。

次に圧縮機能。スピード感重視で、やりとりにFacebook Messengerを使うことがよくあるのですが、Facebook Messengerだと25MBまでのファイルしか送れないんです。ビジュアルが多くて容量が大きい資料などは、PDFにしたあと、さらに圧縮をしてなるべく軽いファイルにしています。

あとはオンラインでコメントを入れる機能も使っています。社内でPDFデータを共有し、メンバーに案を出してもらって、僕がレビューをします。ひとつのファイルを複数人で共有して意見を出し合えるので、とても便利に感じています」

墨消し機能もよく使う」と室田さん。

室田さん「銀行口座の写しなどを提出するときに、関係ないところは消したいということがよくあるんです。これまでは一度印刷し、マジックで実際に塗りつぶして、改めてスキャンしていました。それがデータ上でできるようになったので、大分楽になりました」

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション 自動的に生成された説明

Q.では最後に、今後Acrobat Proで使ってみたい機能があれば教えてください。

室田さん「PDFをフォーム化できる機能を使ってみたいです。契約書は弊社のフォーマットを使用することが多いのですが、その契約書をフォーム化してみたいです」

フォーム化とは、PDFの一部だけを編集可能にすること。例えば契約書であれば、書面部分をロックし、署名部分だけ先方が入力できるデータを作ることができます。

室田さん「入力は、相手のパソコンにAcrobat Proが入っていなくてもできるんですよね?とても便利な機能だと思いますね」

------------------------------------------------------------------------------------------------------

*記事内のリンクは一部を除いて、Acrobatの機能をブラウザ上で無料でお試し頂けるページに遷移します。

Adobe Acrobat Proがあれば、デスクトップアプリ、ウェブブラウザ、モバイルアプリを使って、どこからでも効率良く仕事をすることができます。

Adobe Acrobat Pro 7日間の無料体験はこちら