東京電機大学にてPhotoshopのハンズオンセミナーを開催。学生に最新のクリエイティブ体験を

Creative Cloudのクリエイティブツールはプロだけが使うものではありません。学生はもちろん、生徒や児童のみなさんも、早くからクリエイティブスキルを身につけることで、より有利に、早く自身のステップアップに繋げることが出来ます。

5月15日(月)、東京電機大学の学生約130名に向けて「⾃由自在にクリエイティブ Adobe Photoshop の魅力と使い方」と題して、Photoshopのハンズオンセミナーを開催しましたので、ご紹介します。

空港のターンテーブルの周りに集まっている人達 低い精度で自動的に生成された説明

ハンズオンセミナーはリアルとオンラインを使っての併催

部屋に集まっている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

卒業後に希望する進路について質問すると、ゲーム業界やITサービスに多くの手があがった

今回セミナーを受講したのは東京電機大学未来科学部情報メディア学科の1年生です。これから大学で数年かけて社会で必要な知識やスキルを学ばれることと思います。東京電機大学に通う学生のみなさんは、卒業後の進路として、情報通信やSI、ITサービス、エンジニアとして就職されることを望まれている方も多く、実際に希望する進路について質問すると多くの学生さんがゲーム業界やIT関係の業種へ就職を希望していると挙手しました。

では何故、デザイン業界での就職を希望していないのに、クリエイティブの授業が必要なのでしょうか?
Creative Cloudで養うクリエイティブスキルとデザイン知識は、デザイン業界や印刷・出版などの専門業界にだけに求められるスキルではありません。クリエイティブスキルは今や、どのような職場や職種でも非常に重要となっており、今後もその傾向は強くなっていくでしょう。本セミナーでは、企業が採用人材に望むクリエイティブスキルのニーズが過去10年で4.2倍に増加しているという過去の統計結果を交えながら紹介しました。

参考
企業採用担当者の7割以上が、求職者の「クリエイティブツールスキル」を重要視

Photoshopの基礎知識と、どんなことが出来るのかを学ぶ

本セミナーで初めてPhotoshopに触れる学生も多く、基本知識からスタート

部屋の中でコンピューターを使っている人々 低い精度で自動的に生成された説明

自身で用意した写真を使って「ニューラルフィルター」の機能を体験

初めてCreative Cloudを扱う学生さんも多いでしょう。Creative Cloudには、グラフィック、イラスト、写真、webページ、動画からプレゼンテーション資料の作成まで、全てのクリエイティブを可能にする様々なアプリが揃っていますが、本セミナーでは代表アプリの1つ、「Photoshop」の基本知識と、Photoshopで一体どんなことが出来るのかを学びました。
次のステップでは、学生自身のパソコンを使って、Adobe Senseiを使った「ニューラルフィルター」機能を体験いただきました。自身が用意した顔写真を、スライダーを調整しながら思い思いに変化させてみると、教室からは驚きと笑い声が。目の前で写真が自由自在に変化する楽しさを実感いただけたのではないでしょうか。そして、これがアドビが提供するAI技術であることを体感いただきました。

無料で使えるAdobe Stock、Adobe Fontsも体験

デスクの上のパソコンと椅子に座っている人々 中程度の精度で自動的に生成された説明

全員でAdobe Stockから無料素材の“ペンギン”の写真をダウンロード

人, 民衆, 男, グループ が含まれている画像 自動的に生成された説明

機能の使い方に躓いたら、学生同士で教え合いながら課題をクリア

ノートパソコンで作業をしている人 自動的に生成された説明

セミナーを聞きながら熱心にメモを取る姿も

Adobe IDを持っていれば誰でも無料で使う事の出来る「Adobe Stock」と「Adobe Fonts」もサイトを操作しながら体験いただきました。Adobe Stockから無料素材の“ペンギン”の写真を全員でダウンロードし、その写真を使ってPhotoshopの「コンテンツに応じた塗り潰し」や「空を置き換え」機能を体験。一瞬で写真の空が置き換わる様子を見て“おお、すごい!”という声も聞こえてきました。1つの操作を慎重に、試行錯誤しながらゆっくり操作になれていく学生さんもいれば、早速自分の写真で空を置き換えてみる学生さんもいたりと、様々なチャレンジを見ることができました。
無料で使えるAdobe Stock素材や、Adobe Fonts、いずれもクリエイティブには欠かせない要素であり、それを扱うことができるというのは大きな強みになるはずです。

机の上のノートパソコンを見ている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

質問コーナーでは勇気を出して質問をしてくれる学生も

コンピューターを使っている子供たち 低い精度で自動的に生成された説明

セミナー終了後にも熱心に質問に来てくれた学生たち

最後は今年3月にアドビが発表したジェネレーティブAI「Adobe Firefly」を、デモと動画を交えて紹介しました。まさに東京電機大学の学生のみなさんが目指されるエンジニアの力で開発されているアドビの未来のクリエイティブソリューションです。
セミナー後には質疑応答の時間を設け、学生のみなさんから質問をいくつかいただいたり、また、セミナー終了後にもツールについての質問をいただくなど、みなさんがクリエイティブツールに興味をもっていただいた熱量を感じることができました。

本セミナーを実施された、同大未来科学部情報メディア学科助教の井ノ上寛人先生

セミナー終了後のアンケートでは、「画像編集はとても難しいことで特別な技術が必要だと考えていたが、Photoshopを利用することで難しい作業なく画像編集ができることを学んだ」「今日習ったことやそれ以上のことは、今後就職し、仕事をしていく上で必ず役に立つだろうから勉強して習得したい」など、セミナー内容に手応えを感じていただきました。
また、「アドビの製品に興味が湧いたのでPhotoshop以外の製品にも触れていきたい」「動画編集や、イラストにも興味があるので、他のアプリもいろいろと使っていきたい」といった声があるように、クリエイティブへの刺激を受けていただけたと思います。

東京電機大学はいち早くCreative Cloudを導入いただき、学生のクリエイティブリテラシー教育に注力されています。東京電機大学が導入しているCreative Cloudライセンスでは、全学生が自身のパソコンでCreative Cloudが使える環境を整えておられます。
学生からは「電大ではアドビ製品を自由に扱うことができるため、この恵まれた環境を最大限に利用していき、どの分野の仕事についてとしても、発揮することができるスキルを身に付けていきたいと思う」といったアンケート回答も多く、今回のセミナーを通して改めて今の学びの環境に、将来への大きな可能性があると実感いただいたことも、学生達にとって重要な時間となったのではないでしょうか。


本セミナーを受講された学生のみなさんには、Photoshopの基本知識だけでなく、今後社会におけるクリエイティブの必要性と、デザインの楽しみ方を、一緒に学ぶことができました。今回のセミナー体験が、将来の自身のキャリア形成の一助となればと思います。

アドビは学生のみなさんへ、学校教育におけるクリエイティブスキル向上をサポートします。