#492 Adobe Illustratorでベクターイラストを思い通りに描くコツ - 高田 ゲンキ

テキスト 自動的に生成された説明

ベルリン在住のイラストレーター・漫画家の高田ゲンキさんがCreative Cloud道場のスタジオに来てくれました。思い通りにAdobe Illustratorでベクター表現できない方必見のチュートリアル回です。

ゲスト:
高田ゲンキ/イラストレーター、漫画家
X | @Genki119
YouTube | GENKI STUDIO|高田ゲンキ

アート系ではない一般大学出身。独学で学んできたから分からない人の気持ちが良く分かる

出身は東海大学文学部文明学科、Illustratorは完全に独学で学んだそうです。会社員としてDTPをこなすデザイナー業を経てフリーランスイラストレーターになり、そして今、YouTubeやSNSを通じて「Illustratorを教える」ことをスタート。初心者、分からない人に寄り添ったコンテンツに拘ったチュートリアルを提供しています。

黒いシャツを着ている男はスマイルしている 中程度の精度で自動的に生成された説明

ベルリン在住の日本人イラストレーター / 漫画家の高田ゲンキさん、CC道場のスタジオに来てくださいました

ベクターで「思い通りにイラストを描く」Tipsを連発

Illustratorで描けるイラストには制限があって、シンプルなものに限られる、鉛筆などで手描きするような自由度の高いものは難しいと思っている方は沢山いると思います。今回CC道場でゲンキさんは、Illustratorで自由にベクターを操って思い通りにコントロールするTipsを数多く教えてくれました。

2つのタッチ(主線なし/あり)

番組前半では、「主線あり」と「主戦なし」のイラストレーションをサンプルに、鉛筆で描いた下絵からIllustratorでハンドトレースする実演を交えながら紹介しました。

ロゴ が含まれている画像 自動的に生成された説明

一般的に主線がある絵の方が描くのが簡単とされますが、Illustratorでは逆

ベースのイラストを生成AIでアレンジ

後半は応用編、先ずは生成ベクターを使ったプラスアルファを実演してくれました。先ずは最新の生成AI機能を使ってベースのイラストをアレンジする3つの例を実演。

ゲーム画面のスクリーンショット 中程度の精度で自動的に生成された説明

クライアントのフィードバックにも生成AI機能でサクッと対応

タッチの横展開

最後は圧巻の「タッチの横展開」6種。同一のイラストをベースに、タッチのバリエーション技を連発してくれました。

会社名 が含まれている画像 自動的に生成された説明

タッチ技6選

特に後半は高速で行っているので、何度も見直して習得しましょう。

目次:
・高田ゲンキさんの自己紹介

<前編>ベクターイラストの基本
・「思い通りにイラストを描く」とは?
・2つのタッチ(主線なし/あり)
 - 主線なしタッチの描き方(実演)
 - 主線なしありタッチが難しい理由と描き方(実演)

・CM(Illustratorの文字組み機能・テキストエンジンが進化 - 事前準備とプレリリース参加のお願い)

<後編>ベクターイラストの応用
・ベースのイラストを生成AIでアレンジ(実演)
 - AI活用① 帽子(キャップ)をかぶせる
 - AI活用② 応用 コーヒーを水のグラスにする
 - AI活用③ シャツをアロハ柄に変更する
・タッチの横展開(実演)
 ①外枠の線だけ太くする
 ②線の太さにメリハリをつける
 ③途切れ線イラスト
 ④インク溜まりを作る
 ⑤アナログっぽい線にする
 ⑥ぼやけた線の表現
 ⑦ザラザラのテクスチャ
・黒川リリーさんのイラストをIllustratorで再現
・高田ゲンキさんのSNS
・エンディング(Creator's しりとりリレー:高田ゲンキ)