#498 サンゼ直伝!テキストアニメーションを活かすコツ - After Effects

YouTuberとしてモーショングラフィックスのテクニックを発信するサンゼさんをお迎えします。MVやコマーシャル制作など、様々な現場で培った幅広い映像表現の極意をシェアいただく贅沢な回、必見です!

ゲスト:
サンゼ(和田光司)/YouTuber 、株式会社リヒトグラフ 代表
YouTube | サンゼの After Effects 教室
Website | SANZE LABO
X | @SANZE_motion

動画制作始めた人からよく頂く質問「Premiere ProとAfter Effectsの使い分けポイント」

Adobe Creative Cloudが提供する二つのビデオ編集アプリ、Premiere ProAfter Effects。自分がこれから制作するコンテンツで、一体どちらを使えば良いのかという事をよく聞かれます。どちらもツールなのでそれぞれ一長一短あり、どちらか一つだけでやりきることはできるのですが、適している、適していないという事もあるのでこれを把握しておきましょう。

サンゼさんの例えは、Premiere Proは「のこぎり」、After Effectsは「彫刻刀」、彫刻で木から大まかな形を削り出す作業はのこぎり、細かくディテールを作り込むのが彫刻刀というように使い分けることを意識しましょう。

さらに、各ソフトの作業に対する視点として図で説明してくださいました。

ダイアグラム 自動的に生成された説明

鳥の目で俯瞰で見て全体を把握するのがPremiere Pro、細かいところに潜り込んで見る虫の目がAfter Effects

テキストアニメーションのコツ

リッチなテキストアニメーションを作るポイントが『ズレ』。「時間」、「位置」、「色」、「質感」の4つのズレを演出していく方法を実例でご紹介いただきました。

グラフィカル ユーザー インターフェイス 自動的に生成された説明

After Effects内Z軸のずれの演出を3Dギズモを操作しながら解説

テキストアニメーションの注意点

動かすことは楽しく、どんどん表現にのめり込んでいってしまうことがしばしばですが、一番大事なことは、文字をちゃんと読ませて届けることです。適切な文字数か?文字を読ませるのに十分な時間配分になっているか?崩れすぎてないか?等々読む人の気持ちや体験に配慮して検証することが重要です。特に文字組に関してここまで深く考察されていることに大変感激しました。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション 自動的に生成された説明

動画の世界でも文字組は大事

詳しくはサンゼさんの書籍で!

After Effectsビギナーの方は、今回のCC道場と合わせて、サンゼさんの著書「動画でわかるAfter Effects教室」を片手に学習しましょう。

サンゼさん著書

目次:
・インテル Blue Carpet Projectとは
・サンゼさんの自己紹介
・Aeとの出会い
・ことはじめの紹介
・PrとAeの使い分けポイント
・サンゼさんの著書「一気にビギナー卒業!動画でわかるAfter Effects教室」
・CM(アドビことはじめAfter Effects)
・テキストアニメーションを活かすコツ(実演)
・テキストアニメーション注意点
・サンゼさんのSNS
・抽選会「無人島に持っていきたいエフェクト」結果発表
・エンディング(Creator's しりとりリレー:サンゼ)