クリエイティブなコラボレーションを実現させる、Adobe Photoshopの「ライブ共同編集」機能が登場!プライベートベータプログラムへの参加を受け付け中

Live Co-Editing in photoshop.

私たちは、Adobe Photoshopでのコラボレーションをこれまで以上にシームレスにすることで2025年をスタートします。本日、Adobe Photoshopに新機能「ライブ共同編集」を導入し、Adobe Photoshopデスクトップ版(プライベートベータ版)およびweb版のプライベートベータプログラムのテストにご登録いただけることになりました。

新機能「ライブ共同編集」によって、複数のクリエイターが異なるパソコンやデバイスから同時にドキュメントにアクセスして編集できるようになり、クリエイティブの共有とコラボレーションが可能です。この画期的な進展は、コミュニティからのフィードバックをもとに実現され、クリエイター、チーム、教育関係者のために、コンテンツ制作の加速、コミュニケーションを効率化、そして、クリエイティブなコラボレーションの向上を実現します。

私たちはコミュニティからのフィードバックを非常に大切にしています。Adobe Photoshopの「ライブ共同編集」を試してみたいクリエイターの方はぜひこちらの画面(英語)からご登録ください。

Adobe Photoshopで最も人気のある最近のコミュニティ主導のイノベーションをぜひご覧ください。

Skate Club add in Photoshop.

人気のコミュニティ主導のイノベーション

Adobe Photoshop は2024年、コミュニティからのフィードバックに基づいて調整、合成、選択、タイポグラフィのワークフローを改善する数多くの革新的な新機能を追加しました。Adobe Photoshopアプリを最新バージョンにアップデートし、これらの最新機能をぜひお試しください。

1. 削除ツールの「不要な要素の削除」機能

削除ツールの「不要な要素の削除」機能は、背景から電線や人物を自動的に検知して削除し、写真全体の整合性や遠近感、複雑なディテールを損なうことなく生成されたコンテンツに置き換えます。この機能により、旅行写真の背景に写り込んだ観光客や、美しい風景を邪魔する厄介な電線など、写真から複数の不要な要素を削除することができます。これにより、ワークフローが大幅に簡素化され、面倒な編集作業の手間を省くことができます。

Gif showing Remove Tool with Distraction Removal.

Adobe Photoshopインフルエンサーパートナーによる作例動画をご覧ください。

2. フォントブラウザの強化

タイポグラフィに焦点を当てたプロジェクトでは、強化されたフォントブラウザが役立ちます。Adobe Photoshopアプリに留まったまま、ワークフローを中断せずにクラウド上の30,000以上の無料およびライセンスされたフォントを検索、フィルタリング、ライブプレビューし、使用することができます。フォント名での検索や異なる言語体系の探索が可能になり、デザインの美的要件に完璧に合ったフォントを効率的に見つけることができます。これにより、作業の流れを中断することなくタイポグラフィを強化できます。さらに、クラウドから新しいフォントを追加すると、すべてのAdobe PhotoshopデバイスおよびAdobe Creative Cloudデスクトップアプリ間で自動的に同期され、シームレスに編集が可能です。

Image of Woman looking through bonoculars.

本機能の実際の操作についてはこちらのInstagramリールをご参照下さい。また、Adobe PhotoshopパートナーのEmma Orhun氏が、デザインのインスピレーションの源として本機能を活用している様子もご覧ください。

3. 選択ブラシツール

選択ブラシツールを使用すると、画像の特定の領域をより簡単に、より直感的に選択および調整することができます。「不透明度」と「硬さ」の設定を変更することで、さまざまな透明度、ぼかしたエッジなど、よりリアルで微妙な効果を持つ選択範囲を作成できます。選択ブラシは、選択、合成、調整、コンテンツの生成など、さまざまな作業において、より高度なコントロール、柔軟性、直感性を実現します。

Gif showing Selection Brush.

こちらのInstagramのほか、@iamprestonluke氏や@onadventurewithdad氏による作例動画もご覧ください。画像エレメントをよりシームレスに合成できることがわかります。

4. 最新の Adobe Firefly 画像モデルを使用した生成 AI

「生成塗りつぶし」、「生成拡張」、「類似を生成」の各機能が最新の Adobe Firefly Imageモデルにより強化されました。これにより、イメージ精度が大幅に向上し、より複雑な説明を含んだプロンプトが理解できるようになったほか、より豊かなバリエーションが生成できるようになりました。

5. 調整ブラシツール

調整ブラシツールを使用すると、画像の特定の部分を変更したい場合に、明るさ、彩度、露出などの調整を、ブラシで塗って適用できます。

6. カスタム調整プリセット

30種類以上のカスタム調整プリセットから選び、ワンクリックで画像を変更できます。カスタムプリセットを作成して保存すれば、書き出して共有したり、新しいお気に入りを読み込んで使うことができます。

7. ディテールを向上

ディテールを向上機能により、生成塗りつぶしで作成した画像の鮮明度とディテールを向上させます。既存の画像とシームレスに融合された、より鮮明な結果を得ることができます。

8. 文字ツールでの箇条書きリストと番号付きリストのサポート

文字ツール使って箇条書きリストや番号付きリストをワンクリックで作成できるようになり、手動で書式設定を繰り返し行う手間が省けます。

9. ジェイプおよび変形のコンテキストタスクバーの改善

改善されたコンテキストタスクバーには、シェイプや変形の操作やオブジェクトの回転に役立つ一般的な設定が追加され、メニューを何度も開く手間を省いて作業効率を向上させることができます。

10. OpenColorIO (OCIO) サポートと32ビットHDRワークフロー

Adobe Photoshopデスクトップ版がOCIOに対応し、異なるアプリケーションを横断してカラーワークフローをより高品質に制御、変換、保持できるようになりました。 32ビットHDR画像と互換性を持つAdobe Photoshopツールが増加し、画像の忠実度と色精度が低下する16ビットや8ビットに変換することなく、一般的なワークフローを完了できるようになりました。

11. ベトナム語とインドネシア語の言語サポート

Adobe Photoshopは、新たにインドネシア語とベトナム語のUI言語サポートを提供します。

今すぐご登録し、新機能をお試しください

Adobe Photoshopユーザーコミュニティは、常に私たちの製品開発プロセスに影響を与え、進化の指針となってきました。皆様から寄せられるアイデアやフィードバックは、新たな視点をもたらし、価値のある実用的なソリューションの構築に役立ちます。 私たちは、才能あるデザイナー、アーティスト、写真家をはじめとするAdobe Photoshopユーザーの皆様に力を与えるプロレベルの新機能を今後も提供していきます。

ぜひライブ共同編集のプライベートベータ版のウェイティングリストに登録し、情熱的なコミュニティに参加して、Adobe Photoshopの素晴らしい未来を形作るためにご意見をお寄せください。

また、ぜひInstagramTikTokでAdobe Photoshopをフォローしてください。@PhotoshopをメンションしてSNSに投稿していただくことで、私たちは皆様の素晴らしい作品を拝見することができます。 皆様の最新作と出会えることを楽しみにしています。

この記事は2025年1月14日(米国時間)に公開されたPhotoshop unlocks collaboration with Live Co-Editing, join the private beta!の抄訳です。