MAX Challenge 2025 グランプリ決定!応募総数は686作品


Adobe MAXのロゴをモチーフにしたオリジナル作品を投稿するデザインコンテスト「MAX Challenge (マックス チャレンジ)2025」。今年は「グラフィック部門」「モーション部門」「Adobe Express部門」の3つの部門で開催。初めて応募される方のための初参加賞に加えて、生成AI機能を使用した作品に生成AIチャレンジ特別賞も設けました。「Create magic.」をテーマに作品を募集し、合計686作品 が集まりました。ご応募いただいたクリエイターのみなさま、ありがとうございました!

それでは、各部門の入賞作品の発表と、特別審査員による選評コメントを紹介させていただきます。

グラフィック部門

計291作品 が集まりました。気になる方は #AdobeMAX #グラフィック部門 でBehance、InstagramまたはXで検索してください!

グランプリ作品

MIGI_SATO(wads.)さん

審査員 – 水野学さんのコメント
夢の中を描いたかのような不思議な風景。想像と創造を両立した世界観。有機的なモチーフを、無機的な扱いに繋ぎ合わせている点が面白いです。

準グランプリ作品

honmarin (wads.)さん

審査員 - 水野学さんのコメント
アルチンボルドを思わせる構成。モノクロで統一することにより、どこか不思議さがありつつ、繊細な世界観を描くことに成功しています。

初参加賞作品

三千代 MICHIYOさん


審査員 - 水野学さんのコメント
二次元と三次元の曖昧さが抜けの良い新しい世界観を生み出している。色の合わせ方が絶妙で、これを油画で表現してみても面白いかもしれません。

モーション部門

計103作品 が集まりました。気になる方は #AdobeMAX #モーション部門 でBehance、InstagramまたはXで検索してください!

グランプリ作品

たぬきさん

審査員 – 長添雅嗣さんコメント
「Create magic.」というテーマを収まらず、クリエイティブはこんなにも楽しくて夢が溢れている!というところまで表現してくれています。モニターを前にしてイメージが膨らむ様はクリエイターなら誰しもが経験している景色。キャラクターひとりひとりに個性と役割を与え、すべてのオブジェクトに意味が感じられます。何より作者が楽しんで作っているということが伝わりました。ダメ押しにキャラクターデザインがかわいいという、素晴らしい作品。

準グランプリ作品


MULTRA Inc.さん


審査員 – 長添雅嗣さんコメント
モーションもデザインも、尺の使い方や音への反応、全てが高いクオリティの作品。手触りのある質感から人が生み出すクリエイティブを感じ、有機的なモーションがそれを増幅させていると感じました。色とオブジェクトに埋め尽くされてゆく展開にアイデアが溢れてゆく様を見る事ができます。

初参加賞作品

Riku Kojimaさん


審査員 – 長添雅嗣さんコメント
細やかなモーション付けで視線をうまく誘導し、音楽にも丁寧に反応する見せ方が印象的でした。何より“魔法”という2文字をモチーフとして扱うことで見る人の記憶に残る瞬間を演出できている点が素晴らしいです。記号的な書体にデザインしたところがうまくいった秘訣なのだと思います。

Adobe Express部門

計292作品 が集まりました。気になる方は #AdobeMAX #AdobeExpress部門 でBehance、InstagramまたはXで検索してください!

グランプリ作品

ROTI(ろてぃ)さん

審査員 - デザイン研究所 (デザ研)さんのコメント
浮世絵なのにカラフル、浮世絵なのにロケットがある。浮世絵を現代風にした遊び心のある、「Create majic.」なデザインだと思いました。カラフルであることでクリエイターのイベントっぽくなっており、波やロケットが文字に一部重なっていたりなど奥行きを感じさせるリッチな仕上がりも素晴らしいです。

準グランプリ作品

SiR@planetさん


審査員 -デザイン研究所 (デザ研)さんのコメント
他にはない作風で目を引きました。デザインソフトのようなアイコンが左に並び、消しゴムを使用してビルを消したり文字を消したり。MAXのロゴが立体的かつ窓際に置いてあるオブジェのように写真と一体化している点も見ていて楽しかったです。

初参加賞作品

たれねこーさん

審査員 - デザイン研究所 (デザ研)さんのコメント
Createと栗、magicとマジックがダブルでかかっており、見ていて面白い作品となっています。下の白い文字はマジックで書いたようなフォントを使っており、そこもこだわりが見えて良かったです。栗は全て同じようなビジュアルにするのではなく、1つだけ見え方が変わっているのも抜け感として工夫されているなと思いました。

生成AIチャレンジ特別賞作品


もいじーちゃんさん


審査員 - タマケンさんのコメント
お城や馬車など、生成された素材が巧みに組み合わされていて、おとぎ話のような世界観が見事に表現されています。 シンプルながら洗練された要素の配置が全体のバランスを保ちながら、生成AIのポテンシャルを最大限に引き出している点が印象的です。


Haruka🪨さん


審査員 - タマケンさんのコメント
文房具やアートツール、さまざまな素材を組み合わせて「MAX」のロゴを形作るアイデアが楽しく、デスク上の風景が一つのアートとして見事に完成しています。どれが本物の写真で、どれが生成された素材なのか想像しながら楽しめる、工夫と遊び心が詰まった素晴らしい作品です。

Sath さん


審査員 - タマケンさんのコメント
時代や境界を超えた動物たちの競演が見事に描かれた作品です。 恐竜から現代の動物たちまでが共存する幻想的な世界が広がり、壮大なスケール感とストーリー性が見る人を惹きつけます。MAXのロゴを中心に配置された光や水面のディテールも美しく、生成AIを活用したダイナミックな表現が際立つ素晴らしい一作です。


ここで、審査員を務めてくださいました4名の素晴らしいクリエイターをご紹介します。

グラフィック部門審査員 – 水野学さん

セーターを着た少年 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

クリエイティブディレクター/クリエイティブコンサルタント
good design company 代表
ブランドや商品の企画、グラフィック、パッケージ、インテリア、宣伝広告、長期的なブランド戦略までをトータルに手掛ける。
主な仕事に、Panasonic、熊本県「くまモン」、相鉄グループ、商船三井、再春館製薬所「ドモホルンリンクル」、三井不動産「HOTEL THE MITSUI」、 JR東日本「JRE POINT」、中川政七商店、久原本家「茅乃舎」、Oisixほか。
世界三大広告賞の「Cannes Lions」金賞、「The One Show」金賞、「Clio Awards」銀賞ほか国内外で受賞歴多数。
2023年に発表された「グローバルクリエイテイブランキング」ではクリエイター全体で日本1位、ECD(エグゼクティブクリエイティブディレクター)ランキングで日本1位、アジア太平洋2位、全世界で30位にランクイン。
著書
『センスは知識からはじまる』
『世界観をつくる「感性×知性」の仕事術』〈山口周氏との共著〉(以上、朝日新聞出版)
『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』(誠文堂新光社)
『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』(ダイヤモンド社)など。
Instagram:https://www.instagram.com/gooddesigncompany_official/


モーション部門審査員 – 長添雅嗣さん

人, 屋外, 立つ, 女性 が含まれている画像 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

映像作家。
武蔵野美術大学卒業後、teevee graphicsにて小島淳二監督に師事。モーショングラフィックスデザイナーとして経験を積み2008年に独立。
ミュージックビデオの監督としてキャリアをスタート。現在ではTVCMやTVアニメを主に実写・アニメを横断して様々な映像作品を製作。
2016年KICKS設立。
代表作には、呪術廻戦一期ED、YOASOBI “SEVENTEEN”、東京駅プロジェクションマッピング“TOKYO STATION VISION”、MAZDAブランドCM”心よ走れ。”、ももいろクローバーZ vs KISS”夢の浮世に咲いてみな”などがある。
X : https://x.com/dir_nagasoe
HP : https://the-kicks.jp

Adobe Express部門審査員 - デザイン研究所 (デザ研)さん

会社名 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

SNS起点のデザインメディア。デザイン特化のメディアでは国内最大のSNSアカウント。著書「デザインのミカタ」Amazon総合1位(2023/8/2) 4刷突破。

著書
『デザインのミカタ』
X:https://x.com/designkenkyujo
Inastagram:https://www.instagram.com/designkenkyujo/
Blog:https://desaken.com/

生成AIチャレンジ特別賞審査員 - タマケンさん

オレンジ色のシャツを着た男性 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

フリーランスデザイナーとして、グラフィック、広告、Webなど、幅広いジャンルのデザインを手掛ける。
自身のSNSやブログを通じて、Adobe PhotoshopとAdobe Illustratorのチュートリアルを積極的に発信しており、SNSの総フォロワーは25万人以上。
Adobe Japan プレリリースアドバイザーも務める。
著書
『プロの現場”で使えるテクニック』
『生成AIデザイン制作入門ガイド』
『新世代Photoshop 超入門』
X:https://x.com/DesignSpot_Jap
Instagram:https://www.instagram.com/designspot_japan/
Tiktok:https://www.tiktok.com/@tamaken_designspot
YouTube:https://www.youtube.com/@design_spot
ブログ:https://design-spot.jp/

最後に

今年は 686作品 の素晴らしい作品が集まりました。たくさんの素敵な作品のご応募ありがとうございました。ぜひ次回 のMAX Challenge へのご参加もお待ちしております。来年も皆さんの素敵な作品を拝見できることを楽しみにしております。

【お問い合わせ 】
MAX Challenge 2025 キャンペーン事務局
adobe_max2025@flag-pictures.co.jp