アドビアプリ自動化もくもく会「誰でも気軽に、自動化・効率化を学べる場に」|ACLCコミュニティ紹介

ノートパソコンの画面を見ている男性 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

Adobe Community Leaders Club(以下、ACLC)は、クリエイティブ業界をリードするコミュニティの活動を支援し、その取り組みを広めるためのプラットフォームです。各コミュニティが実施するイベントやプロジェクトの活動レポートを発信し、学びや交流の機会を提供することを目的としています。

今回は、Adobe Community Leaderの三枝祐介さん(@Uske_S)が主催する「アドビアプリ自動化もくもく会」をご紹介します。

Adobe Community Leaders Clubについて
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/roc/adobe-community/leaders-club.html

デスクの上のパソコンと椅子に座っている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

2025年3月22日、アドビオフィスの会議室を使って開催された「アドビアプリ自動化もくもく会#2」の様子

初心者からベテランまで。自動化・効率化についての自学習を後押しするコミュニティ「アドビアプリ自動化もくもく会」

アプリの自動化や効率化を自学習するコミュニティ「もくもく会」は、前身である「DTPerのスクリプトもくもく会」から視野を広げ、2024年12月にリニューアルしてスタートしました。

このコミュニティは、アドビのアプリにまつわる自動化・効率化に興味がある人たちが集まり、知識を共有しながらスキルアップを目指す場です。業務に追われて勉強する時間が取れない人や、同じアプリを使う仲間に使い方を相談したい人、スクリプトに興味のある人などが、気軽に学べる環境を提供することを目的としています。

現在、メンバーは40名以上。2か月に1回のオフラインイベントや、オンラインでのDiscordを通じて、自動化・効率化に関する知識を共有し合っています。

テキスト AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

普段はDiscord上でコミュニケーションが行われている

机の上のノートパソコンを見ている男性 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

「アドビアプリ自動化もくもく会」を主催する三枝祐介 氏(右)と、同運営メンバーの横田孝次郎 氏(左)

コミュニティの特徴は、その独特の「ゆるさ」と「開かれた環境」だと、三枝さんは言います。

参加費や特別な資格は必要なく、初心者から上級者まで、どんなスキルレベルの人でも気軽に参加できるため、スクリプトに関する情報を得たり、実際に手を動かしながら学んだりすることができます。

DTP・印刷業界では、スクリプトの存在自体を知らない人も多く、独学で学ぶには挫折しやすいという課題があります。そんな中、「もくもく会」は幅広いレベルの人が集まり、学び合える場として運営されています。
スクリプトの実践的な知識を得られるだけでなく、同じ興味を持つ仲間とつながることができるのが、このコミュニティの大きな魅力です。

スクリプトを通じて業界のハブになる。「利用者を増やして業界全体を盛り上げたい」

「スクリプトの活用によって、自動化や効率化だけでなく、さまざまな可能性が広がることを多くの人に知ってもらいたいと思っています。しかし、スクリプトに関する情報がまとまった場所がなく、学ぶ環境も十分に整っていないのが現状です。だからこそ、このコミュニティを通じて知識を共有し、お互いに教え合ったり、相談したりできる場を作りたいと思っています。ユーザー同士がコミュニケーションを取りながら自動化について学び、成長できる場になれば嬉しいですね。このコミュニティを活用し、参加者自身が発信しながらスキルアップしていけるような環境を目指しています。」と、三枝さんは語ります。

三枝さん自身がDTP・印刷業界出身で、スクリプト活用の実態や課題、そしてその効果を直接体感してきました。だからこそ、同じ業界の人たちにスクリプトの可能性を知ってもらい、活用して欲しいという思いから、「もくもく会」は誕生しました。

部屋にビデオゲームをしている人達 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

2025年2月に開催したAdobe MAX Japan 2025へ、コミュニティで参加したときの様子

一人で学ぶのは大変。でも、ここに来れば仲間がいる

机の上のノートパソコンを見ている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

「アドビアプリ自動化もくもく会#2」は、リアルとオンラインのハイブリッド形式で開催

2025年3月22日、アドビオフィスの会議室を使って「アドビアプリ自動化もくもく会#2」が開催されました。

イベントはリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催され、遠方の方でも気軽に参加することができます。内容は、ショートセッションや、普段アプリを使う上での工夫などを共有するLT(ライトニングトーク)、そして各自が自分の作業・学習に向き合う「もくもくタイム」などで構成されています。

もくもく会では、多くの会話こそ交わされませんが、自動化・効率化という共通言語を持つ仲間が集まり、参加者同士で教え合ったり議論したり、それぞれの時間を思い思いに過ごすことができる特別な場となっています。

「スクリプトを学びたいけれど、どうすればいいかわからない」という方こそ、ぜひもくもく会に参加してみてください。「一人で学ぶのは大変。でも、ここに来れば仲間がいる」——それこそが、もくもく会の醍醐味といえるでしょう。

ノートパソコンを使っている男性 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

参加者それぞれが自身の課題を持ち込み、黙々と作業をする“もくもくタイム”

机の上に座っている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

当日の進捗報告や、どんなところにつまずいた、どんなものができた、などを共有する“チェックアウト”

“スクリプトを学ぶ楽しさ”を広げ、自分も参加者も共に成長できるコミュニティに

ノートパソコンの画面を見ている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

「自分自身も勉強させてもらっている気持ちで、コミュニティを運営しています」と、三枝 氏

三枝さんがコミュニティを運営する原動力は、単なるスキルアップにとどまりません。スクリプトの可能性を広げ、より多くの人に知ってもらうこと、そして「スクリプトを通じて、あらゆる可能性を広げたい」という思いが根底にあります。

「コミュニティを運営することで、対人スキルが磨かれ、さまざまな人と知り合うことができます。業界の大先輩であり、憧れていた古籏一浩さんと直接話せる機会を得られたことは、自分にとって大きな成果のひとつです。」

参加メンバーにとって、この場は新たな知識やスキルを習得する機会であると同時に、メンバー同士の交流を通じて学びを深める場でもあります。業務の効率化を目指すためだけの集まりではなく、参加者同士のつながりが新たな仕事へと発展するなどの成果もあるそうです。

「スクリプトに代表されるような自動化や効率化を学ぶことは、一人で踏み込むには不安が多く、時には孤独との戦いになることもあります。ですが、このコミュニティに参加すれば、そんな不安を和らげ、背中を押すことができると思います。“ひとつスクリプトが作れた!楽しい!”という喜びを繰り返しながら、学ぶ楽しさを広げていきたいです。どんなレベルの人でも気軽に参加してもらいたいし、スクリプトを学びたいけれど何から始めればいいかわからない人にとっての入口にもなりたいですね。」

そう語る三枝さんの言葉からは、スクリプトを代表とした自動化の仕組みを、より多くの人に届けたいという強い思いが感じられました。

アドビアプリ自動化もくもく会
https://aaam.connpass.com/

ポーズをとる人達 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

アドビオフィスで開催された、「アドビアプリ自動化もくもく会#2」に参加したメンバーとの記念写真

Adobe Community Leaders Clubは、単なる情報交換の場ではなく、共に学び、成長し、業界を盛り上げるためのコミュニティです。あなたの経験やアイデアが、次世代のクリエイターにとって大きな刺激になるかもしれません。

「クリエイティブの力をもっと広めたい」「自分のスキルを活かして誰かの役に立ちたい」——そんな想いを持つあなたこそが、このコミュニティの未来を作るリーダーです。

ぜひ一緒に、新たな価値を生み出していきましょう!

Adobe Community Leaders Clubについて
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/roc/adobe-community/leaders-club.html