「Adobe Photoshop プレリリース プログラム ユーザーミートアップ in 東京」開催レポート|ユーザーとともに、Photoshopモバイル版の未来を描く

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2025年11月15日(土)、アドビ東京オフィスにて「Photoshop プレリリース プログラム ユーザーミートアップ in 東京」を開催しましたのでご紹介します。

本イベントは、日本の Photoshopプレリリースメンバーとアドビの開発チームが直接対話し、ユーザーの声を製品改善へつなげることを目的とした、対話型のミートアップとして実現しました。

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イベントにはリアル参加、オンライン参加含めて、29名のPhotoshopプレリリースプログラムメンバーが集まった

今回のミートアップには、全国から応募いただいたPhotoshopプレリリースプログラムのメンバーが来場し、リアル開催に加えてオンラインでも併催しました。

現行製品や開発中のビルドをもとにフィードバックを集める「プレリリースプログラム」は、アドビ製品をより使いやすく進化させるための重要な取り組みで、さまざまな製品で実施しています。率直な意見を開発チームに届けていただくことで、ユーザーと共に製品を育てていく仕組みです。

Photoshop モバイル版プレリリースプログラム」には、学生やライトユーザー、経験豊富なクリエイターまで、若い世代を中心に多様な参加者が集まりました。実際の利用シーンに近い立場の声を丁寧に拾うことで、プロダクトをより実用的な方向へ磨き上げる——本イベントはまさにこのプログラムが掲げる「ユーザーと一緒に製品をつくる」というコンセプトを体現した場となりました。

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撮影用の自作のアクリルスタンドを披露して会場を盛りあげる、アドビ デザイン製品担当の岩本崇

テーブルを囲む人々 AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

和やかな雰囲気でミートアップはスタート

今回のイベントには、Adobeのサンフランシスコオフィスに在籍するPhotoshop ディレクターのデヴィン・フェルナンデス(Devin Fernandez)と、Photoshop グループプロダクトマネージャーのライアン・ドゥムラオ(Ryan Dumlao)が、開発者の視点から日本のユーザーのフィードバックを直接受け取る貴重な機会として参加しました。

イベント冒頭では、日本のデザイン製品担当の岩本崇と、アメリカから来日したPhotoshopプレリリースコミュニティマネージャー(PCM)のバーク美加子(@Mikako76917122)による温かい挨拶からスタート。期待と緊張が入り交じる会場の雰囲気が和やかにほぐれ、穏やかにイベントの幕が開きました。

参加者を出迎えるPhotoshopグッズとお菓子が並ぶ“ウェルカムテーブル”

ユーザーと共に「つくる」ことで実現する、より使いやすいプロダクトへ

ミートアップ前半では、バーク美加子によるデモンストレーションに続き、ゲストクリエイター・VRsinger・デザイナーの猫日和きゃりこさんが実践的な活用事例を紹介。最新機能の概要だけではなく、日々の制作にすぐに活かせるヒントも共有されるなど、参加者の注目を集めました。

続くワークショップでは、参加者がスマートフォンで Photoshop モバイル版を実際に操作し、新機能を使った作品づくりに挑戦。アドビのメンバーがその様子を間近で確認し、参加者からの疑問や気づきをその場で受け止めながら、双方向のコミュニケーションを重ねていきました。

画面越しでは伝わりきらない反応や表情、操作の迷いまでもが共有され、リアルだからこそ得られる学びと発見がある時間となりました。

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Photoshop プレリリースコミュニティーマネジャーのバーク美加子による、Photoshop モバイル版のデモンストレーション

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VRsinger・デザイナーの猫日和きゃりこ 氏による、Photoshopモバイル版のデモンストレーション

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ワークショップでは全員でPhotoshopモバイル版を使った作品作りに取り組む

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アプリの操作に躓くとアドビのスタッフがサポート

後半のセッションでは、テーブルごとに分かれてディスカッションを実施。「良かった点」「改善してほしい点」「今後期待すること」をテーマに、デザイナー、学生、SNSクリエイターなど、参加者がそれぞれの視点から率直に意見を交わすなど、アドビのメンバーと参加者の間に多くのコミュニケーションが生まれました。

テキスト機能の強化やUIに関する要望、また、「この機能があるともっと便利」「ここはもう少し分かり易くしてほしい」といったリアルな意見が挙がり、開発チームは一つひとつ丁寧にメモを取りながら耳を傾けました。

チームごとに分かれてディスカッションするフィードバックセッション

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参加者の意見を一つひとつ丁寧にメモに取るAdobe開発チーム

後半のトークセッションでは、デヴィン・フェルナンデス(Devin Fernandez)とライアン・ドゥムラオ(Ryan Dumlao)が登壇し、参加者からのフィードバックを得ての感想や、世界と日本のユーザーの使い方の違いを語るなど、ディスカッションを行いました。参加者が質問や要望をその場で直接アドビメンバーへ伝える姿も見られ、参加したプレリリースメンバーのみなさんにも、「自分たちも製品づくりの一員である」という実感を得ていただけたのではないでしょうか。

リアルイベントならではの対話は、オンラインアンケートでは得られないニュアンスを受け止める貴重な時間です。ユーザーの生の声をプロダクトへ直結させるという意味で、今回のミートアップは未来の Photoshop モバイル版に向けた大きな一歩となりました。

トークセッションでは、Photoshop ディレクターのデヴィン・フェルナンデス(Devin Fernandez)とPhotoshop グループプロダクトマネージャーのライアン・ドゥムラオ(Ryan Dumlao)が登壇

テーブルを囲んでいる人たち AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

参加者からはPhotoshopモバイル版の開発に関する質問が寄せられた

30年の技術を手のひらに。モバイルだからこそ生まれる新しい創造体験

部屋に備えている色々な人々 AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

Photoshop プレリリースコミュニティーマネジャーの下川純奈による、Photoshop web版のデモンストレーション

Photoshop モバイル版が目指すのは、デスクトップ版の“縮小版”ではありません。
グループプロダクトマネージャーのライアン・ドゥムラオ(Ryan Dumlao)は、「スマートフォンでも手軽にPhotoshop 体験を届けたい」と語ります。

その背景には、約30年にわたり磨かれてきた Photoshop の技術と表現力を、モバイルでも最大限に引き出すという挑戦があります。幅・クオリティ・素材表現など、モバイルでも他には実現できないレベルのクリエイティブを追求しています。

デスクトップ版の強みを活かしながら、モバイルならではの直感的な操作性や、クラウドによるシームレスなワークフローを組み合わせることで、撮影 → 編集 → アウトプット をスマホひとつで完結できる環境を目指しています。

“いつでも、どこでも、高品質なクリエイティブを”。

Photoshop モバイル版はその実現に向けた中心的なプロダクトであり、ミートアップはその未来をユーザーととともに考える貴重な機会となりました。

手に持った携帯電話 AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

Photoshopモバイル版は、指先ひとつで写真を直感的に編集することができる

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生成AIを始めとする多彩な機能が搭載されているので、自由自在な加工も思いのまま

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東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科のみなさんとのディスカッション

また、今回のユーザーミートアップに加え、より幅広い日本のユーザーの声を取り入れる取り組みとして、東京電機大学の学生の皆さんとのディスカッションも実施しました。学生ならではのフレッシュな視点や操作性に対する率直な意見を伺うことができ、プロダクトの課題や可能性を多角的に捉える貴重な機会となりました。

こうした現場に根ざしたフィードバック活動の継続は、Photoshop モバイル版が、より使いやすく便利で実用的なプロダクトへ進化する確実な後押しとなっています。

ユーザーとの対話が導く、プロダクト進化のサイクル

モニターの前に立っている女性 AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

Adobe Photoshop プレリリースコミュニティーマネジャーのバーク美加子

Adobe Photoshopプロダクトコミュニティマネージャーのバーク美加子は、このプレリリースプログラムの取り組みについて次のように語ります。

「Adobe のアプリは、ユーザーの皆さまからいただく声をもとに進化し続けています。Photoshop は誕生当初からプレリリースプログラムを継続しており、私たちプレリリースコミュニティマネージャーは、寄せられたフィードバックを整理し、翻訳し、“日本の声”としてアメリカの開発チームに届けています。これまでプレリリースメンバーの皆さまからいただいた多くの課題が解決につながり、数々のリクエストが実際の機能として搭載されてきました。開発を強力に支えてくださる皆さまに、心から感謝しています。

Photoshop モバイル版は“小さな巨人”。手のひらサイズでも本格的な画像編集が楽しめる、パワフルで魅力的なアプリです。今回、プレリリースメンバーの皆さまと直接お会いし、ご意見や Photoshop への思いを聞くことができたのは、私にとってもかけがえのない時間となりました。

これからも皆さまの声に真摯に耳を傾け、日本のユーザーの皆さまに長く愛される Photoshop を届けられるよう、開発チームとともに目指して行きます。」

荷物を運ぶ人々 AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

参加者からの質問にも直接アドビチームがすぐに回答

イベント後のアンケートでは、「今まで気づかなかったPhotoshopモバイル版の機能の高さや改善点を知ることができた」 「開発の裏側を知ることで、製品への理解が深まった」といった声が寄せられ、開発者と直接向き合う場の価値を強く感じていただいたことが伝わってきました。

また、「モバイル版は想像以上に使いやすかった」「モバイル版は本当に使いやすくて、いろんな作品を作りたいという気持ちになった」「今日の体験で Photoshop がもっと好きになった」といったコメントも多く、製品そのものへの印象が大きく変わったという声も目立ちました。さらに、「他の参加者の意見を聞けて新たな気づきが得られた」「他の人と意見交換するのがとても勉強になった」など、参加者同士の交流が刺激となったという感想も寄せられるなど、多くの参加者がこのプログラムに参加いただいたことへの手応えを感じていただけたのではないでしょうか。

リアルな場で互いの考えを共有し合う時間は、オンラインでは得られない気づきや学びをもたらします。今回のプレリリースプログラムを通じて、参加者の皆さんにこうした価値を感じていただけたことは、我々アドビのメンバーや開発チームにとっても大きな自信と励みとなりました。

テーブルを囲んで座っている人たち AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

参加者とアドビの開発チームが直接意見を話し合える貴重な時間になった

「ツール」から「パートナー」へ――未来を共に描く“共創の場”として

我々アドビは、Photoshopモバイル版を“単なるツール”から“クリエイティブをともに創る手のひらのパートナー”へと進化させたいと考えています。

Photoshop モバイル版として初のリアルイベントとなった今回、開発チームにとっても多くの示唆があり、今後もプレリリースプログラムをより実りある“共創の場”へと発展させていく予定です。ユーザーの皆さんととともに歩みながら、より良い製品をつくるプロセスを継続していきます。

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参加者全員でPhotoshopの「P」のポーズで記念撮影

生成 AI やモバイルデバイスの発展により、表現の幅はこれまで以上に広がり、誰もがコンテンツを制作し発信できる時代になりました。

クリエイティブはプロフェッショナルだけのものではなく、すべての人に開かれた表現手段です。アドビは、場所や経験にとらわれず、若いクリエイターからベテランまで、誰もが自由に創造を楽しめる環境づくりを目指し、Photoshopモバイル版の進化を加速させていきます。

これからも皆さまとともにPhotoshopモバイル版を育てていければ幸いです。
今後のアップデートにも、どうぞご期待ください!

Photoshopモバイル版はこちらから
https://blog.adobe.com/jp/publish/2025/07/18/cc-design-photoshop-mobile2025